便秘にいつまで悩まされるの?
「ジタバっタするっなよっ!」
これの元ネタがわかるあなたはきっと、美魔女世代ですね。
さっそくですが、本題に入ります。
人間誰しもが悩ませるという、ある症状。この不快に感じる症状について、ジタバタしてもダメだなんて諦めている人が多いんです。
――え? なんの症状かって?
人類共通の悩み……そう、「便秘」についてです。
いやね、僕もたまーに考えるんですよ。
「そもそも便秘とはなんだろう」なんてね。
で、調べてみると、食後24時間~72時間の間に排便がない状態を「便秘」と呼ぶそうです。1~3日間にわたって、お通じがない状態ですね。
便秘には「器質性便秘」と「機能性便秘」の2つがあり、機能性便秘はさらに、一過性のものと習慣性のものに分かれます。
どちらのタイプも、長い間、腸管に便がとどまっている状態を指します。すると次第に腸内で便が固くなり、排便が難しくなって便秘になるわけです。なので、「腸管の中で便が固くならないようにする」ことで、便秘になりにくい体になるはずですね。
旅行に行くと便秘になるという人もいますよね。これは一過性の便秘で、緊張やストレス、水分不足などで起こります。旅行先や出張中だけ便秘に悩まされるタイプの人は、日常生活に戻ると自然に排便ペースが戻るので、心配ご無用。
気にしたほうが良いのは、習慣性の便秘です。
下腹部がぽっこりしたり、いつも腹痛や食欲不振に悩まされたりしている女性のなかには、習慣性の便秘の人もいるかもしれません。これは肌荒れの原因にもなりますから、習慣性の便秘が原因でイライラしたり不眠になったり。待っているのは、悪循環のスパイラル!
習慣性の便秘は生活習慣や食生活が主な原因なので、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
便秘を改善しよう
「さあ、便秘を改善しましょう!」
……なーんて言っても、何から始めたらいいのかわからないですよね。簡単なことから、ひとつひとつクリアしましょう。
まず大切なのは、「トイレを我慢しない」こと。
小さいほうも大きいほうも問わずですが、トイレを我慢すると、体の排便反射がマヒしてきます。便意を感じたら、早めにトイレに行くようにしましょう。食後5~10分ほど経ったら、便意がなくてもトイレに行く習慣をつけるのもいいですね。
次に、日常生活に「運動」を取り入れましょう。
運動不足は体の血行を悪くします。特に腹筋はお腹の血行を促進してくれるので、筋肉の働きを活発にしてくれます。便を押し出す筋肉をつけるために、ちょっとだけ意識して腹筋をするようにしましょう。
続いて、「食生活の改善」です。
便秘と切っても切れない関係の、食事の質を見直しましょう。
毎日、しっかりと朝食を食べていますか? 人間の体は、口から胃に食べ物が入ると自然と便意をもよおすようになっています。これを、「口・結腸反射」と言います。この反応が一番敏感なのが、実は朝。
ですから、まずは朝ご飯を食べましょう。時間がなければ、スープや果物などだけでも構いません。どんなに忙しい朝でも、コップ1杯の水を飲む時間はありますよね。寝起きに水や白湯を飲む。これだけでも、便秘の改善には効果があると言われています。
最後に、気にしたいのが腸内環境です。
結論を言えば、腸内環境の改善は、直接的に便秘解消につながります。そのためには悪玉菌を減らし、善玉菌を増やさなければなりません。具体的には、乳酸菌やビフィズス菌などを摂取したり、善玉菌のエサになる食物繊維を摂ったりするようにしましょう。
乳酸菌サプリメントで手助けしてもらおう
そこでまずは、発酵食品で腸内環境を改善!
野菜・ヨーグルト・漬け物などの発酵食品には、乳酸菌が多く含まれています。
ここで大切なのは、毎日欠かさず摂ることです。外部から摂り入れた乳酸菌は数日で体外へ排出されてしまうので、菌の効果を継続されるためには、毎日食べ続ける必要があります。まさに、継続は力なり。
ヨーグルトや乳酸菌飲料を毎日摂れる人ならばいいのですが、意識的に行うのも少々難しいかもしれません。漬け物も、今では毎日食べるという食生活をしている人も少ないでしょう。
そんなときに便利なのが、サプリメントです。乳酸菌やビフィズス菌が含まれる酵素サプリメントを摂ることで、手軽に善玉菌を増やすことができます。
肩に力を入れて腸内環境を改善しなくても、まずは手軽なところから始めてみるのもいいと思います。便秘に効くレシピに関しては、「ひどい便秘もこれでOK!明日効く腸内改善レシピ2選」でも紹介していますので、ぜひトライしてみてください。