冬はゆきだるまよりぶくぶくになる季節

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昨年の秋頃。「今年は暖冬ですよ~」なんて、僕が大好きな気象予報士さんがテレビでたびたび発言していました。

 

あれから数ヶ月。「そうか、今年は暖冬なのか」という予報を信じて喜んだ自分が悲しくなってくるほど、寒い毎日が続いていましたね……。3月に入って暖かくなったかと思ったら、またこの冷え込みようですよ!

 

その冷えっぷりと言ったら、温暖なイメージのある沖縄県の人たちが寒さのあまり、ユニクロへヒートテックを買いに走ったことがニュース番組で報じられるほどです。

 

それにしても、今はいいですよね。

 

温かい服装で固めるにしても、超薄手のあったか下着が出ていて、それをうまく使えば完全ヒートテック人間に早変わりしてしまいます。しかも、人知れず。

 

昔はつらかった。本当につらかった。

 

重ね着をすれば、ごわごわとした下着に、厚手の靴下、すっぽりと顔まで収まるセーターやコートなど……いま考えると、ぞっとします。

 

特に女性は冬だっておしゃれをしたいのに、寒いからと言って防寒するとゆきだるま状態だし、やせ我慢すると寒くて震えてしまうといった具合ですものね。それが今や、マフラーやブーツ、ストールなどは、おしゃれアイテム以外の何物でもないようです。

 

さて、今回はおしゃれの話ではなく、「冷え」の話です。

 

どんなに温かい格好でいても、寒いと感じてしまう冷え。
根本的な解決をしないかぎり、冷えから脱却することはできないのです。

 

足が特に冷えてしまう理由

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「う〜、寒い!」と思った瞬間に、手足の指をキューっと曲げてしまう……。

 

まるで癖のようなこの動作は、手足から冷えを感じてしまっているために起こるものです。それにしても、なぜ手足だけこんなに冷えを感じるのでしょうか。

 

その理由のひとつに、体の構造の問題があります。

 

人間の体は血液によって温められていて、その血液を流すポンプの役割を果たしているのが心臓です。手足は心臓から一番遠いところに位置するため、ポンプの力も弱まってしまうのです。

 

もうひとつの理由が、体の血液を送る優先順位の問題です。

 

まずは何よりも脳。次に内臓系。寒いときには血管も収縮してしまうので、体温維持のために頭部や胸腹部に血液が集中してしまいます。血液の量が寒さで増えるとは思えませんから、当然、末端の手足の血液は少なくなってしまうのです。

 

見方を変えてみよう

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この悲しい負のスパイラルからどうやって脱出すればいいのか。
見方を変えてみましょう。

 

足を冷やさないためには、血流が足先まで来るようにすればいいのです。

 

血流が減るのは、より重要度の高い体幹を温めるために使われるためですから、体幹部分が冷えないようにすればいいのです。体の芯から温めるような対策を講じて、末端まで血液が行き渡るようにしましょう。

 

それでも怖い、足の冷え

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足の冷えを感じる人は少なくないのではないかと思いますが、変に我慢してしまうのも考えもの。冬だからと言って笑い飛ばしていると体調を崩してしまいかねないため、注意が必要です。

 

日頃から足の冷えを感じている人の特徴として、眠りが浅くなりがちだということが挙げられます。良い睡眠の取り方に関しては、『疲労回復は良質な睡眠から!寝る前に心がけたい3つのこと。』でまとめていますので、そちらを参考にしてみてくださいね。

 

特に女性の場合、良い睡眠が取れなければ、肌トラブルへと発展しかねません。肌のターンオーバーが乱れ、老廃物がうまく排出されなくなり、肌荒れ、くすみなどの原因になるのです。

 

それだけはありません。むくみや傷が治りにくくなったり、血行不良による虚血から、痺れなどの知覚障害が起きるケースもあります。

 

足の冷え対策は、どうかお早めに。

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