僕は、心が疲れたときや少し元気がないなと感じた日には、青空を眺めるようにしています。
自然な太陽の光、特に朝日を体いっぱいに浴びることで、人間の体内時計をリセットする効果が期待できるんです。それに、太陽光には、体中の細胞をサビつかせてボロボロにして、老化や病気を招く活性酸素のメラトニンを除去する働きがありますので。
いや~、澄み切った青空の下で身も心も解放すると、些細な考えごとなんてどうでもよくなっちゃいますよね。
え? 僕に何か悩みがあるのか心配になった?
いやいや。そんな、悩みなんて大げさなことはありませんよ?
強いて言えば……
「トクホって何やねん!」
――はい。前フリが少し長かったですね。
数年ほど前から、TVや雑誌で取り上げられることが増えている“トクホ”こと「特定保健用食品」。名前は至るところで耳にしますし、なんとなく体に良い食品として理解している人も多いのではないでしょうか。
けれど、「特定保険食品とは」「トクホとは」と詳しく聞かれると、答えに困ってしまう人もいますよね。
そこで今回は、今さら人には聞きにくい「特定保健用食品」についてご紹介します。
これで今日から、あなたもトクホ通!
「特定保健用食品」とは
まずは、そもそもの「食品」の定義を確認しましょう。
食品とは、その名のとおり食べ物のことを指します。食べ物自体には、水分やさまざまな栄養素が含まれています。ざっくりと「食品」と説明しましたが、日常生活で口にしている米や野菜、肉や魚といった食材のほか、調味料なども食品に含まれます。
では、「特定保健用」という言葉がついた食品には、どのような違いがあるのでしょうか。
「特定保健用食品」と表示するためには、人間の生命機能に有用なプラス作用を及ぼす成分が含まれている必要があります。特定の保健(この「保健」の意味は「健康を保つ」の意味です)の目的が期待できるから、特定保健用食品という名前がつけられました。
特定保健用食品の有効性や安全性は、ヒト試験で科学的に検討されているので、1食品あたりの適切な摂取量も設定・表示されています。つまり、トクホの食品だからといって食べ過ぎても、効果は期待できないということです。
いろんな食べ物がトクホに!?
特定保健用食品として表示許可がされているものは、1,144品目にものぼります(平成27年2月18日現在)。これだけ多くの食品が、トクホとして認定を受けています。最近は、血圧が高めの人に最適のお茶なども人気が高く有名ですね。
他にも、歯の健康を保つ機能が期待できるもの、そして食後のコレステロール値を安定させる機能がある食品など、特定保健用食品として認められているものには「トクホのマーク」がついて販売されています。
あくまで「食品」ですから
普通の食品と特定保健用食品の違いについて、まずはご紹介しました。加えて、特定保健用食品として認可されている食品に期待できる効果も、合わせて紹介しました。
特定保健用食品は、一般的に販売されている健康食品とは本質が異なります。
「特定保健用食品」と「健康食品」。名前は似ていますが、トクホ認定を受けている食品に関しては、有効性・安全性を商品ごとに国が審査を行っています。ですので、健康が気になる人は、特定保健用食品を上手に日常生活に取り入れることで、期待されている効果を体感できるというわけですね。
例えば、食後の血糖値の上昇が気になる人は、「食後の血糖値の上昇を緩やかにする」お茶などを食事に取り入れる。成長期のお子様には、「カルシウム等の吸収を高める」乳製品などを選ぶのも良いでしょう。
さて、くどいようですが、特定保健用食品は、あくまで「食品」です。
一定の効果が期待されますが、一般的な食品と本質的な部分では変わりません。
つまり、お茶はお茶ですし、ヨーグルトはあくまでヨーグルト。それ以上でもそれ以下でもない、純粋な「食品」です。健康が気になる人を対象に作られた食品なので、病気の治療や治癒といった目的ではなく、日々の健康維持のために活用しましょう。
まあうちのサプリは、トクホに負けず劣らずと自負はしております!
それはさておき、
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「一口に酵素サプリメントと言っても、驚くほど製造過程が大きく異なります」
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