体型キープと健康維持のため、僕は相変わらず水泳を続けています。
プールに通っていることも当ブログで随時お伝えしておりますが、実はプールまでの道中で、気になるカップルをたびたび目にするようになりまして。
女性を気遣うように、そっと手を差し出す男性。
そして差し出された手を小さく握り、ゆっくりと歩き出す女性。
なんとも微笑ましい光景です。サツバツとした話題が何かと多い昨今ですが、柔らかい雰囲気をまとったカップルを見ると、なんだか心がほんわりとした気持ちになりますね。
僕が見かけた推定年齢70代のご夫婦は、ゆっくりですが2人寄り添って歩いており、将来はあんな夫婦になれると良いなと感じた一面でした。
――さて、皆さんは、ちょっとしたことで夫や彼氏といったパートナーに対して、イライラしたり、八つ当たりしたりすることってありませんか?
「もう! こんな些細なことで怒らせないでっ!」なーんて、声に出したくなる日もありますよね。
男性の僕でさえ、なぜか周囲に対してイライラしたり、何となく体が落ち着かないという日もありますよ。そんな理由のわからないイライラや不安感が、もしかすると更年期に突入した体からの警告かもしれません。
そこで今回は、40代女性が更年期を疑う3つの症状を紹介します。
ちょっとした体や心の不調にお悩みの皆さん!
……ひょっとして、それって、更年期の症状なのかも知れませんよ?
Check1 「下腹部の痛み」
更年期の始まりには、下腹部の痛みを訴える女性が多いそうです。この症状は女性特有のものであり、原因は卵巣機能の低下にあります。
皆さん、これまで生きてきた人生の中で、女性ならではの“サイクル”に悩んだり困ったりした経験がありますよね。いわゆる月経です。
思春期から始まった月経も、40代に突入すると“閉経”を迎える準備に入ります。月経の始まりである初潮は、「これから子供を産める体になりますよ」というサインでした。そして閉経は、「排卵がそろそろ終わりますよ」というサインになります。
もちろん個人差はありますが、40代に突入すると、脳内からは女性ホルモンをある程度分泌していますが、卵巣機能は低下しています。
そのミスマッチから、卵巣や子宮がある下腹部に痛みとして症状が現れることがあるそうです。ほとんどのケースでは、下腹部の痛みに加えて生理不順が現れますので、月経周期が乱れてきたら要注意です。
Check2 「めまい」
めまい・耳鳴り・たちくらみ。
椅子などに座っていて、立ち上がろうとすると、急に頭がフラッとした経験はありませんか?
これが、いわゆる「めまい」の典型的な症状です。
ほかにも、急にキーンという独特な音が聞こえてきたり、日常生活の中で急に座り込んでしまったりするような症状も現れます。実は先ほど紹介した、めまい・耳鳴り・たちくらみといった症状が、更年期のサインになっているケースも多いのです。
これらの症状を引き起こしてしまう原因も、先ほどCheck1「下腹部の痛み」で紹介したとおり、ホルモンバランスの乱れが一因となっています。
特に注意したい症状が、「めまい」です。立ち上がったときや入浴後など、頻繁にめまいに襲われるようでしたら、更年期障害を発症している可能性が高いと言えます。
めまいや耳鳴りには、他の病気が潜んでいるケースもあります。気になる方は、早めに病院で受診するようにしましょう。
Check3 「ほてり」
30代までは重度の冷え性だったのに、40代に入って、急に体がほてるようになったという女性が多くいます。加えて、手足など体の末端は冷え性のままなのに、顔や手のひらといった体の一部分だけ汗を大量にかいて困る、なんて症状で悩んでいる人もいますよね。
実は、この「ほてり」も、更年期に現れる代表的な症状のひとつです。
特に多い症状を紹介しますと、顔だけが赤く紅潮し、暑くないのに汗が止まらないというもの。この症状も、加齢によってホルモンバランスが乱れたことが原因となる、自律神経の乱れです。
さらに症状が重くなると、体の一部はほてるのに、悪寒が止まらないなんてケースもあるそうです。このような状態では、すでに自律神経が乱れている可能性がとても高いです。
特に、夏場の暑い時期は「ほてり」の自覚症状なのか、ただ暑いだけなのか、なかなかと見分けがつきにくいかと思います。
日常生活に支障をきたすレベルのほてりや悪寒は、更年期特有の体からのサインです。これらの症状が気になる方は、早めに受診するようにしましょう。診断がつくことで悩みが減り、メンタル面で落ち着いて更年期を過ごせたという女性も多いそうですよ。
――ちなみにですが、僕ら男性にも実は更年期が存在しています。
こちらの記事で男性の更年期に関して触れていますので、旦那さんのためにも、予備知識として身につけておくことをおすすめします!