男女を問わず悩まされる不快な体の症状……それが、「冷え」です。

 

冷えの話をすると、老若男女多くの人が「実は私も冷え性なのよ」と話し出すように会話のきっかけになるほど、冷えは国民病とも言われています。また、「冷えは万病のもと」とも言われており、体は冷やしてはいけないという古くから伝わる教えです。

 

人間の体は冷えることで血行が悪化し、内蔵の機能を低下させてしまいます。これが原因で、ホルモンバランスの異常や自律神経の乱れなどの症状として体に現れてしまうんですね。

 

では、なんとかして、足先のがんこな冷えを取る方法はないのでしょうか?

――実は、魔法のような方法があるんです!

 

そこで今回は、取れない頑固な足先の冷えを魔法のように解消する方法を紹介します。日常生活ですぐに取り入れられる行動ばかりなので、冷えに悩む人はぜひ実践してみてくださいね。

 

まずは足先をよーく見よう

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普段、脚全体を姿見鏡などでじっくりと観察することもあるのではないでしょうか。

 

鏡に映った姿を見て、あら今日は少し体が細いような気がする~なんて喜んだり、今日は少し脚が太いような気がする……なんて、むくみを発見する日もありますよね。

 

体の中には血液を含む水分が常に巡っているので、状態によっては体がむくんでしまうこともある一方で、健康な状態でしたらスッキリとした印象になります。

 

では、足先をよーく見ることってありますか?

 

このように質問を投げかけると、ほとんどの人が「NO」と答えるんですよ。頑固な足先の冷えに悩んでいるのに、足先を観察することはほとんどないそうです。これでは、何が問題で足先が冷えているのかわかりませんよね。

 

普段は靴下やストッキングなどで隠れている足先や足裏を、よーく観察してみてください。もしかすると、足裏や指の付け根の角質が、ガサガサになっていたり、コチコチに硬く変化していたりしませんか?

 

実は、いわゆる“ガサガサかかと”が原因で、足の血行が悪化し、冷え性を発症している人がとても多いそうです。

 

ですから、まずは足裏の角質ケアから始めましょう。硬くなった角質は軽石などで優しく削り、削ったあとはきちんと保湿を行います。保湿には、専用のクリームやオリーブ油などの油類を薄く塗るだけで完了です。

 

半身浴&足湯で冷えを撃退!

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足先の頑固な冷えに対しては、やはり全身を温めるお風呂が効果的です。入浴方法を少し変えるだけで、症状が激的に改善されますよ。半身浴や足湯にも、かなりの効果が期待できます。

 

まずは半身浴で、下半身を中心に体を芯から温めましょう。

 

半身浴の方法としては、最初に、お風呂に38~40度くらいのぬるめの温度で湯をはります。そして、20~30分ほどじっくりと入浴しましょう。

 

このとき、上半身を冷やさないように綿100%のTシャツを着たまま入ったり、バスタオルを肩から羽織ったりして、上半身を冷やさないように注意します。

 

入ったときには「あれ? お風呂がぬるいかな?」と思っても、5分ほど経つとじわーっと汗が出始めます。20分ほど入浴すれば全身から汗が出るようになりますから、入浴中に水分補給ができるよう、ミネラルウォーターなどで給水しながらの入浴がおすすめです。

 

ゆっくり湯船に毎日浸かるのが難しい人は、足湯もおすすめです。大きめのバケツやタライなどを準備し、42~43度ほどのちょっぴり熱いお湯をはりましょう。1日10分の足湯を続けるだけで、つま先の冷え性が改善されます。

 

途中でお湯が冷めてきたら、沸かしたお湯を火傷しないように追加で注ぎ、お湯の温度を保つようにしましょう。

 

足先もストレッチを!

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全身のストレッチやヨガを行う習慣がある人でも、足先をメインにしたストレッチを行う人は少ないですよね。

足先の頑固な冷えに悩んでいる人は、ぜひ足先のストレッチを生活に取り入れてみましょう。

 

まずは、つま先のストレッチを行います。仰向けに寝た状態で、足の甲が伸びていることを意識しながらつま先を倒します。このまま5秒キープしましょう。

 

ゆっくりと足をナチュラルな状態に戻し、次はアキレス腱の伸びを意識しながら、つま先を自分の体のほうへ5秒間だけ曲げてキープします。この動きを1セット、1日に10セット程度行うことによって、冷えの改善につながります。

 

立った状態でのかかとの上げ下げも、冷えに効果を発揮する立派なストレッチ方法です。

1日に30~50回程度で良いので、立ち仕事の途中や通勤時間などの空いた時間に、かかとを上げ下げしてみます。

 

女性はヒールの高い靴を履いている人も多いですから、かかとの上げ下げは安全な場所で行いましょう。

 

マナー違反とも呼ばれがちな「貧乏ゆすり」ですが、実は体の血行を良くする効果があります。太ももの付け根から脚全体をゆするので、足の血行改善が期待できるのです。動きはあくまで小刻みに、イスに深く座り、10分ほどを目安に行うと良いでしょう。

 

とはいえ、やはり見る人によっては不快感を与えてしまうのが貧乏ゆすりです。ですので、あくまで意識的に行い、片足10分ほどが終わったらそっとやめましょう。

 

冷えは健康の大敵。過去の記事「身体の中から冷え性を改善する3つのポイント」もあわせて読んでいただき、今年の冬は快適に過ごせるようにしてくださいね!

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