明治時代以降、日本の学習機関に今で言う“大学”が創設され、 「西の京大、東の東大」 という言葉が誕生しました。西日本で言えば京都大学。東日本で言えば東京大学。日本国内ではトップクラスと言われている最難関大学を指す言葉ですね。

 

最近では、『なぜか3兄弟全員が東大合格!「勉強しろ」と絶対言わない子育て』という本が注目を集めています。

 

この本を執筆したのは、後藤眞智子さん。後藤さんの3人の息子さんは全員が東京大学へ進学したという経歴を持っており、世の中の子育て世代から、後藤さんの教育方法について注目が集まっています。

 

他にも、特に現役で東大に合格した子供たちには、とある共通点があるようです。

 

それが、食事。

 

そう、「医食同源」という言葉があるように、成長期の子供にとって「食事」は大切な要素のひとつなのです。 東大合格者の家の食事には、最近は見落としがちな食事のルールやマナーがあったのです!

 

今回はそんな、東大合格者の子供を持つ親が気をつけている食事のルールについて紹介します。

 

食事中はテレビをつけない

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『なぜか3兄弟全員が東大合格! 「勉強しろ」と絶対言わない子育て』を執筆した後藤眞智子さんは、子供の勉強環境は整える工夫をしていたものの、特に口うるさく何かを指導したりしたということはないそうです。

 

ただし、食事のときにはとあるルールを設けました。

それが、「食事中はテレビをつけない」ということです。

 

食事の時間を子供と母親とのコミュニケーションタイムに設定し、食事中には話を聞くけれど、その後は各々が自由に過ごす時間にするということを子供たちに説明。全員に同じように接し、食事中には親子での会話を楽しんでいるそうです。

 

子供たちも、食事中は母親に話を聞いてもらえる時間とわかっているので、自然と会話が盛り上がるようになったそうです。

 

食事中にテレビをつけたままにすると、思うように食が進まなかったり、子供の味覚が鈍ってしまうと指摘している医師もいます。いわゆる「ながら食べ」状態になってしまうので、どうしても意識が食事内容よりテレビにいってしまい、結果、だらだらと食べ過ぎてしまうなんてことも起こりえるのですね。

 

「ま・ご・わ・や・さ・し・い」+和食が基本

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東大の現役合格生に話を聞いてみると、家庭でしっかりと食事をとっていた人がとても多いようです。

 

学生の本分は学業と言えど、勉強や部活、友達と遊ぶ合間に塾に通い、さらには学校の宿題もこなす。もしかすると、現代の学生は仕事で働いている我々大人よりも、時間の余裕が少ないのかもしれませんね。

 

どうしても時間に追われがちな子供たちに、勉強も学校生活も楽しんでもらうため、食事の栄養面には気を配っていた保護者が多いようです。特に朝食に関しては、脳を働かせるためにメニューに工夫をしていたという話もよく聞きます。

 

食事の基本は、「ま・ご・わ・や・さ・し・い」。豆、胡麻、わかめ(海藻)、野菜、魚、椎茸(キノコ)、芋を中心にメニューを組み、さらに子供の好みに合わせてアレンジをしていた、とのこと。

 

食事の内容も、ファストフードやジャンクフードは控えめに、和食が中心という家庭も多いようですね。特に、納豆を毎日食べていたという学生は少なくありません。

 

とはいえ、少しはオシャレで人気な食べ物も食べてみたいであろう、敏感な年頃の子供たち。家庭では栄養のあるものを腹八分目程度に抑え、ある程度の買い食いや外食には目をつむるという家庭が多いようです。

 

他にも、お子さんやお孫さんの体の免疫機能を強化してくれる食べ物はたくさんあります。ぜひ、こちらの記事も参考にしてみてください。

体の免疫機能を強化してくれる日本古来の3つの食材

 

体を冷やさずゲンを担いだメニューも

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東大合格者の子供を持つ親が気をつけている食事のルールの中には、古くから日本に伝わる「ゲン担ぎ」も含まれているようです。

 

昭和の頃でしたら、「カツ丼を食べて試合や試験にカツ!」なんて家庭も多くありましたが、現代では少し様子も変わってきている様子。チョコレート菓子のキットカットで「きっと勝つ!」、タコを使った料理で「置くとパス」などのダジャレをよく耳にしますね。

 

ちなみにカツ丼ですが、試験前夜などに食べさせる家庭は少なくなっています。理由としては、油であげたトンカツにがっつりとした米、そして卵に濃い目の出汁と、少し胃に負担が大きいという点が挙げられるそうな。

 

試験で本調子を出すために、試験前夜も当日も、いつもと変わらない食卓という家庭が大多数のようですね。

 

現役で東大合格を果たした女の子の母親は、受験が終了するまで、娘がダイエットをしたいと言い出しても止めたそうです。見た目が気になる思春期の乙女心はよくわかりますが、過剰なダイエットは脳への影響が懸念されます。

 

ダイエット期間中は、炭水化物の摂取を控えがちです。ダイエット方法としては正しいですが、受験生がやってしまうと、勉強に必要なエネルギーが足りなくなってしまいますよね。

 

こうして見ると、東大合格者の子供を持つ親が気をつける食事のルールって、真似できそうな内容が多いと感じませんか? お子さんやお孫さんの成長のサポートに、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

おっと、言い忘れておりましたが、このような記事を書いておいてなんですが、記事の内容を実践されたうえでの受験の結果につきましては、自己責任ということで、よろしくお願い申し上げます!

 

それでは失礼いたしました。

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