ストレスのせいで疲れがとれなくなっているかも!?
なんだか体がだるい。重い。気持ちが乗らない。昨日の疲れが取れない……なんて、感じたことはありませんか?
疲れが取れないと集中力が落ち、仕事等の昼間の活動に支障をきたしてしまいます。
その原因は、体の疲れ。
――だけではなく、ストレスが原因の場合も多いようです。
ストレス社会と呼ばれている現代。
皆さんは、どのようにストレスを発散していますか?
ストレスは、脳機能の低下をもたらし、結果として体も不調になります。
なかでも「心の風邪」とも呼ばれており、現代人を悩ませる病気のひとつに「うつ病」があります。最近は名前ばかりが有名になりましたが、心療内科などで最初の診断では、うつ病ではなく「抑うつ状態」というケースが多いようです。
なかなか診断が難しい病ですが、うつ病の場合は脳機能が一時的に低下します。この影響もあり、頭痛や腹痛といった体調不良を引き起こし、慢性的に疲れが取れないと感じてしまうのだそうです。
ポジティブに物事を考えよう! と元気に言ってはみるものの、人間そんなに簡単にはいきませんよね。ストレスが強ければ強いほど、自然と心はポジティブから遠のいてしまいます。
先ほどのうつ病の話に関連して、病気を発症してしまった人に対して、周囲は不用意に励ましてはいけません。こちらも、割と知られるようになった対処法ですね。
ストレスを解消する一番の近道は、生活リズムを整えることです。
そのために、ちょっとだけ生活習慣を変えてみませんか?
朝のシャワーで心も体も目覚めよう
朝のシャワーは、心も体もすっきりと目覚めるためにはとても効果的です。眠くてボーッとしているときには、交感神経を活発にさせるのが一番!
その方法が、すこし熱めのシャワーをあびること。
徐々に温度を上げながらのシャワーは、夏場であれば気持ちが良いですね。冬の場合は、お風呂場から上がる前に、足首やふくらはぎを冷たい水で冷やしましょう。これによって血行が良くなり、体全体が急激に冷えるのを防いでくれます。
――とはいえ、シャワーを終えた後は急激に体が冷えてきます。
冷え性の人や体に不安のある人は、温かいシャワーで体を優しく刺激すると良いでしょう。
朝食に柑橘系のジュースをプラス!
アメリカなどの欧米諸国では、朝食時にオレンジジュースなどの柑橘系ジュースが食卓に並びます。和食が中心の日本食とは、少し食文化が異なりますね。
例えば、皆さんが旅行や出張などでビジネスホテルに宿泊し、朝食に出てくる洋風定食や朝食バイキングをイメージしてください。ほぼ100%といっても過言ではないくらい、オレンジなどのフレッシュジュースがあるかと思います。
オレンジやグレープフルーツなどの柑橘類には、脳を目覚めさせる働きがあります。
柑橘類には、ビタミンCが多たっぷりと含まれているばかりか、精神を落ち着かせるGAVAの作用を弱める働きがあります。朝は活発に交感神経を動かしたいのですから、柑橘系のジュースは朝食にぴったりというわけです。
生の果物を絞ってそのままジュースに!
――なんてできればベストですが、何かと忙しい朝の時間。そこまでする必要はありません。市販のジュースでいいので、眠い寝起きに目覚めの一杯を取るようにします。
ここで選ぶジュースは、基本的には果汁100%のジュースにしましょうね。砂糖で調整されたものではなく、体に優しい果糖、果物が持つ糖分で栄養をチャージしましょう。
夕食は軽めの少食派になろう
最近、少食派が増えていると聞いたことはありませんか?
ビルゲイツやオバマ大統領など「この人……できるっ!」と言われる人たちの多くが少食派で、空腹のときほど頭が働くということなのだそうです。
ですが、それを完璧に真似する必要はないと僕は考えます。
ただ、夕食に関してだけは、少食派になりましょう。僕たちの内臓は、毎日痛めつけられて疲労しています。この内臓疲労を回復させるには、休ませるのが一番です。
その方法として手っ取り早いのが、寝る前に飲み食いをしないことです。内臓に何も入っていなければ、体を休めている睡眠中に、内臓も一緒に休むことができます。
わかりやすく言えば、毎日が「明日健康診断日」と思えばいいわけです。
若い世代にはわかりにくいかと思いますが……35歳を超えて受ける健康診断になると、検査前日の20時くらいまでに夕食を済ませてほしいなんて注意されます。
悲しき年齢の壁。されど、健康な体がメンテナンスを受けるときには必要となる我慢です。夕食少食派とは、健康診断前日の状態を毎日続けます。
食物の消化には、長い時間がかかります。ですから、食べ終わっても、内臓は消化を続けます。つまり内臓は、僕たちが寝ているときも、食べ物が残っているかぎり働き続けているのです。
内臓への負担を減らすためには、極力その作業を減らしてあげることが大切です。
内臓の疲れを取ってあげると、あら不思議! 翌日、すっきりと起きることができます。翌日に疲れを残さないためには、まず前日の疲れを引きずらないことが大切ですね。
別の切り口でたくさんのシェアをいただいた記事があります。
こちらも参考情報が盛りだくさんですので、ぜひ読んでみてください。