美肌のためにやることいろいろ
美肌を意識すると、いろいろなことに挑戦したくなりますよね。
少し財布の紐を緩めてお金をかけるなら、エステなどでプロに任せてしまうという手もあります。おうちでできる美肌ケアでしたら、少しでも効果を期待してちょっぴりリッチな美容液やクリームを使うということもあります。
けれども、美容に大金をつぎ込めるかと言われると、なかなか難しい面もありますよね。
お金をかけたくなければ、時間をかける。自分でマッサージをして、しっかり洗顔。基本的なスキンケアを入念に行う美容法は、美肌作りのために一度はトライした経験がある人も多いのではないでしょうか。
美肌を作るためには、食事も大切です。
日本人のライフスタイルでは、1日3食バランスよく食べることが美肌につながるとも言われています。ですので、朝ご飯や寝る前の食事に気を使ったり、常日頃から暴飲暴食をしないようにしたりすることは、お肌にとっても良いことなのです。
食事のリズムや習慣を調整することで腸内環境も整いますので、肌トラブルも減っていきます。
僕は男性ですので、女性の皆さんが美肌を手に入れるためにマッサージや基礎化粧品選びに力を入れている姿を見ると、「ほんま女ってすごいなぁ~男にはないヤル気があるわ~」なんて悠長に考えてしまうこともしばしばありまして。
しかし、近頃は男性の間でも美肌ブームが巻き起こっています。僕も「美しいダンディーなおやじ」を目指すべく、できそうなことから挑戦したいと考えております。
美肌になるためになんだかんだとやる中で、「これだけは!」と押さえるべきポイントがひとつあります。
それは、睡眠です。
難しいことも、特別なグッズや化粧品も不要です。
――どうでしょう?
ぐっすり眠った翌朝は、肌の調子が良いと思いませんか?
質の良い睡眠=美肌への近道に
体の細胞は、睡眠中に新陳代謝を行います。十分に睡眠がとれていないと、肌細胞を作ったり修復したりする「肌サイクル」がうまく回らず、肌荒れや老化の原因になります。
つまり、美肌への早道は、質の良い睡眠にあるのです。
では、ぜひ皆さんも、自分自身の行動を振り返ってみてください。
毎日ちゃんと眠れていますか?
“ちゃんと眠れている”というのは、朝スッキリと起きることができるということ。「忙しいからなぁ……」なんて放っておいて、たまーに気が向いたときに単発でエステをしたとしても、効果があまり期待できませんよね。
睡眠時間が少なくてよく眠れていない人は、エステ中にフェイスマッサージが気持ち良くて、ぐっすり寝てしまうようです。これもある意味、良質な睡眠ですね。
睡眠と言っても、ただ寝るだけではダメだとも言われています。質の良い睡眠は、体だけでなく、心も含めた健康維持に効果が発揮されます。
逆に睡眠の質が悪かったり、常に寝不足状態では、免疫力が低下します。ひいては体調不良を引き起こし、老化を促進してしまうケースも。こんな状態になると、もれなく肌トラブルもセットでついてきます。
某通信販売会社のように、「今なら高枝切りバサミを買うと……なんと!もう1本プレゼント!さらに、おまけで電動ジューサーもお付けします!」みたいなセット展開ですよね。
――違うんだ。僕が欲しいのは美肌だけであって、肌トラブルにおまけセットが満載についてくるような環境じゃないんだ!
そういえば、赤ちゃんの肌ってとってもみずみずしくて美しいですよね。赤ちゃんが美白な理由のひとつに、良い睡眠がとれているからです……というのは、ちょっと眉唾ものでしょうか。
質の良い睡眠を得るために
良い睡眠を得るためには、寝る前にちょっとしたポイントがあります。
まずは、寝るための準備をしましょう。
簡単に言えば、良質な睡眠を得るための環境作りです。携帯・スマホ・パソコン・テレビなどの画面をそっとオフ。僕の周りにも、就寝直前までテレビをつけて、そのまま寝てしまう人がいます。
いわゆる「寝オチ」なんて呼ばれていますが、あれはダメ! 脳が興奮状態のまま寝ることになってしまい、いくら寝つきが良くても、安眠とは言えない状態になってしまいます。
次に、少しだけ部屋の照明を落としましょう。
中には「明るくても全然寝ることができますよ~」なんて人もいるかと思いますが、精神が「寝たいと心が叫んでいるんだ!」なんて欲するように仕向けるためには、環境作りが大切です。部屋を暗くしていくと、自然に眠くなっていくのが人間の本能です。
また、お風呂も就寝の2時間前までには済ませておきたいですね。お風呂で温まった体が次第に冷めていくタイミングと寝るタイミングを同じにすることも、質の良い睡眠を作るプチテクニックです。
質の良い睡眠の条件とは?
続いて、「質の良い睡眠」の条件となる3つのポイントをここで押さえておきましょう。
まずは、睡眠時間。
個人差はありますが、だいたいの目安として6時間~8時間がベストだと言われています。
人の睡眠事情は、年齢と共に変化します。特に高齢になるにつれ、睡眠時間が少し短くなる傾向になります。ですので、理想の睡眠時間より少し短くても、あまり気にする必要はありません。
夜に5時間ほどの睡眠しかとれないケースでは、1時間ほどの昼寝をするなどの工夫をすると良いですね。
次に、睡眠をとる時間を、できるだけ毎日同じ時間帯にします。
これは、睡眠のリズムを整えることで、体内時計を調整するためです。体は、寝ている間にいろいろな作業をします。スケジュール通りにこれらの作業をするためにも、リズムを整えることは必要です。
最後に、浅い睡眠ではなく、深い睡眠をとれるようにすることです。
その方法は、前述したとおり「睡眠のポイント」を抑えることで、改善することができます。特に気にするべきは、「睡眠のリズムを整える」ことと、この「深い睡眠をとる」ようにすることです。この2つが、美肌をつくる睡眠にとって大切ですので。
さて、美肌に「睡眠」が密接に絡んでいることは間違いありませんが、やはり食事も重要であることは言うまでもありません。
こちらの記事も一所懸命書きましたので、あわせて参考にしてみてくださいね!