十把一絡げにされるビタミンB群

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「ビタミン」と一口に言っても、ビタミンAから始まり、さまざまな種類があります。なかでも「ビタミンB群」は、8種類ものビタミンがあるにも関わらず十把一絡げにされてしまいがちな、ちょっとかわいそうな栄養素。

 

だってみなさん、ビタミンB群をすべて言うことができますか?
ビタミン1~8とか、そんな単純なネーミングではありません。

 

正解は、ビタミンB1・B2・B6・B12・ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチンです。これらを指して、「ビタミンB群」と言うのですね。それぞれに重要な役割があるにも関わらず、互いに協力関係を築きながら働いているため、ひとまとめにされてしまうのです。

 

そのなかでも今回は、特に多くの物質代謝に関わっている、「ビタミンB2」に着目してみましょう。ビタミンB2は、糖質・脂質・タンパク質などから、エネルギーを生成するお手伝いをしています。不足すると、目の充血や肌あれなどの症状として出てきますね。

 

最も顕著に現れる症状が、口内炎。口内炎の原因は、ほぼ間違いなくビタミンB2不足によるものです。だからこそ、ビタミンB2を豊富に含んだ「豚肉」を食べるように、昔からよく言われているのですね。

 

多量のエネルギーが必要となる若い世代や、運動をめいいっぱいする人、年齢を問わず肉体労働をしている人などは、ビタミンB2をどんどん使います。ですから、どんどん補給しなければなりません。

 

ビタミンB2のおいしい摂り方

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ビタミンB2は、主に動物性の食品に含まれています。

 

先ほど紹介した豚肉に加え、うなぎのかばやきやレバーなど。――そして、僕の生活には欠かせない納豆にも、ビタミンB2がたっぷりと含まれています。

 

また、牛乳や乳製品、卵なども、効率の良いビタミンB2の摂取源となります。ここまで挙げた食品を見ると、普段の生活で気軽に摂れるビタミンだとも言えそうですね。

 

ただしビタミンB2には、それが水溶性であるという問題もあります。つまり、水に溶けやすい性質を持っているために、大切な栄養成分溶けてしまいかねないという弱点を持っているわけですね。ですが一方では、熱には強いという特徴もあります。

 

――となると大切なのは、食材を洗いすぎないこと。
そして、できれば煮汁ごと利用できる料理を心がけることだと言えます。

 

他方では、さまざまな料理から摂取できるため、摂り過ぎてしまわないかも気になるところ。ですが、体内で使われなかった余分なビタミンB2は、尿によって体外へ排出されてしまいます。ですから、過剰摂取の心配はいりません。

 

逆に、体内で保存することができないため、日頃から意識して摂るようにしましょう。

 

僕のおすすめ!ビタミンB2摂取メニュー

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続いて、ビタミンB2を摂取することのできる、おすすめメニューをご紹介。

 

それが、「豚レバーの唐揚げ」です。レバーの臭いが嫌いという方も多いかもしれませんが、レバーほどにビタミンB2をたっぷりと含んだものはありません。

 

臭いの取り方としては、まずぺーパータオルで表面の血液を取り除きます。このとき、水で洗ってしまうと、ビタミンB2が流されてしまうだけでなく、その後に入れる牛乳が薄まってしまうので、NGです。

 

密閉された容器にレバーを入れ、全体が浸る程度に牛乳を加えて、2〜4時間程度、そのまま置きます。そうしたら、ざるに上げて、このときは軽く水洗いもしましょう。水分をペーパータオルで拭き取ったら、普通の唐揚げと同様に味付け、片栗粉をまぶします。

 

臭いを取る手間はかかりますが、おいしい料理に早変わり。
これに加えて、納豆をのせた冷奴でもあれば、ビタミンB2の補給はバッチリですね。

 

魚が好きな方には、サバもおすすめです。サバの料理については、「恋活に役立つ!?みんな大好き【鯖の味噌煮】簡単レシピとアレンジ7選」でレシピと合わせてご紹介しておりますので、ぜひお試しください。

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