ダイエットしたい人にmajiですすめる水泳
今は女優として大活躍中の広末涼子さんですが、若かりし頃(今でも十分若くてお美しいですが)には歌手としても活動していました。「ずっと前から~彼~のこと♪」なんて、愛くるしく歌う姿に、男女を問わずファンが多かったのが印象的です。
さて、ダイエットという言葉を聞くと、すぐに食事制限を思い浮かべる人がいますよね。ですが、それだけでは継続しません。健康的にダイエットに取り組みたいし、できればリバウンドもしたくない。そうなると、僕は水泳ダイエットをおすすめしたく思います。
以前にも水泳ダイエットに関する記事を書きましたが(「続けて後悔しない地味だけど効く水泳ダイエット」)、今回は別の視点からのアプローチを試みたいと思っています。
ダイエットにおいて重要なのは、適度な運動です。体を動かすことでエネルギーを消費させる活動が、一番健全なダイエットだといえるでしょう。
数ある運動メニューの中で思いつくのは、まずウォーキングですね。小難しい技術は不要! 家を出たらすぐにスタートできるメリットも! なにより、ただ歩くだけなので、初期投資のコストがゼロだという点も魅力的ですね。
しかし、ウォーキングでは足腰に負担がかかります。持病がなく、健康面でも不安がない人には良いですが、過去に運動経験がなかったり、腰や足に爆弾を抱えたりしている人にはおすすめできません。
「痩せたいけれど体に不安がある」という人におすすめしたいのは、水泳です。特に足腰への負担が少ない割に、消費エネルギーが多いというメリットがあります。
マジで水泳を勧める5秒前。ずっと前からプールのこと。スキだった。誰よりも。そんな感じで、今回もスタートです。
水泳でダイエットができる理由、その1
当たり前のことですが、水泳は水中で行う運動です。水中には浮力があります。家庭にあるお風呂の浴槽にお湯をためて浸かると、体が軽く感じませんか? これが、水が持つ浮力。読んで字のごとく、「浮く力」のことですね。
水泳はプールの中で行います。なので浮力が働き、体に直接かかる負担は少なくて済みます。しかし、一方では想像以上に水の抵抗を受けるため、効率的にエネルギーを消費することができるのです。
この効率的なエネルギー消費こそ、僕が水泳をおすすめする理由のひとつです。プール内で体を動かすことによって体が引き締まり、ダイエット効果を実感することができます。
水の中にいるとそうでもないのに、プールからあがると、ぐったりと疲れを感じることがありませんか? それは、水泳によってエネルギーを想像以上に消費しているからです。
成人女性がウォーキングと平泳ぎをそれぞれ1時間行った場合、ウォーキングに比べて、水泳での平泳ぎは、約5倍ものカロリーを消費するのです!
さらに、泳ぎ方を変えてクロールにすると、なんと10倍に劇的チェンジ! 水泳の消費カロリーは、実際に体で感じるよりも非常に高いと言えますね。
水泳でダイエットができる理由、その2
水泳がダイエットに向いているもうひとつの理由は、基礎代謝力の向上です。水の中を泳いでいると、脂肪を消費してくれる「遅筋」と呼ばれる部分が鍛えられます。この部分が脂肪を燃焼する機能を発揮! 結果として、基礎代謝力が鍛えられます。
基礎代謝量の増加は、ダイエットにおいてリバウンド対策の必須条件です。体を鍛えて脂肪を燃焼しやすい体質になることが、ダイエット成功への近道なのはご存知ですよね。効率よくリバウンドしにくい体にする運動の代表選手が、水泳なのです!
もちろん、基礎代謝を増やすために、ウェイトトレーニングをするという人もいるでしょう。ウェイトトレーニングで鍛えられるのは、主に「速筋」と呼ばれる場所です。
ちなみに僕はと言うと、ベンチプレスやレッグプレスのような筋肉を鍛えぬく運動に自信が持てず、確実にかつ楽しく続けられそうな水泳を選択しました。最初は長距離を泳げなくても、距離は徐々に伸ばせば良いのです。
水中ウォーキング専用レーンを完備しているプールもありますし、体力に自信のない人にこそ、プールでの運動をおすすめします。まずは水泳で筋力をつけ、基礎代謝を上げることこそが、太らない体質への近道になるのです。
水泳はプールに行かなきゃならないとお悩みの方へ
水泳と言えば、最初に思い浮かべるのはプールという人も多いですよね。確かに、運動のためだけにプールに行くのは面倒です。
しかも、泳ぐ前には水着に着替えなきゃならないし、特に女性の皆さんはプールの前に化粧を落として着替えて……なんて考えると、少し面倒と思ってしまうのも当然かと思います。
僕も今だから言えますが、最初はちょっと「ああ、めんどくさい」なんて気持ちもありました。しかし! 同じ時間を使ってダイエットをするのであれば、効果が出たほうが良いと思いませんか?
泳ぐことを習慣にしてしまえば、プールに行くのも苦にならなくなります。女性の皆さんの中には、プールサイドで周囲の目線が気になる人も多いかと思いますが、周囲の人も泳ぎに来ているので安心してください。
想像しているよりも、周囲は意外と自分以外のことを気にしていません。慣れてくると水中でリラックスをして泳げるので、気持ちをリフレッシュするのにもおすすめです。ほとんどのプールは屋内にありますから、雨風にも負けることなく続けることができます。
プールに行ったらやるべきことは、ひとつです。ゆっくりと大きな動作で、まっすぐに泳ぐこと。泳ぐ距離は、無理のない範囲で良いのです。少しずつ伸ばしていけば、息を乱さず思い通りのストロークができるようになります。
泳げなければ、歩けば良いのです。プール内でのウォーキングは、通常の道路を歩くウォーキングよりも消費カロリーが高くなりますので。
まずは水に慣れること。僕はダイエット目的以外にも健康的な体をキープするために、皆さまにmajiでプールをおすすめします。ぜひお試しあれ。