シルバーウィーク、そして10月の3連休と、皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか。
行楽の秋や旅行の秋を楽しんだ人も多いのではないでしょうか?
かくゆう僕も、趣味である道の駅めぐりのドライブに妻と一緒に行って美味しい物を食べるなど、思う存分に連休を満喫しました。他に軽くプールで泳いだりもしたので、食べた分はきっちりリセットしたかな? と、考えております。……はい、結果は置いといて。
なんやかんやで年の暮れへと向かっている訳ですが、次にシルバーウィークがやってくるのは2026年。先は長いです。長い休みを取ると、どうしても「連休明けか……体が疲れてるな」なんて疲労感を覚える人も多いのではないでしょうか。
そう!現代人は疲れやすい!
そこで今回は、「疲れやすい現代人、その疲労の原因が腸にある3つの理由」を紹介します。
その疲れ、腸の冷えが原因かも!?
さて、疲れを感じやすい現代人ですが、多くの人に共通して訪れる症状があります。
それは、「冷え」。
女性が感じる「冷え」と男性が感じる「冷え」には、若干の違いがあるそうです。女性は体に脂肪が多いため、一度体が冷えてしまうと、体の内側から熱を発するのが難しいんですよね。
一概に「冷え」と言っても、クーラーや扇風機などの空調が原因で体が冷えたり、肌の露出が多い服を着ていることで体が冷えてしまうなどの外的要因もあります。外から冷やされることで、体の中は急速冷却!
「冷蔵庫か!?」なんてツッコまれそうですが、まさにそんな状態です。体の手足が冷えているときに、すでに腸は冷え切っている人も多いのです。腸が冷えると各機能が低下し、すぐに「疲れやすさ」として感じる人も少なくなくようですね。
解決方法としては、肌の露出を無理のない範囲で控えたり、温かい飲み物を飲んだりすることで、腸内を冷やさないように心がけましょう。温かい飲み物は心を落ち着ける効果もありますので、疲れていてなんとなく心がしんどいときにも“ホット”できますよ。
腸の老化が疲れの原因に!?
「あなたの腸、実は老化していますよ?」
こんなふうに言われると、思わずドキッとしちゃいますよね。
腸はご存知のとおり、人間の臓器です。つまり、年月とともに老化します。いつになく短い文章でまとめてみましたが、腸の老化が原因で、体の疲れが取れにくいなどの症状が出てくることがあります。
腸が老化する原因のひとつには、食べすぎや飲みすぎによる「腸の働きすぎ」が挙げられます。僕たちのように、実は現代人の腸内もオーバーワーク気味になっているようですね。働きすぎれば、そりゃあ腸だってギブアップ宣言を出したくなります。
しかし、腸は若返ることができます!
ひとたび老化して動きが悪くなってしまった腸に対して、良質な善玉菌をふんだんに含んだ食品でアンチエイジングを始めましょう。
なかでも特定保健用食品(トクホ)の認定を受けているヨーグルトは、善玉菌をたくさん含んでいます。ヨーグルトなどの乳製品を食べるとお腹が緩んでしまうというタイプの人は、ヨーグルトを電子レンジなどで軽く温めて食べるのもおすすめです。
冷たいままで食べるよりも刺激が減るため食べやすく、お腹も下りにくくなりますよ。
腸がほかの臓器に与える影響も
ここまで、腸が冷えて体が疲れやすくなる、腸の老化が原因で体が疲れやすくなる、それぞれの原因をお伝えしました。他方で忘れてはいけないのが、腸と一緒に働いている「他の臓器」の存在です。
僕たち人間は、同僚や先輩、取引先など、さまざまな人と関わって働きますよね。腸も同様で、人間の体内という仕事先で、心臓を止めないために胃や肝臓、膵臓や膀胱などの同僚に囲まれて、毎日24時間のシフトで働いているのです。
そんな腸が疲れた状態になってしたときには、すでに肝臓や膵臓にも疲労がたまっていると見て間違いないでしょう。
人間の労働時間は原則8時間ほどと法律で決められていますが、臓器の労働時間は無制限。口から食べ物が入るかぎり、腸は働き続けなければなりません。
うーん……このように書くと、僕たち人間が、腸にとってはブラック企業のトップであるように思えてきました。腸だけにとどまらず、どの臓器にとっても休憩時間はとっても大切です。
僕たち現代人と同じように、腸たちも疲れを感じると、動きが悪くなります。結果、腸の動きが悪くなり、人間の体も疲れやすく感じてしまうというメカニズムです。現代人の疲れやすさの原因を作っているのも、また人間ということですね。
腸の中から疲れを解消する方法は、良質な睡眠がおすすめです。
毎日、気持ちよく寝ているネコのように、僕たち人間もたまには仕事の手を休めて、ゆっくりと睡眠タイムを確保したいですね。
腸は疲労だけでなく、ダイエットにも影響している重要な器官です。
「ダイエットの腸定番ならぬ超定番は、なぜヨーグルトでの乳酸菌摂取なのか」
こちらの記事も参考にしてみてくださいね。