夏、それは冬眠していた脂肪が目覚める時
気温が上がって薄着になると、これまで服の下で大人しく冬眠していた『腹の上のポニョ』が気になり始めますよね。
薄々は気付いていたけど、「オーノー!ここまで育っていたとは!」と、急に焦ってしまう人も少なくないはず。
そこでダイエットに取り組むわけですが、20代前半の頃と違って、一度付いた脂肪はなかなか落ちない。
ちょっと無理をすれば、体力が激減して日常生活に支障をきたすし、腹より先に頬がこけて何だか老けて見える……。大人のダイエットとは、結構難しいものです。
短期決戦は諦めて、食事管理と適度な運動で地道に痩せるのが一番の近道かもしれませんね。
「ノンオイルドレッシング」に隠されたワナ
ダイエット中の人は、カロリーが低くてお腹一杯になれる野菜サラダを積極的に食べると思いますが、よく「ノンオイルドレッシングでさらに低カロリー!」という声も耳にします。
火を通さない生の野菜は、酵素やビタミンをそのまま摂取できるのでダイエット中にもおすすめの食べ方ではありますが、残念ながらノンオイルドレッシングだと、大切なビタミン類の吸収が悪くなってしまうんですよね。
それに市販の物は、油分がない物足りなさを補うために、塩分や糖分を多く含む商品もあります。なので、一概に「ノンオイルドレッシング=健康的」とは言えないかもしれません。
手作りドレッシングで生野菜の栄養を効率良く吸収
そこで僕がおすすめしたいのは、手作りドレッシングです。
自分で作ってしまえば、中に入っている油分や糖分のだいたいのカロリーがわかるので安心ですし、ダイエット中に不足しがちなビタミンや酵素を多く含む野菜・フルーツを使えばさらにヘルシー度UP!
消化も良くなるので、体内に蓄積された老廃物をスッキリ排除することができますよ。
……今、「手作りドレッシングなんて、めんどくさーい」と思ったでしょ?
いやいやいや、ドレッシングなんて調味料と材料をちゃちゃっと混ぜるだけだから、皆さんが思ってるよりずっと簡単に作れるんですよ~。
ダイエット中こそ酵素やビタミンを積極的に摂取!
まずイチオシなのは、【キウイドレッシング】。
南国フルーツは酵素やビタミンCをたくさん含んでいる物が多いので、<美肌になりたい>人、<便秘に悩む>人に食べてもらいたい食材です。
作り方は、いたってシンプルかつスピーディー!
皮をむいたキウイ1個を刻み、オリーブオイルと塩・黒コショウを投入。味見して酸っぱいようなら、ちょこっと砂糖かハチミツを足して、混ぜ混ぜすれば……はい、できあがり!
同じく南国生まれのバナナやアボカド、マンゴーなんかでも作れますよ。
酵素をはじめ栄養価の高いキャベツや人参、セロリなどにかけて食べれば、ダイエット中でもお肌ツルツル&便秘知らずです。
また、夏野菜の代表、トマトは活性酸素を減らす「リコピン」を多く含んでいるので、<アンチエイジングに最適>な緑黄色野菜。
脂肪燃焼に役立つタンパク質も多く、血糖値を下げる効果があるので、食事前に食べると<ダイエット効果>が高まりますよ。
物足りない人は濃厚ドレッシングがおススメ
次におすすめなのは、【なんちゃってシーザードレッシング】です。
レストランでよくかかっている濃厚なシーザードレッシングを、ヨーグルトで作ることで大幅にカロリーダウン。ヨーグルトの乳酸菌が、これまた便秘を予防してくれますよ。
プレーンヨーグルト(大6~)+酢(大1)+塩コショウ(少々)+チューブニンニク(小1)+砂糖(小1)+オリーブオイル(適量)を混ぜ混ぜ混ぜ。お好きな野菜にトロ~リとかけて、めしあがれ!
ダイエット中のサラダに飽きてきたら、ぜひ自分でドレッシングを作ってみてください。気分も新たに「よし!あとマイナス○㎏まで頑張ろう!」と思えるはずですよ!
<参考リンク>