形状による違いで見てみよう

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先日、知り合いからの頼みで中国人の観光客の観光アテンドをしてきました。

 

いわゆる「爆買い」が大好きな彼らですが、なんと「酵素のサプリが良いと聞いたのでたくさん買って帰りたいんだけど、どれが良いの?」と薬局で聞かれて、僕は嬉しくなってしまいました。

 

うちの「なかきれい酵素」を渡しても良かったのですが、たまたま持ち合わせの在庫もなく、また飛行機までの時間もなかったので、別の酵素サプリをおすすめしました。それにしてもまさか、中国人にまで酵素の良さが知れわたっているなんて。

 

嬉しいような、びっくりなような、とてもグローバルな驚き(なんのこっちゃ!)を体験した僕なのでした。

 

……というわけで、今回は酵素サプリの製法に関する記事を書こうと思います。いつも最初から話が脱線してしまいスミマセン……。

 

一般的に「酵素サプリメント」と呼ばれている商品を見ると、ドリンクタイプのものから、パウダー、ペーストなどの形状があります。これらの形状は、製造方法によってさまざまな長所短所を有しています。メーカー各社が工夫に工夫を重ねた結果ですね。努力の結晶なのです、はい。

 

酵素サプリメントの中でも、ファスティングなどでよく利用されているのが、ドリンクタイプのものです。ドリンクタイプは、数十種類から数百種類の原料を発酵させて作っています。

 

しかし、酵素ドリンクタイプには懸念事項があります。液体で販売する場合には、食品衛生法により加熱加工が義務付けられているのです。

 

酵素が熱に弱いのはよく知られていますが、50℃から60℃で加熱してしまうと死滅してしまい、本来の働きができなくなります。また、ドリンクタイプは、水分も多く含んでいるのも特徴です。こうした懸念材料が多いのが、ドリンクタイプの酵素の特徴です。

 

粉末タイプの場合は、このドリンクタイプを粉末化したものと、酵素を作り出す作用がある麹菌などの微生物が含まれた材料を微粉末にしたタイプの2種類があります。

 

ドリンクタイプを粉末化した場合は、成分はドリンクタイプと同じです。工程で言えば、ドリンクタイプをさらに粉末化するという工程が追加されています。

 

微生物が付着しているタイプの場合は、微生物の持つプロテアーゼやアミラーゼ、リパーゼといった成分を取り込むことができるので、体内の消化酵素の減少を緩やかにすることができます。

うちの「なかきれい酵素」はおおまかにいうとこの分類に入ります。

 

他にペーストタイプのものは加熱工程の義務がないため、酵素本来の働きを持ったままで製品化することができます。

 

味噌や納豆などの発酵食品を、その働きを維持した状態で、加熱することなく発酵させてサプリメントにしていきます。製造工程で加熱の作業がなく、長期発酵がされているものは「生酵素」と呼ばれて、腸内環境を整えるのにもっとも適していると言われています。

 

 

発酵食品と同じ製法の生酵素

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酵素と言えば、日本では発酵食品である味噌や納豆がイメージされます。生酵素は、この日本の伝統的発酵食品の技術を汲んだ製法です。

 

生酵素はそのまま腸内に運ばれ、腸内細菌が作る酵素を増やす働き――つまり、腸内の酵素生産を活性化させます。

 

この製造過程において熱処理を行わない生酵素は、まさしく“発酵”食品と言えるでしょう。酵素の栄養素を十分に活用できる製造方法です。

 

低温処理製法で作られたサプリメント

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栄養素の中には、高温に強い栄養素と高温に弱い栄養素があります。例えばリコピンは、高温に強い栄養素です。ですから、僕たちはトマトを調理して、トマトスープや、ピューレなどを利用した料理によって、リコピンを摂ることができるのですね。

 

逆に酵素は、高温に弱い栄養素です。ですから、低温処理製法で製造される場合が多くなっています。この方法は、全く熱を加えないわけではなく、35度から37度という体温に近い状態でゆっくりと加熱することで、サプリメントの成形を行います。

 

例えば、パウダー化された酵素を錠剤として固めるには、高温でギュッと固めるのが手っ取り早いのですが、そうすると酵素は死活してしまいます。ですから、低温処理製法でじっくりと製造していくのです。

 

手作業で作られたサプリメント

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ドリンクタイプの酵素サプリメントを作っている企業によっては、全てを手作業で行うことで、発酵食品本来の力を引き出そうとしているものもあります。

 

多くの発酵食品は、自然のままに発酵させようとすれば、1年を越える長い年月をかけて少しずつ発酵させることになります。その点、手間暇かけた酵素サプリメントは、酵素本来の力を上手に引き出すことができます。

 

まず、材料となる野菜類をスライスし、培養した自然の有用菌と一緒に樽などで寝かします。すると、材料の中でゆっくりと発酵が進んでいきます。ろ過して、一番栄養価の高いエキスを取り出します。そのままゆっくりと寝かすと、さらに発酵が進んでいきます。

 

充分に発酵したエキスは、さらに材料を加えて、寝かせていきます。この工程は、1年以上もかかる作業となります。毎日菌を刺激するように撹拌している様子は、驚きの一言です。

 

そうしてできた発酵食品は、アルコール除去を行なったあとに瓶詰されます。心をこめて丁寧に作られた酵素サプリメントは、安心して飲むことができますね。

 

色々とある酵素サプリメントですが、製法ではこれらの違いがあります。あとは酵素の由来の原料によっても、違いがあります。

 

由来の原料 × 製法  この掛け合わせでサプリの性能がきまります。

 

僕自身は、酵素サプリは、突出した消化力こそが一番大事だと思っているので、そこのこだわりが強いです。

 

日本伝統の発酵食材に関しては、おもしろい視点からまとめた人気記事もあります。

玉の輿にも効果あり!? 【味噌 焼きおにぎり】で異性のハートをつかむ!

 

我ながらおもしろいとかなり自己満足している記事ですので、こちらもぜひ参考にしてみてください!

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