みなさんは、どんなときに「春がきた」と感じますか?
松任谷由実さんの「春よ、来い」が流れたとき?(ああ……年代がばれてしまう)

 

最近でしたら、コブクロやレミオロメンなど、その時々に流行した曲で春を感じる人も多いのではないでしょうか。僕はと言えば、桜の花が少しずつ開花していく様子を目にすると「ああ、春がやってきた」と感じます。

 

桜の名所は全国各地にあり、春先の旅行では、全国の桜を見てまわることも実は密かな楽しみとなっています。「桜色」という表現にもあるように、古くから日本人は桜が好き。

 

なんと、そんな「桜」を使ったご当地漬け物が、神奈川県にあるらしいのです!

 

というわけで、今回の日本漬け物紀行では、神奈川県が国内生産量の約8割を占める「桜漬け」を紹介します。

 

季節モノは時間との戦い

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神奈川県秦野市が国内生産の約8割を占める、桜漬け。
全国的には「桜茶」という名前が有名ですね。

 

そう、桜漬けとは読んで字のごとく、桜茶などで使われているあの「桜の漬け物」になります。お湯を注ぐと、淡い桜色が湯のみいっぱいに広がる、春の風物詩。古くからおめでたい席で振る舞われることも多く、来客へのおもてなしとしても重宝されています。

 

そんな桜漬けですが、収穫から漬け込みまでは、時間との勝負です。

 

桜漬けに使われるのは、八重桜。ソメイヨシノ系と比較すると、花びらが何層にも重なっており、なんとも豪華な雰囲気が人気の花です。

 

花を摘むのは時間との戦いで、雨の日も風の日も関係なく、適切な花を摘まなければなりません。さらに摘み取った花は、根元の“がく”を1つずつとっていきます。桜はデリケートな素材ですから、基本的に作業は全部手作業。手間隙かける必要があります。

 

赤・白・ピンク色と個性が表れる桜漬け

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手作業で丁寧に摘み取られた八重桜を見ると、赤・白・ピンクなど、ひとつひとつの色合いが異なることがわかります。

 

桜漬けを作っている農家さんによれば、色味が鮮やかで美しいのは、濃い赤やピンクの桜。これらの鮮やかな色合いは、お祝いの席で振る舞われる桜茶の中でも、人気がとても高い色合いだそうです。

 

また、白や薄いピンクの桜漬けは、桜クッキーやお吸い物に使われることも多いというお話でした。

 

作り方は、まず原料となる桜の花びら500グラムに対して、白梅酢500ccと塩100gを用意します。花と塩を交互に入れて、最後に白梅酢を注いで漬け込みます。途中でほぐしながら漬け変え、さらに2日間ほど漬け込んでいきます。

 

梅酢がピンク色になると、漬けあがり。

 

注意点としては、桜の開花に合わせて収穫し一気に漬け込むため、一連の作業にスピードが必要となる点です。また、漬け込む作業では花から出る灰汁によって、桜の美しさとは反比例するように黒く汚れてしまうこともあるそうです。

 

漬け上がった桜色の漬け物はとても美しく、日本らしさを感じますね。

 

気になる桜漬けの味は?

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日本の四季を感じる「桜漬け」は、贈答・お土産用にも販売されています。サイズも各種を取り揃えており、数回で使いきれる小さなカップ入りから、パウチされているものまでさまざまです。

 

これら販売されている桜漬けには、多くの塩がまぶされています。もちろんそのまま食べることもできますが、そのままではちょっとしょっぱい!

 

ですから、まずは定番の桜茶(桜湯とも言いますね)でいただきましょう。桜漬けにそっとお湯を注げば、一面の淡い桜色の湯に、ほんのりと桜の香りが漂います。口に含むと、ほのかな塩味に加え、桜の風味が口いっぱいに広がります。

 

独特な味わいですが、これがうまい!
まさに、「春を口で感じさせる味」ですね。

 

目で見て美しく、食べておいしい桜漬け。現在は神奈川県内にとどまらず、全国の百貨店などでも販売されているので、ぜひ探してみてください!

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