サプリメントは薬じゃない

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季節がら、時々下痢をします。

 

冒頭からすみません。僕は味噌からできた酵素を商売柄積極摂取していますが、それでも時々下痢をします。

 

酵素のおかげで胃腸の調子は快調そのものですが、元々下痢しやすい体質だった為、時々は下痢をします。

 

(今更ではありますが、酵素の有用性に関してはこちらのような記事も書いていますので、読んでみて下さいね。「食物酵素をサプリメントで補うべき理由」)

 

今のような季節に下痢をすると、気になるのは栄養分が体外に排出され過ぎてしまうという事ですね。時々下痢をすること自体はそれほど身体に悪い事ではないのですが、ミネラル分も一緒に出てしまうので、その点は気になります。

 

ですから、下痢をした時などは特に意識してサプリなどで栄養分の補充をするようにしています。

 

健康な体でいるために、美しさを維持するためにと様々な理由からサプリメントを摂る人は多いのですが、サプリの利用には2点だけ注意して欲しいことがあります。

 

それは「サプリメントは、あくまでも栄養補助食品である」という事を忘れずに、かつ「とはいえ、薬に近いものである意識はわすれないでほしい」という事です。

 

病院で医者に処方してもらう薬との大きな違いは、併用のリスクを考えずに飲めてしまうことにあります。一般的に薬と呼ばれているものは、効果や効能だけでなく、副作用も明示されています。また、飲み方、飲む量、時間帯、体調など、摂取するための様々な条件がついています。

 

僕たちが薬を処方してもらうときには、それらの注意や一緒に飲んではならない薬なども説明してくれます。最近ではお薬手帳(このお薬手帳ってのは良いサービスですよねえ)が大きな役割を持っていて、薬の量だけでなく、薬同士の飲み合わせもチェックすることができるようになっています。飲んだときの印象を書いておけば、薬剤師さんがチェックもしてくれるのだそうです。

 

それに対してサプリメントは、あくまでも食品ですから、効果や効能の裏付けはもちろん、副作用に関することも公開されているとは限らないし、公開する義務は、メーカーにはありません。

 

その上、ほかのサプリメントや食品との飲み合わせについてはあまり意識しませんよね。

 

天ぷらとスイカのような昔から言われている食べ合わせ(実際、僕、これを食べ合わせると下痢します!有名すぎる都市伝説!?ではないようですよ!)のように、何となく知っているといったあいまいな知識や感覚でサプリメントを摂取しているのが今の状況です。

 

サプリメントと薬の併用は慎重に

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サプリメントと薬を併用することにはリスクが伴っています。薬の本来の効果を殺してしまう食べ合わせもあるからです。薬は分量が決まっていて、その量を摂ったことでどのような効果があるかもわかっていますが、サプリメントによってその効果が減ったり増えたりすることは想定されていません。

 

サプリメント自体は食品ですから害がないにせよ、その成分と薬の成分が反応し合ったりして、薬がほかの作用をしてしまったり、効果が高くなりすぎたり、薬の吸収が妨げられて予想していた効果をだせなかったりします。

 

例えば強心薬を飲んでいるときに、カルシウムのサプリメントを摂取すると、カルシウムの過剰摂取になります。これは、強心薬がもともとカルシウムを補給する薬だからです。これによって、腎臓に石ができる可能性があります。

 

このように考えると、何らかの症状で薬を飲んでいるときには、サプリメントはお休みするのが安全な方策と言えそうです。

 

「サプリは栄養補助食品である。とはいえ、薬に近いもので、薬の薬効に影響を与える事もあるものである」

 

サプリ屋さんとしては、この点だけは皆さんにも注意をして頂きたいと思うわけです。

 

栄養を考えたサプリメントの飲み合わせ

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では、サプリメントだけを摂っているので、それ以外は気にしなくてもいいかと言われると、これもまた、心配の種です。本来、僕たちは栄養を食物から摂取すべきなのです。それが今の食生活においてうまくいかないことから、そのサポート役としてサプリメントを利用しています。

 

サプリメントは、上手に摂ることで、相乗効果を与えることができます。飲み合わせの良いサプリメントとして、よく言われているのが、ビタミンAを摂るときに、マグネシウムやカルシウムと一緒に摂るという方法ですね。ほかにもマルチビタミンに見るように、ビタミンB群は、個々に摂るよりもまとめて摂ったほうが吸収が良いと言われています。

 

逆に、一緒に摂ることで吸収を抑制し、体に害を与える可能性がある場合もあります。例えば、どこのドラッグストアでも見かけるDHA、そしてコエンザイムQ10などのサプリメントは、脂溶性の性質があるため、吸収を阻害させる作用を狙ったキチンキトサンなどのサプリメントと一緒に摂取するのは良くありません。有効成分を身体が吸収する前に、キチンキトサンが全部捕まえてしまうからです。

 

また、カルシウムや亜鉛などのミネラル系サプリメントを食物繊維系のサプリメントと一緒に摂取するのもおススメできません。害があるわけではありませんが、やはり有効成分が体に吸収されず積極的に体外に排出されてしまう為、期待した作用が現出されません。

 

このようにサプリメントはただの食品だと思ってしまうと、意外な落とし穴がありまます。しっかりとチェックをしてから摂取するようにしたいですね。

 

かかりつけの薬局などがあれば、サプリの飲み合わせなどに関しても薬剤師さんはきちんと説明をしてくれます。

 

「サプリだから大丈夫」とは思わずに、薬を飲んでいるような時は、少し注意をするようにした方が良いでしょう。

 

サプリは非常に良いものです。上手に使って健康管理に役立てて下さいね。

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