「体のなかからキレイになろう。」
僕はこの「はま通信」を通して、皆さんに食べることの大切さや、酵素の持つパワーについて紹介してまいりました。おかげさまで、特に味噌については「味噌ってこんな効果もあったんだ!」なんて驚きの声もいただきまして。
――いやはや、酵素屋としては、なんとも嬉しい限りですね。
しかし、僕も人間です。いくら味噌が好きと言えど、たまには他の食材も食べたいですし、実際にいろいろな食材をおいしくいただいている毎日です。
そこで今回は、デトックス効果抜群の、味噌を使わずに体の代謝を上げることのできる、3つの簡単レシピをご紹介します。
どれも作り方が簡単で、どこでも入手できる材料を中心に紹介しています。
まだまだ寒い日が続きますが、体の中から代謝を上げていきましょう!
朝から代謝アップ「生姜葛湯の珈琲仕立て」
朝、目覚めの一杯としてコーヒーを楽しむ人も多いのではないでしょうか。コーヒーに含まれるカフェインで、眠気もスッキリ!
そんなコーヒーをちょっぴりアレンジして、代謝アップドリンクに変えてみましょう。
◆材料(1杯分)
- インスタントコーヒー(粉末タイプ):小さじ2
- 生姜湯の元:大さじ1
- はちみつ:お好みで、なくてもOK
- お湯:180cc
◆作り方
マグカップなどの容器に、インスタントコーヒーと生姜湯の元を入れて、よく混ぜます。お湯を注ぎ、好みではちみつなどを使って甘さを調整すれば、できあがり。
市販の生姜湯には、生姜と葛が含まれています。どちらにも体を温める効果があり、朝から代謝もアップ! コーヒーのカフェインも含まれていますので、朝の眠気もばっちり覚めますよ。
それと、実はコーヒーって、とある不快な症状に対しても効果を発揮するんです! コーヒーが持つ不思議な効果を過去に紹介しているので、よろしければあわせてご覧ください。
「二日酔いの頭痛退治に効き過ぎる『秘薬』と『秘密のツボ』とは?」
体ぽかぽか「豚肉の生姜鍋」
寒い冬になると、体も心もぽかぽかになる鍋料理が嬉しいですよね。そこで、おいしく食べつつ、ついでに体の代謝も上げることもできる「豚の生姜鍋」はいかがでしょうか。
◆材料(2人分)
- 豚肉:400g
- 水菜:適量(白菜でもOK)
- その他野菜:きのこ類などもたっぷり入れましょう
- 豆腐:1丁
- 水:1リットル
- だし:100cc(粉末タイプは溶かして使うと便利です)
- 生姜:適量
◆作り方
生姜は適量をおろしております。めんどくさい人は、チューブタイプのすりおろし生姜でもOK! あとは鍋を作る容量に具材を入れて、材料を煮込んだら、最後にすりおろし生姜を投入します。生姜の風味がきいて、体の内側からぽかぽかするお鍋の完成です。
デトックスの定番ドリンク「りんごのスムージー」
デトックスに効果が高い食材のひとつとして、「りんご」が挙げられます。「1日1個で医者いらず」と古くから呼ばれているりんごは、多くの酵素も含んでいます。ぜひ生のまま、スムージーにしていただいちゃいましょう。
◆材料(1杯分)
- りんご:1/2個
- バナナ:1/2個
- レモン汁:大さじ1
- 水:50cc(できればミネラルウォーターを使用、好みで加減してください)
◆作り方
りんごは皮ごと使うので、しっかりと水洗いしましょう。家にあるミキサーに適したサイズにりんごとバナナを切り、レモン汁と水も一緒にセットしたら、スイッチオン!
適度に飲みやすいジュース状になれば、完成です。もし甘みが足りないと感じるのでしたら、はちみつを使って調整してみてください。
りんごは、果肉はもちろん、皮や、皮と果肉の間にも、ポリフェノールやペクチンを豊富に含んでいます。少し皮が飲みにくいと感じるかもしれませんが、ぜひ皮ごとミキサーにかけて、栄養をしっかり体に取り入れましょう。
今回紹介したレシピ以外にも、普段の食事に少しだけ生姜を加えたり、七味や一味唐辛子を軽く一振りするだけでも、簡単に代謝をアップさせることができます。ぜひ、毎日の食事に取り入れてみてくださいね。