意識せずとも自然に美肌
食べ物がおいしい季節になりました。僕はバーベキューが好きなんですが、今は絶好のシーズンですね!
バリバリ食べるのが大好きな僕ですが、改めて調べてみると、自分で意識はしないものの、結構美肌に良いものを自然と食べていることに気が付きました。
決してオネエ系というわけではないのですが、女性陣から「肌が綺麗ですよね」って結構言われていたりします。
僕は男ですから、お肌云々をそれほど意識をするわけではないのですが(何度も言いますが、オネエ系では決してありませんので!)、僕が普段何気なく食べているものは、実は「美肌にこだわる女性たち」が自然と食べている食材と一致していることがわかりました。
今回は、その辺を掘り下げて書いていこうと思います。
身近に沢山ある「美肌に効く食べ物」
「美肌効果の高い食べ物を意識して摂りたい!」という人は多いですよね。実は、身近にも美肌効果が期待できる食べ物はたくさんあります。
美肌といえば、まず頭に浮かぶのが、ビタミンCです。ビタミンCはコラーゲンの生成を助けるだけでなく、自身の抗酸化作用を使って活性酸素を除去してくれます。これによって、体の酸化を防止してくれるのです。
また、ビタミンCには、ストレス緩和作用があります。日々のストレスは肌に直結しますので、肌のためにストレスフリーでいるのは大切です。実際にストレスを緩和させてくれるのは副腎皮質ホルモンですが、その合成に力を貸しているのがビタミンCです。
肌のターンオーバーにも欠かせないビタミンCは、アセロラやキーウィ、グアバ、柿といったフルーツ系だけでなく、キャベツやじゃがいも等にもたっぷりと含まれています。普段からビタミンCを摂るには、これらの主要野菜がいいですね。
いろいろな面からサポートしてくれるその他のビタミン類
肌にいろいろと作用してくれるビタミンは、他にもたくさんあります。
例えば、ビタミンB群はそれぞれがさまざまな働きを持っていますが、共通しているのが、肌の新陳代謝をサポートしてくれることです。
疲労回復や成長を促進する効果もありますので、美肌にはとても有効ですが、残念ながら水溶性で蓄積ができないので、毎日摂る必要があるのです。僕たちはこれらのB群を、豚肉やレバー、マグロ、豆類、牛乳、卵などから摂ります。
抗酸化で美肌を維持するには、ビタミンAですね。ビタミンAを含む食品といえば、なんといっても緑黄色野菜とレバーです。
また、「若返りビタミン」と言われているビタミンEには、抗酸化作用と血液改善作用があります。血行が良くなると乾燥やシミ等の肌トラブルを改善してくれるので、ついつい期待をしてしまうビタミンです。ビタミンEは、ナッツ類やカボチャなどで摂ることができます。
体内から美肌を作り出す
美肌の大敵といえば、便秘。便秘には、良いことがひとつもありません。
これを解消してくれるのが、食物繊維だということはよく知られていますね。腸内の悪玉菌を食物繊維ですっきりと外へ運び出し、美肌作りに最適の体内を作ることが大切です。
食物繊維を多く含む食べ物は、普段僕たちが口にするニンジン、キャベツ、果物、海藻、キノコ、豆類などです。
さらに、腸内環境を整えると、美肌作りにもより一層効果を発揮します。それを促すのが、乳酸菌です。
乳酸菌は、酸によって悪玉菌をやっつけてくれます。腸まで届く乳酸菌といえば、和食に欠かせない漬物です。他にも、ヨーグルト、チーズ、みそ、しょうゆなどがありますね。
最近注目のレスベラトロール
ポリフェノールの美肌効果は、特に最近注目を浴びています。その中でも、レスベラトロールは、効果が高いポリフェノールの一種として人気急上昇中です。
フレンチパラドックスの理由がワインではないかと言われていますが、ワインには、多くのレスベラトロールが含まれています。レスベラトロールは肌のターンオーバーを促進するので、美肌効果が高いのです。
さらに、肌の潤いやハリも保ってくれるので、より一層弾力性の高い美肌を作り出すことができます。万が一、ニキビなどが発生しても、レスベラトロールの抗炎症作用がトラブルを抑えてくれます。
レスベラトロールを含む食品としては、代表的な赤ワイン以外にも、アーモンドやココア、ピーナツの皮などから摂ることができます。
今回挙げた4つのカテゴリーに属する食べ物を無意識にでも摂れるようなライフスタイルにすれば、「美肌勝ち組」に入れること間違いなしです。
この4つのカテゴリーを摂取する際には、調味料などにこだわってみると、もっと美肌効果が高くなります。「塩麹だけじゃない!麹菌を活かした調味料について」なども参考にしてみてください。
「美肌勝ち組」を目指して、最初のうちは「食材を少し意識すること」から始めてみてくださいね。