夏も冬も重宝する冷え性対策「生姜」
「ああ……少しでも温かいものが欲しい……」
春の合間に急に寒くなってくると、温かい食べ物や飲み物が欲しくなりますよね。
これは、体から発せられる本能。まさに、生きるために暖を取るレベルです。
冷え症の人にとっては夏の冷房も身にしみますが、冬の寒さは心がポッキリと折れてしまうレベルで骨身にしみちゃいますよね。
そんな辛さを改善するための、冷え性対策。方法は星の数ほどあれど、手軽でおいしくって、瞬間的に温まることができる食べ物や飲み物はないのでしょうか……?
――はい! それが、あるのです!
それが、あったかくておいしい「生姜紅茶」です。
生姜紅茶は、何よりおしゃれ!
英語で言えば、ジンジャーティーですよ? もう、文字の響きだけでオシャンティー。紅茶そのものがイギリス発祥の文化ですから、それだけで女子のハートをがっちりキャッチ。
僕は某大人気刑事ドラマで、素敵なティーカップに紅茶を注ぐ様子が出てくると、「あっ、紅茶飲もう」と思ってしまうほどの影響を受けています。ああ……周りに惑われやすい自分の性格が憎い(笑)
とにかく、今回は冷え対策!
このあったかい紅茶に、生姜をブレンドした「生姜紅茶」をご紹介します。
「お気に入りの紅茶にチューブの生姜を入れるだけじゃん」と思ったアナタも必見の、本当においしい専門店をご提案しますよ!
生姜生産国内断トツ1位!高知の生姜を使った生姜紅茶
専門店は何よりも、紅茶の茶葉と国内産の生姜にこだわりを持っています。
日本の生姜生産のトップは、断トツで高知県です。それもなんと、国内生産量の半分以上が高知県。その中でもおいしい生姜を探し出し、生姜紅茶の材料として使っているのが、
例えばこちらのショップさんの生姜紅茶。店長がわざわざ高知まで行って手に入れた生姜を、贅沢にも100%使って作っているそうです。生姜のきりっとした香りに、しっかりとした紅茶の味わいがブレンドされて、体だけでなく心も温まりそうです。
当然、茶葉にもこだわっていて、スリランカのディンブラ・ティーのブレンドを選択。ティーバッグタイプも販売されており、好みに合わせて淹れ方を選ぶことができるのも嬉しいポイントですね。
僕がネットサーフィンをするときは、やはりこうして素材にこだわっているショップを覗いてしまいます。
鹿児島産の生姜を使ったカフェの生姜紅茶
一方、高知に負けるまいと鹿児島産の生姜を使い、手軽に飲めるティーバッグの紅茶を販売しているのが、鹿児島県薩摩川内市にある、「カフェつばさ」の生姜紅茶。
お店に行ったらぜひトライしてほしいのが、店の看板スイーツ、プレミアム生クリームソフト「クレミア」。……いやあ、南国のアイスクリームって、どうしてあんなにおいしいんでしょうね? 実はこのお店、ランチもおすすめなんですよ。
となると、生姜紅茶にも期待できます。
生姜に関しては、有機栽培にこだわった地元・鹿児島県産の生姜を使っています。フリーズドライされた生姜を紅茶に使うと、途端に驚くほど香り立ち、きりっと締まった味わいを感じられます。
ブレンドするのは、セイロンハイグロウンティー。
紅茶本来の味わいを崩さないよう、同じ“きりっと”系でまとめています。
冷え性の人には、「冷え取りの食材である生姜」+「体を温める効果がある紅茶」+「ビタミンやミネラルで体を温める黒糖」の組み合わせがおすすめだとか。
まさに鹿児島県ならではの、上手な黒糖の使い方ですね。
生姜の力、紅茶の力
昔から健康に役立つ、さまざまな力があると重宝されてきた、生姜。
漢方薬やハーブにも使われていて、親しみやすい食材でもありますよね。
生姜には、血管を拡張し、血行を改善する成分が含まれています。そのため、生姜を摂ると体がポカポカしてくるのです。体が温まれば、冷えが改善されるだけでなく、新陳代謝が活発になり、発汗や排尿を促すデトックス効果も期待できます。
また、紅茶には、女性に嬉しいポリフェノールの一種であり、抗酸化物質を持つ、紅茶フラボノイドが含まれています。
「美人は紅茶で作れる」と、昔から言われているとか……いないとか。とにかく、冷え性対策だけと言わず、生姜紅茶で美肌のアナタも見てみたい! ……な~んて。
もっと詳しく冷え性のことを知りたい方は、『ご存じですか?冷えが内臓から現れる理由』にも目を通してみてくださいね。