“Boys, be ambitious”.
日本語に翻訳すると「少年よ大志を抱け」。
この有名な英語のフレーズは、札幌農学校に勤めていたアメリカ人・クラークが、学校を去るときに教え子たちに贈った言葉として有名ですよね。今でも札幌にはクラーク博士の銅像があり、観光スポットとして賑わっています。
この翻訳にも諸説あり、実際には大きな夢を抱けといった意味合いよりも「まぁ、頑張れ!」と気軽にポンと肩を叩いて応援したという説もあります。
そして、僕イチオシの「酵素」。このブログでも、幾度となく酵素についてお伝えしました。酵素を積極的に摂取することで、腸内環境の正常化が進み、体にとって良いことずくめになります。
一方で、酵素は熱に弱い特性があることもお伝えしました。
そこで酵素を効率よく摂取するために登場するのが、酵素サプリになります。
では、酵素サプリとは何か。
クラーク博士のようなストレートな言葉でお伝えしましょう。
ずばり「酵素」とは?
「酵素」とは、私たちが生活する空間に多く含まれている物質である。
はい。ざっくりとした解説ですね。
と言いますのも、酵素とは、食べ物のみに含まれた成分ではありません。
例えば、衣類用の洗剤。「酵素のパワーで驚きの白さに!」のようなキャッチフレーズで販売されている商品を見たことってありませんか?
ほら、ここにも酵素という文字が登場しましたね。
他にも、胃腸薬のCMでは「消化酵素が私たちの胃腸を強力にサポート」なんてフレーズも使われています。胃腸薬に含まれる消化酵素も、その名のとおり酵素の仲間です。
このように、酵素は決して食べ物に限定された成分ではなく、私たちが生活を送るうえでさまざまなシーンで取り入れられています。
もともと、酵素が持つパワーにも特徴があります。例えば、胃腸薬に含まれるのは、消化酵素。消化を促す酵素ですね。
僕がイチオシの酵素食品「味噌」などに含まれる成分は、食物酵素と呼ばれています。食べ物の数だけ酵素があると言えるほど、多種多彩なものの中に酵素は含まれているのです。
酵素サプリはダイエットの味方!
私たちの体に直接働きかける酵素は、ダイエッターにとっての強い味方です。
さまざまな食材に含まれる酵素を効率よく体内に吸収して、腸にまで届ける。これが、腸内環境正常化への第一歩だと僕は考えます。
無理な食事制限ではなく、しっかり食べて、しっかり出す。お腹の中から綺麗になるという点でも、酵素を含んだ食材やサプリメントを積極的に摂取することをおすすめしたいのです。
けれども、人間が一度の食事で食べられる量には限界がありますよね。もちろん、食べすぎは肥満のもと。無理して食べることを続けていると、摂食障害を引き起こしてしまうケースもあるのです。逆に食べなくても然り、ですね。
酵素の特性のひとつに、ゆるやかに腸内環境を整えていく作用があります。なので、即効性を期待される方は、効果が弱いかなと感じてしまうかもしれません。
リバウンドしづらいダイエット方法として、長期的に取り組むことのできる活動として、特に酵素サプリの摂取はメリットが大きいと僕は思います。
(酵素とダイエットの関連性を別の切り口から書いた人気記事もご覧ください→「ダイエットの副産物<便秘・肌荒れ>は、消化酵素たっぷりの手作りドレッシングで解消!」)
酵素の弱点は熱!
私たちの体を助けてくれる酵素ですが、酵素本体には欠点もあります。
それは、熱に弱いこと。
味噌などの発酵食品や野菜、ヨーグルトといった乳製品などにふんだんに含まれている酵素ですが、共通の特徴として「熱に弱い」ことが挙げられます。料理などで加熱調理してしまうと酵素が破壊され、本来の力を十分に発揮できなくなってしまいます。
そこで便利なのが、酵素サプリです。
酵素サプリは、私たちの腸に酵素が直に働きかけられるように調整されています。そのため、日常の食事に酵素サプリを加えるだけで、腸内に良い酵素を増やすことにつながります。
そして酵素が増えると、腸内の善玉菌が増え、体に悪さをする悪玉菌が減る。
酵素の力で、良い循環が完成するのです!
とは言うものの、やはり人間の体のベースとなるのは、規則正しい3度の食事から。さらに付け加えると、酵素サプリはあくまで栄養補助的存在。そう、おかずにプラスアルファした栄養素的な存在です。
ですので、酵素サプリの力を存分に発揮するためにも、まずは野菜や味噌汁などを中心とした規則正しい食生活へと改善を図りましょう。
さらにその食卓に、酵素サプリも一緒に並べて摂取する習慣をつけること。
このコンボによって、体の中から綺麗になれること、間違いなしです。