『全ての道はローマに通ず』

 

「目的達成までの手段や方法は何通りもある」ことの例えとして使われる、この言葉。他にも、ひとつの道理がありとあらゆることに適用されるという意味でも使われます。

 

今や格言として使われている、「全ての道はローマに通ず」。ローマ帝国全盛時代、世界各地からの道が首都ローマに向かって通じており、物事が中心に向かって集中していることから、このような表現が誕生したようですね。

 

この言葉を残したのは、フランスの詩人、ジャン・ド・ラ・フォンテーヌです。

 

おいおい。イタリア人ちゃうやん! めっちゃフランスの人がローマに通ずとか残しちゃってるやん! ……なーんて、思っちゃいますよね。地元ローマ市民が「全ての道はローマに~」と言うと納得するものの、ラ・フォンテーヌの故郷はフランスなのでした。

 

少し話が飛躍しちゃいましたが、この言葉が登場したのは、ラ・フォンティーヌが書いた『寓話』の『裁判官と修道士と隠者』に登場するフレーズ「All roads lead to Rome.」に基づくとされています。

 

これって、人間の体内でも同じことが言えるんじゃないかと、僕は思います。

 

人間の体は、外見だけではわかりません。口から食べたものや飲んだものは全て食道や胃を通過して、全ては腸に到達する。まさに、全ての健康は腸に通じているのです!

 

腸の中はまるでコロッセオだ!

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今でもローマの観光地として人気の高い、コロッセオ。現在使われている「コロシアム」の語源になったとも言われています。

 

このコロッセオで行われていたのは、命がけの戦いでした。もちろん、現在は剣闘士たちによる命をかけた戦いは禁止されているため行われておりませんが、ローマ時代の名残があり、とても歴史的価値の高い建物です。

 

そんな、コロッセオ。剣闘士たちではありませんが、同様に腸内でも、人間の健康を守るため常に熾烈な戦いが繰り広げられています。

 

「善玉菌 vs 悪玉菌」

 

そう、私たちの腸内では、大きくこの2軍に分かれ、体の健康をかけた戦いが繰り広げられているのです!

 

善玉菌が優勢のときは、腸が正常に機能しているため、体も健康。

 

一方、悪玉菌が優勢のときは、体調も気分も落ち込みがち。腸内の機能が弱まってしまい、便秘や下痢を引き起こしてしまう原因にもなってしまいます。腸の機能が弱まり、体に対して悪影響を与える老廃物が増えることで、肌荒れを引き起こすなんてことも。

 

私たちの腸内は、まるでコロッセオ。常に健康をかけた熱いバトルが展開されていると想像すると、ぜひ善玉菌に頑張ってもらいたいと思いますね。

 

腸までの道を護る「勇者」が必要

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腸内で繰り広げられる善玉菌と悪玉菌の戦いには、終わりがありません。なぜなら、人間は常に食べ物や飲み物を摂取するから。

 

「常に」とは言いすぎかもしれませんが、1日3食の食事に代表されるように、私たちは生きていくうえで必要な栄養素を補給していますよね。水やお茶などの水分も、意識して定期的に飲んでいるかと思います。

 

特に夏場など気温も湿度も高い季節には、熱中症を予防するためにも水分と塩分の補給を意識する人も多いですよね。ああ、でも冬場の乾燥脱水も気になるところです。

 

――なんて書き出してみると、私たちが健康な生活を送るうえで、毎日の食事や定期的な飲み物の摂取は欠かせないものだと言えます。

 

腸内で活躍する善玉菌を増やす方法は、ざっくりと説明すると、2つのみです。

 

それは、食事と生活習慣。特に「食事」は大きな要素であり、栄養が偏った食事を続けていると、あっという間に腸内を悪玉菌が占領してしまいます。

 

有名なエピソードに、生後まもない赤ちゃんの腸内は、善玉菌がいっぱいという話があります。生後2日目くらいから、赤ちゃんの腸内には乳酸桿菌やビフィズス菌が登場し、生後1週間を過ぎた頃には、腸内細菌の約95%が善玉菌で埋め尽くされるそうです。

 

人間は生まれながらにして、体に良い善玉菌を増やそうとするのですね。その後、成長とともに離乳食が始まると、悪玉菌もすこーしずつ増えていきます。成長に加えて、生活習慣の変化によっても増えるのが、悪玉菌。

 

そこで、現代社会を戦う大人にとっては、腸内の働きを助ける「勇者の善玉菌」をいかに増やすかが、健康に通ずる近道となります。

 

全ての健康は腸に通じる

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私たちの体内では、善玉菌と悪玉菌による熱いバトルが繰り広げられています。腸内は、健康につながる道。つまり、いつでも綺麗な状態を保っていると、ひいては健康的な体をキープできるということです。

 

腸の中に悪玉菌が増えてしまうと、体に不要な老廃物の排出がうまく行われず、便秘や下痢といった症状で現れることも。さらに便秘症をこじらせてしまうと、便として排出されなかった老廃物が、腸壁にびっちりとこびりついてしまうケースもあります。

 

ここまでくると、肌が荒れたり、精神的に落ち込みやすくなったりと、心身にまで悪影響を及ぼしかねません。だからこそ、健康の味方となる善玉菌を腸内に届けて増やすことが大切になるのです。

 

善玉菌を増やすにあたっては、まず食生活や生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?

 

野菜や乳製品をしっかりと食べる。適度な運動をして腸の動きが活発になるように刺激する。そして、腸内で強い善玉菌を増やすためにも、僕はサプリメントを食事に取り入れることも大切だと思っています。

 

全ての健康は腸に通じる。

 

体に必要な栄養素が腸に辿り着くまでにはさまざまな経緯があれど、辿り着く先はすべて腸。ぜひ健康のためにも、腸内環境のことを少しでも考えていただければと思います。

 

補足ですが、過去には「心を整える長谷部、僕は腸を整える重要性を説きたい」という切り口の記事も書いています。結構な「いいね!」をいただいた記事なので、こちらも参考にしてみてくださいね!

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