皆さん、一日に味噌汁は何杯飲まれますか?

一杯。あるいは毎食必ず飲むと答える人も少なくはないでしょう。以前は塩分の摂り過ぎが高血圧、胃がんの発症率を高めるなどで一時、日本人の味噌汁離れの傾向がみられた時期がありました。

ところがどうでしょう。最近はどのサイト、書籍、雑誌を見ても、味噌汁は一日一杯よりは二杯、さらに三杯飲む方が胃がん発生率を下げると書いてあります。どっちがいいのか、はっきりしてくれ!と言いたくなりますが、結局は味噌汁の味噌、その材料である大豆は「素晴らしい効能効果を持っている」というところで落ち着いています。

 

愛飲家、愛煙家にお勧めの味噌の成分について

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味噌は麦味噌、米味噌、豆味噌というふうに麹の種類によって分けられます。

どれも原料は大豆です。大豆は天然のサプリメントと言っても過言ではないくらい栄養素が詰まっていますよね。大豆のサポニンやレシチンは肝臓に入ってきたアルコールが脂肪として蓄積されるのを防いでくれます。

また、大豆のアミノ酸はニコチンの害を軽減し、肝臓の解毒作用を助ける働きがあります。大豆が成分の味噌は喫煙者、愛飲者にはマジでお薦めです。おまけに大豆蛋白は血中コレステロールを低下させて動脈硬化や冠動脈疾患を予防します。これらもお酒飲み過ぎ、煙草吸い過ぎをフォローしてくれます。

 

味噌はヨーグルトと同じ整腸作用があります

味噌もヨーグルトも共に、同じ発酵食品で乳酸菌が沢山入っています。従って、大腸を活発に動かし、下痢、便秘どちらにも改善効果があります。又、お腹の中をきれいに整えることは老化防止につながります。

味噌汁はあらゆる栄養素の摂取源

味噌汁には緑黄色野菜、海草、キノコ類等、日頃、不足しがちな食品が具として入っています。秋田県、岩手県で行われた調査で大変興味深い結果が出ました。それは、一日に摂るカルシウムと鉄分の20~30%を味噌汁から摂っていたということです。

 

気になる味噌汁の塩分について

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photo by SoraZG

味噌も具も体に良いとわかれば、味噌汁を一滴も残さずに飲み干せばいいわけですが、味噌の中の塩分がちょっと、気になります。味噌汁一杯に含まれる塩分量は約1.5~2gです。健康な人の塩分一日摂取量は10g以下とするならば、健康にいいからと毎食後、味噌汁を飲めば、味噌汁で塩分一日量の半分以上を摂ったことになってしまいます。味噌は摂りたし、塩はいらん……ということでしょうか。

それを満足させるにはカツオや昆布で丁寧にだしを摂ることです。インスタントのだしを使用すると味が薄く感じられるため、塩を多く入れてしまう傾向があります。

そんな時の秘策があります。それは味噌汁の具に緑黄色野菜を沢山、入れることです。そうすれば、野菜のカリウムが体内のナトリウムを外に追い出してくれます。

但し、過度の減塩はかえって危険な場合があります塩分は少なければ少ないほどいいというものではありません。例えば、血圧降下剤を飲んでいる人や高齢者が過度の塩分制限を行うと、倦怠感、吐き気などを伴う脱水症状をおこす場合があるので危険です。

 

味噌の主材料である大豆成分のイソフラボンと乳癌の関係

味噌をはじめ、大豆製品を沢山、摂る人はがんになりにくいということが疫学的に証明されています。大豆イソフラボンはエストロゲンという女性ホルモンと化学構造が似ているので、フィトエストロゲン(植物エストロゲン)と言います。
そしてイソフラボンを積極的に摂ることで、エストロゲン依存性である乳がんの発生を抑えると言われています。

しかし、乳がんに羅患されている方はここまでの話と全く逆で、現在のところがん細胞を増殖させてしまう可能性があるとされています。一体何故でしょうか?

乳腺組織はエストロゲンの作用によって増殖します。乳腺組織にできる乳がんの細胞もエストロゲン作用によって増殖します。乳癌の治療薬には主にこのエストロゲン作用を抑える薬(タモキシフェンなど)を使います。ということは、エストロゲンの化学構造が似ている大豆イソフラボンは乳がんの再発のリスクを高める可能性があるということになります。

 

でも、毎日味噌汁は飲めない?

分かります。確かに日々の忙しい生活の中、味噌汁を毎日作ることは物理的に難しいですよね。ですが麹菌をブレンドした≪なかきれい酵素≫ならいかがでしょう?更にその効能効果を高める乳酸菌も含まれています。

味噌汁以上に手軽に効率よく、ご自身の体で発酵食品の力を体感してみませんか。

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