人間が生きていく上で、必要不可欠なものが2つあります。

皆さんは、何を思い浮かべますか?

 

富? 名声? そんなもの、欲しけりゃくれてやる! 探せ! この世のどこかに……なんて、某国民的大ヒットアニメでは、富や名声に加え、1つの宝を探しに仲間たちが冒険に出ますよね。

 

ありったけの夢をかき集めて、仲間たちと冒険へ――。男性だけでなく、女性にも熱狂的なファンがいるのにも納得ですよね。世間を騒がせた某“○○娘。”のOGの方ですら「私、この作品が本当に大好きで~」なんて、何度も記者会見などで話されていますしね。

 

しかし、探し物を探しに行く主人公たちは、漫画の世界の住民です。架空のストーリーなので、富や名声、まだ見ぬ秘宝を求めてアドベンチャーできるわけですが、現実社会を生きる僕たちは、“ひとつなぎの大秘宝”を探す旅に出かけるわけにも行きません。

 

――そう、人間が生きていく上で必要不可欠なもの。

それは、「空気」と「水」です。

この2つだけは、何はなくても絶対に必要です!

 

さて、本日はそんな「水」について、皆さんにお話したい内容があります。

皆さんは、日々の飲料水は、水道水派ですか?

それとも、ミネラルウォーター派ですか?

 

そもそもミネラルウォーターって?

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僕が住んでいた大阪は、別名「水の都」と呼ばれています。

また、生まれ故郷の広島も同じく、別名「水の都」です。

 

と言うのも、日本各地に水の都はありまして、元々は海に囲まれていた難波宮(現在の大阪)を指す言葉だったそうです。つまり、大阪が日本の「水の都」発祥の地。そんな大阪市が、水道水をペットボトルに充填した「ええやん」を平成27年度限定で販売しました。

 

僕はこのニュースを知ったときに、「おいおい、大阪に住んでる人の誰が買うねんっ!蛇口ひねれば誰でも作れるやんっ!」なんて、思わず素でツッコミをいれてしまったほどの衝撃でした。ちなみに価格は1100円。わぉ! それなりに良いお値段ですね。

 

そもそも、水道水とミネラルウォーターには、根本的な違いがあります。

 

まずミネラルウォーターですが、正しくは「ミネラルウォーター類」に分類されます。そうなんです、ミネラルウォーターにも種類があるのです!

 

ひとつは、「ナチュラルウォーター」。直訳すると「天然水」ですね。特定水源より採水された地下水や蒸留水などが該当し、ろ過、沈殿及び加熱殺菌以外の処理をしない水のことを指します。

 

次に、今回の話でメインとなる「ミネラルウォーター」。ミネラルウォーターはナチュラルウォーターと同じ地下水や蒸留水ですが、処理方法が少し異なります。複数の原水を混ぜたもの、ばっ気やオゾン殺菌、紫外線殺菌を行った水も、ミネラルウォーターとして認められます。

 

最後に、「ボトルドウォーター」。こちらは、飲用に適した水となります。一気に身近な存在になり、説明も短くなりましたね。最近はボトルのみ有料購入で、そのほかはほとんど無料、もしくは低価格でイオン水などを提供している大手スーパーチェーンなどもありますね。これらのほとんどが、ボトルドウォーターに該当されます。

 

ちなみに、今回紹介したガイドラインは、農林水産省が1990年に発表した「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」に細かく明記されているので、興味のある方はぜひご一読ください。

 

水道水にミネラルは含まれない!?

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僕自身が広島で生まれ育ち、学生時代は大阪で過ごしたので、実は水に恵まれた環境で生きてきたのだと、大人になってから気がつきました。東京生まれ・東京育ちの友人から話を聞くと、水道水をあまり美味しいと感じたことがないと言います。

 

日本の水道品質は世界トップクラスなのに、なぜ!?

 

――と言うのも、古い水道管には鉛が使われており、水道管そのものが劣化して鉛の一部が混ざり、味が落ちるというのは有名な話ですよね。

 

水道水には、カルシウムをはじめとする4つのミネラルが含まれています。ナトリウムや、植物に特に重要になるカリウム、そして人体形成の基礎になるマグネシウムとカルシウム。この4つのミネラルを、「4大ミネラル」と呼びます。

 

どの市町村でも、水道水には4大ミネラルがバランスよく配合され、かつ殺菌消毒のために使われる塩素濃度が低いと、僕たちが飲んだときに「うまい!」と感じる水道水になるのです。ですから、水道水に全くミネラルが含まれないというわけではないのです。

 

実は、ミネラル成分はバランスよく含まれているけれど、水道水の浄水場で塩素殺菌を行ったことでいわゆる「塩素臭」や「カルキ臭」を感じ、美味しくないと感じる人が多いようです。

 

あくまで水道水は、“人間の口に含んでも大丈夫な多用途な水”だと考えるとわかりやすいですね。

 

ミネラルウォーターは水道水よりもミネラルが多い?

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ミネラルウォーターと水道水を比較すると、単価が安いのはもちろん水道水です。

 

では、あえてミネラルウォーターを選ぶメリットとは何でしょうか。僕は、「体のため」という答えを選びます。水の味は、4大ミネラルの配合比率が大きく関わってくると先ほどお話しました。

 

加えて、水には硬さの基準もあります。日本人は軟水に慣れていますが、他にも中程度の軟水や硬水、非常な硬水など、硬度によって種類が分かれます。日本の水道水は軟水に分類され、ヨーロッパ方面の水道水は硬水である地域も多いです。

 

さて、ミネラルウォーターに話を戻しましょう。

 

ミネラルウォーターは最初に説明したとおり、特定の水源から採水または蒸留水などで摂取した水に対し、加熱などの処理を施したり、原水を混ぜ合わせたりした水となります。

 

ですので、水道水のように塩素殺菌が行われてません。ミネラルウォーターの場合は、オゾン殺菌や紫外線殺菌。4大ミネラル成分についても、採水地により異なりますが、水道水よりも含有量が多いミネラルウォーターが販売されている、ということです。

 

もし良かったら、水と関連性の深い「むくみ」についても同時に勉強して、水に対する理解をさらに深めてみてください。

むくみの原因は生活にあり!日常で心掛けたい3つのこと

 

こちらの記事は、水や身体の仕組みをより深く理解していただくのにとっても役立つ記事となっているはず。ぜひ、ご一読いただきたく思います。

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