「北海道は、でっかいどー!」

 

そんな定番の親父ギャグを言いたくなるほどに、北海道って広いですよね。

 

東京や大阪などの主要都市から北海道へは、飛行機でのアクセスが多いそうです。羽田⇔新千歳路線は国内1位の旅客数を誇り、年間800万人以上が利用しているとか! 学生の修学旅行先としても北海道は人気が高いですし、年齢を問わず旅行先に選ばれています。

 

さて、そんな北海道。
北の大地と言えば、グルメの街としても有名ですよね。

 

じゃがいもをはじめとした大地の恵みも数多く、山の幸・海の幸も豊富。最近のおすすめは、北海道が産地のじゃがいも「インカのめざめ」でしょうか。

 

このじゃがいもは本当においしいんですよ。他のじゃがいもと比較すると、全体的に鮮やかな黄色で、さつまいものような彩りとなっています。味も甘く、じゃがいも特有の“いもくささ”もない、とても食べやすい品種です。

 

お土産物としては、「白い恋人」や「バターサンド」などのお菓子類も充実していますよね。思いついたものを書き連ねただけでも、北海道にはたくさんの“うまいもん”があります。

 

そして、僕がはまっている「漬け物」にも、北海道ならではの名産品があるのです。

 

――そう、北海道名物の漬け物と言えば、松前漬け。
北海道の松前地方が発祥と言われています。

 

日本各地で伝わるご当地漬け物とは一線を画すのが、この松前漬け。
今回は、北海道に伝わるちょっぴり変わった漬け物「松前漬け」を紹介します。

  

グルメ数の子「松前漬け」

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日本の漬け物と言えば、多くの人がイメージするのは「野菜の漬け物」なのではないでしょうか。代表的なものとしては、大根や白菜を漬けたものが挙げられそうです。

 

しかしながら、北海道を代表する松前漬けのメイン食材は、野菜ではありません。

 

そのメインは、なんと……「数の子」! そう、日本のお正月を代表する高級食材・数の子をふんだんに使用した漬け物こそ、松前漬けなのです。

 

基本的な松前漬けに使われる材料としては、まずはこの数の子。さらに細切りにした昆布とするめを細切りにして混ぜ、にんじんなどの野菜も一緒に漬け込みます。

 

調味料は醤油やみりんが多いですね。最近は味付けにもバリエーションが増えており、以前は「しょっぱい味」が主流だったようですが、現在ではご飯のおともにもなるような柔らかい味付けも増えています。

 

松前地方で作られた料理だから?

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「何かを漬けてあるものが漬け物であれば、材料が魚介類であっても漬け物である。」

 

……え? 誰か有名な人の言葉なのかって?
いいえ、僕が今、思いついた言葉です(笑)

 

「漬け物と言えば野菜」という、固定観念をくつがえす一品こそが、松前漬け!

 

とは言え、物産展や土産物屋を覗いてみると、松前漬けは「珍味」として並んでいることも多いですね。珍味なのか、それとも漬け物なのか気になったので調べてみると、漬け物としての認知度が高いようです。(※ネット上を僕なりに調べた独自調査結果です)

 

そもそも、海道の松前地方は、昆布の名産地として有名だそうです。そんな松前地方で昆布を用いた料理を「松前○○」と呼ぶことから、松前漬けが誕生したという名前の由来もあるようですね。

 

数の子シーズン=松前漬けのシーズン到来

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現在は、「数の子を使って作る漬け物全般」を松前漬けと呼ぶそうです。なので、冬場の数の子シーズンが到来すると、松前漬け作りのシーズンも同時に到来するということ。

 

もちろん北海道の各家庭にも「ご家庭の味」があるようで、数の子を大量に買い込んでは松前漬けを作るというところも多いようですね。

 

メイン食材の数の子の性質上、冷蔵保存の場合は5日~1週間程度で食べ切るのがおすすめですが、大量に作って冷凍保存することも可能です。お土産屋さんなどで購入できる松前漬けには保存料が含まれるものもありますから、それなら長期保存しても大丈夫。

 

松前漬けはしっかりとした味付けなので、当然そのまま食べてもOKです!
もしも味に飽きてきたら、うどんやパスタと合わせてもおいしいですよ。

 

大量に買って冷凍保存。食べたいときに少しずつ解凍して、調味料として使うのもおすすめです。さまざまな場面で使える松前漬け、北海道の恵みを、ぜひともおいしくいただきましょう!

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