楽しい年始年末、辛い二日酔い
みなさんは、どのような年末年始を過ごされましたか?
僕はと言えば夜のスケジュールがどんどん埋まっていきまして。
「うっひゃ~、おっさん、モテモテ〜(死語)」なんて一瞬だけ思いましたが、実際は大半が仕事のお付き合いという、社会人らしい理由でした。12月~1月にかけての年末年始、街中は夜でも明るくて華やかですよね。
忘年会、からの新年会。そして続く、歓送会。楽しいお酒の席が多い時期だからこそ悩まされるのが、おなじみ「二日酔い」です。酒豪を自称する人やそこそこお酒を嗜める人でも、この時期はちょっと対策を取りたいもんです。
せっかくの楽しいお酒の席ですが、飲み終えたあとがグダグダでは、反省しきりで自己嫌悪に陥ってしまう……なんて人も多いのではないでしょうか。そもそも明日のことを考えると、脳天気に「酒が飲めるぞー!」なんて飲んでいられない人も多いのでは?
二日酔いの対策と言えば、昔からの知恵や食べ物やサプリの活用などさまざまありますが、そんななかでも今、注目されているのは、「サプリメント」です。
肝機能をサポートするサプリメント
最近、注目を集めているのが、ウコンなどの肝臓や胃の働きをサポートしたり、アルコールから守ってくれたりするサプリメントです。飲み会の前に、ウコン入りのドリンクを飲む人も多いですよね。
ウコンに含まれるクルクミンは胆汁の分泌を促し、肝臓全体の解毒作用を高めると言われています。また、ゴマに含まれるセサミンは活性酸素を取り除き、肝機能を高めることでアルコール代謝を良くすると言われています。
ヨーグルトや牛乳の脂肪は、胃に粘膜を張ってアルコールの吸収を抑えてくれるので、飲み会の30分から1時間ほど前に摂っておくと良いとも言いますよね。納豆などに含まれているネバネバ成分こと、ムチンにも粘膜保護の作用があります。
事前にこのような成分を含んだサプリメントを摂ることで、肝臓や胃をしっかりガード! 二日酔いの辛さを低減させてくれますよ。
飲みながらも二日酔い予防
「酒は飲んでも呑まれるな」とは言いますが、実際にお酒の席に参加すると、調子に乗って飲みすぎてしまうことも……嗚呼、悲しき人の性ですな。
さて、いざ飲み始めてからは、どのような対策が取れるのでしょうか?
お酒の席で僕たちは、ただひたすら飲むだけではありません。
心の中でカロリーを気にしながらも、飲みながらツマミなどを食べていますよね。
この「食べ物」によって、アルコール代謝を助ける成分を補うようにしましょう。
肉、魚、チーズ、豆腐などのタンパク質は、肝臓がアルコールを代謝するときに必要となる成分です。しっかりと補給しておくことで、肝臓の働きがスムーズになります。
同じように肝臓のアルコール代謝に必要なのが、ビタミンB1やビタミンCです。ネギ・ニラ・ニンニクなどにはビタミンB1が、イモ・ブロッコリー・ピーマンなどにはビタミンCが含まれていますので、これら食品をおつまみにすると良いでしょう。
最後に、乾きものの代表、ナッツ類です。ナッツにはビタミンEが含まれているので、同様にアルコール代謝を促進する働きがあります。お酒を飲むときは、しっかりとこれらのツマミも食べながら楽しむと良いですね。
二日酔いから1秒でも早く脱出する方法
なんだかんだと言いながらも結局、飲み過ぎてしまった! ……さて、どうしましょう。
その場合は、摂取したアルコールをできるだけ早く分解させることが大切です。なぜならば、アルコール分解の途中で生じる「アセトアルデヒド」こそが、二日酔いの原因だからです。
まずは、アルコールの摂取によって減ってしまった、水分を補給しましょう。吸収の良いスポーツドリンクやミネラルウォーターが最適ですね。ほかにも、アセトアルデヒドの分解を促進するビタミンCを含んだ、オレンジジュースなどもおすすめです。
食べ物でサポートするのであれば、タンニンやカタラーゼを含む柿がおすすめです。……“牡蠣”ではなくて、果物の“柿”ですので、念のため。柿は季節物の果物ですが、アルコールの吸収を穏やかにしてくれます。
また、肝臓の解毒作用を促進し、アセトアルデヒドの分解を助けるタウリンは、シジミに入っていることでも有名です。同じく、デヒトロゲナーゼをはじめとする主力酵素も有効。アセトアルデヒドの分解を促進するだけでなく、直接アルコールの分解を助けます。
しかしこれらの成分は、食べ物だけですべてを摂るのは大変です。食べ合わせもありますし、アルコール分解のためにカロリーオーバーするほどの食べ物を摂るのは、本末転倒というもの。
そんなときにはやはり、酵素サプリメントを利用するのがいいですね。
何もしなければ、ただじっと二日酔いが去るのを待つしかありません。
酵素サプリを上手に使って、早めの対処をするようにしましょう!
こちらは忘年会シーズンのネタですが、普段の飲み会でも使える考え方として、「来たる忘年会シーズン!翌朝の二日酔いを回避する3つの掟」でも二日酔い対策を紹介しています。参考にしてみてください。