トマト・キュウリ・枝豆――。

 

夏に旬を迎える野菜たちって、なんだか見ているだけでテンションが上がってきてしまいますよね。サラダにしてもいいし、そのままガブッとかぶりついても「うま~い!」ってなっちゃいます。女性には「少々お行儀が……」と言われてしまいそうですが。

 

夏は暑さで食欲が落ちやすい時期ですが、夏野菜はサッパリとして食べやすいものが多いのも嬉しいところ。とはいえ、夏バテを防止するためにも、うなぎや焼肉などのいわゆる「精のつく」メニューも食べたくなる季節です。

 

うなぎや焼肉などを食べることによって、良質なたんぱく質を補給することは、体にとっても大切です。うまいもんを食べればストレス発散にもなりますから、「食べ過ぎてはダメ」とも一概には言えないんですよ。

 

――となると気になってくるのが、野菜不足です。

 

毎日の食事に気を配っている人でも、野菜が不足しているんじゃないかと気になってくるのは、どうしようもありません。特に夏場は、汗として体内の水分や栄養素が排出されやすい季節でもありますから、1日3回の食事で栄養をきっちりと補給したいところ。

 

そこで今回は、みなさんが毎年抱えているであろう「暑くて仕方がない夏に、野菜を十分に摂る方法(言い換えれば野菜を不足させない方法)」について、はま通信っぽい切り口から迫っていこうと思います。

 

夏に鍋は遠慮したい

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身も蓋もないことから伝えましょうか……鍋だけに。
冬の間、当ブログでは、幾度となく「鍋料理がおすすめ!」と紹介してきました。

 

それこそ、「鍋業界の回し者か!?」なんてツッコまれてもおかしくないほど、我ながら鍋料理推しでしたね。僕自身、鍋は好きですし、野菜・肉・魚がバランスよく食べられるので、おすすめしたい理由はしっかりあるのです。

 

――でもね、これだけは言いたい。

 

「夏場に熱い鍋は正直しんどい。」

 

僕と同じような考えの人って、割と多いんじゃないでしょうか?

 

冬場は大歓迎される鍋料理ですが、夏場はできれば遠慮したい一品です。理由は簡単。「暑いから」の一言に尽きます。ガンガンにクーラーのきいた部屋で食べる鍋料理もおいしいとは思いますが、そもそも空調がききすぎた部屋は体への負担も大きいですよね。

 

野菜の持つビタミン類や食物繊維といった栄養素に加え、肉や魚のタンパク質を一緒に摂取できる万能料理「鍋」。――ですが、気温が高い夏の時期には残念ながら、僕の遠慮したいメニューランキングにランクインしてしまうのです。

 

夏の鍋は遠慮したいけれど、僕はそれでも鍋が好き。体の代謝を挙げやすい料理、それこそが「鍋料理」なのです。詳しくは、こちらの記事を参考にどうぞ。

デトックス効果抜群!代謝を上げる簡単レシピ3選

 

市販の野菜ジュースでいいんじゃない?

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「野菜不足」というキーワードを出すと、ほぼ9割くらいの確率で「市販の野菜ジュースで補給すればいいんじゃない?」と言われます。

 

確かに最近の野菜ジュースはとても優秀で、「1本で1日分の野菜を摂取できる」というキャッチコピーの商品も複数ありますよね。……ちなみに、補足すると「1日に必要な野菜の成分を摂取できる」という表現が最適なんじゃないかとも思いますが。

 

僕個人も大好きな野菜ジュースではありますが、実のところは一長一短。

 

言うまでもなく、「1日1本で野菜の栄養素を気軽に摂取できる」という点がメリットです。では、デメリットは何かと言えば、ずばり「糖質量の多さ」です。

 

市販の野菜ジュースは飲みやすくするために、糖類を加えて味を調えたり、果物をふんだんに使ったりしている商品が少なくありません。

 

もちろん、果物も適量であれば体に良いものなので僕もおすすめしたいのですが、普段の食事に加えて、野菜ジュースを必要以上に飲んでしまうと、糖質や炭水化物といった「脂肪に変わりやすい栄養素」の過剰摂取につながります。

 

さらに付け加えると、市販の野菜ジュースには、どうしても添加物が多く含まれてしまいます。このように、野菜不足を簡単に解決できる方法のひとつではありますが、市販の野菜ジュースに頼りすぎというのも、少し考えものですね。

 

夏でも無理せず味噌汁ライフ

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そこで、あるひとつのメニューが目に留まりました。
それは、「ビシソワーズ」です。

 

ビシソワーズとは、じゃがいもをベースに使った冷たいスープ。
まろやかな口当たりが、女性からの人気も高いメニューです。

 

――そこで、考えました!

 

日本の冷たい味噌汁「冷や汁」があるように、具だくさんの味噌汁によって、野菜を補給してみてはいかがでしょうか。

 

味噌汁でしたら、毎日の食卓に並べてもほとんど飽きることがありません。さらに、トン汁やほうとう汁など、少し手を加えるだけでも豊富なバリエーションが存在します。

 

そして、味噌汁に飽きた頃には、夏が旬のトマトや夏野菜を使ったスープを取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

野菜は、火を通すことでビタミンなどが少し失われてしまいます。ですが、野菜全体のかさが減り、汁椀1杯で大量の野菜が摂取できるという大きなメリットもあります。

 

これは意外な組み合わせかもしれませんが、完熟トマトは味噌汁との相性も抜群なんです。「トマトの味噌汁」と聞くと、「え? 大丈夫?」とツッコまれそうですが、みなさんもぜひ試してみてください。

 

まず具なしの味噌汁だけつくって冷蔵庫で冷やします。その冷やし味噌汁に湯剥きしたトマトを入れます。きっとその美味しさにびっくりすること間違いなしですよ!セロリやナスなんかも合うので試してみてくださいね。

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