休息を取っているつもりになっていませんか。
蒸し暑く寝苦しい夜が続きますね。
僕は最近、清涼シーツなる武器をホームセンターで購入したのですが、これが秀逸!
蒸し暑い夜でも扇風機を軽く回しておけば、清涼シーツが布団の熱を逃がしてくれるので、寝苦しくて少しでも涼しい場所を探して寝返りを打ちまくる、あの悪夢のような夜からは解放されます。
昔、高見山がコマーシャルをやっていた某老舗布団メーカーの少し値段が張る清涼シーツを購入してみたのですが、これは大当たりでした。
ちょうど夏真っ盛りですが、今年の夏はこの「リーサルウエポン」のおかげで、寝苦しい夜からはどうやら解放されそうです。
でも睡眠に関しては、清涼シーツだけでは問題が解決しないという人も多いようです。
朝、目が覚めてもなんとなくすっきりしない、あるいは、逆に疲れを感じるときって結構ありますよね? これは、良質な睡眠が取れず疲労が十分に回復していない証拠です。
疲れを取る睡眠は僕たちにはとっても大切な時間なのに、これではもったいないですよね。
睡眠によって新陳代謝を活発にすることで、消化や吸収・排泄の準備が体内で行われます。これらは、昼間に蓄積した疲労を改善して、元気な体に生まれ変わるためには不可欠な行動です。
しかし、さまざまなストレスや生活習慣の乱れによって、本来休息するべきときにそのスイッチが入らず、結局眠りが浅いまま朝を迎えてしまうという「質の悪い睡眠」になってしまいがちです。
疲労回復のためには、休息ができる睡眠が必要です。そのためのコツを今回はいくつか紹介しましょう(清涼シーツはあくまでも「僕の場合には効いた」という一例なので、ホームセンターに殺到しないようにしてくださいね(笑))。
まずは、簡単なところから始めましょう。寝る前にやることのひとつ目が、細く長く息を吐く深呼吸です。まず、鼻から息を大きく吸い、口から細くゆっくりと息を吐いていきます。これを数回繰り返すと余計な力から体から抜けて、寝るモードになります。
これだけでも良いのですが、寝る前にお風呂にゆったりと入るのも効果的です。このときはあまりぎりぎりに入るのはなく、寝る1時間から2時間前に入るようにします。お風呂の汗がひいてきて、体温が徐々に下がってくると自然に眠くなってくるので、この流れを乱さないようにするのがいいですね。
このときに、スマホやテレビは厳禁です。また、脳が興奮状態に戻ってしまいます。
贔屓の球団が勝ったからと言って、夜遅くまでスポーツニュースを見ているのも実は良くありません(僕は妻に怒られます)。
ただ、負けてイライラが募ると余計に質の良い睡眠は取れなくなるので(23連敗!セリーグ記録更新!なんて悪夢を見ることもあります)、そこは悩ましいところです。
脱線してスミマセン。。。。
とにかく、寝る前のテレビのガン見、そしてスマホやパソコンいじりは厳禁ですので、それだけはお忘れなく。
ストレッチで疲労回復
たくさんの汗をかいた日は気持ちよく、疲労など微塵も感じません。もちろん『虫こなーず』のCMのように、「筋肉痛は避けられない」という人はたくさんいますけど。でも、軽度の筋肉痛は疲労回復のためには良いものなのですね。
普段の生活では、「よく使う筋肉」と「あまり使わない筋肉」の2種類が存在しています。生活スタイルによってどの筋肉を使うかも変わってきます。積極的に運動をしなくても、ちょっとしたストレッチなどで普段使わない筋肉を伸ばすだけでも気持ちがよく、疲労回復に役立ちます。
継続して行おうと気負うのではなく、仕事や家事の合間、寝るちょっと前など、気軽な気持ちで簡単なストレッチを生活に取り入れましょう。
僕もパソコン仕事が多いので、マメにストレッチを取り入れるようにしています。海中を漂うワカメのように、身体をぐにょぐにょとくゆさせる運動もおすすめです。
はたから見ると何とも艶めかしく妖しい動きなので、人前でやるのはおすすめできませんが(ただ、ガラッと突然妻に部屋のドアを開けられて怪訝な目で見られたことは何度もあります(汗))。
疲労は、筋肉が硬いと取れません。栄養も酸素も体温も、体をめぐるものはすべて筋肉の中を通って運ばれていきます。これらがエネルギーになり、疲労回復につながります。
簡単なストレッチは、硬くなった筋肉をほぐしてくれます。少し筋肉が硬くなったとか、筋肉を動かしていないなと思ったら、ゆっくりと筋肉を伸ばしたり縮めたりして動かしてあげましょう。たったこれだけのことで十分なのです。
運動と筋肉と疲労に関しては、より掘り下げた記事も過去に書いていますので、そちらも参考にしてみてくださいね。
毎日ご飯と味噌汁を食べて疲労回復
疲労回復に効果的な栄養素もたくさんあります。
まず、頭に浮かぶのがアミノ酸です。僕たちの体はタンパク質でできていますが、体のタンパク質を作るにはアミノ酸が欠かせません。アミノ酸は肉類、魚介類、乳製品に多く含まれています。もちろん、僕たちの主食であるご飯や小麦にも含まれています。
パンやパスタといった小麦製品は、ご飯に比べてアミノ酸の量が少ないので、どうしても補食的に肉や乳製品を摂る必要があります。その点、お米はたっぷりとアミノ酸が含まれています。その上、ご飯と相性の良い日本の発酵食品、味噌や豆腐、納豆いった副菜には、たっぷりとアミノ酸が含まれています。
そう考えると、ご飯と味噌汁という組み合わせは毎日アミノ酸を摂るにあたっては、理想的なカップルと言えるでしょう。
これらの要素を取り入れて、効率的に疲労を除去する努力をしてみてください。即効性はありませんが、半年スパンくらいで体調に雲泥の差が出てきますよ。