冷えを感じると、そのあとに腹痛がやってくる
「こんな時期に冷え症はないだろう」と縁がない人は言いますが、当事者にとっては辛いのが今時分ではないでしょうか。
外の気温が上がるということは、屋内では冷房のスイッチが入るということですからね。先日も「朝から暑いね」「会社は寒いだろうね」という会話を耳にしたばかりです。
「冷え症」と言えば、手足が冷たくなるイメージが強いものですが、今回のテーマは「腹痛」に結びつく冷え。
これは、全身が冷えてしまっているときに起こることが多いようです。冷えによって自律神経が乱れ、腸の異常収縮が起こり、その結果として腹痛が引き起こされてしまうのです。
「冷え」と「腹痛」の両方に対策を
「冷え」からくる腹痛に関しては当然、原因となる冷えを解消することで腹痛も改善されます。では、どのように冷えを解消すればいいのでしょうか。
体を温める方法としては、温かい格好をしたり、温かい飲み物を飲んだりすることが考えられます。
“温かい格好”と言っても、温めたいのは体全体なので、特に体幹部を温めるようにしましょう。簡単な方法としては、「腹巻き」がおすすめですね。最近はかわいい商品なども販売されるようになったので、気軽に腹巻きを買うことができるようになりました。
腹巻きを用いて、お腹まわりと腰まわりを温めることによって血液も温まり、体中に行き渡ります。結果、体全体もホカホカになるわけです。
また、夏はちょっと使いづらいですが、冷房ガンガンな環境では「カイロ」もおすすめです。カイロを使う際には、一番小さいサイズのものを尾骨あたりに貼ると効果的。尾骨の近くにある、“仙骨”というツボが冷えに効くそうですよ。
もうひとつ、「温かいものを飲む」ことが挙げられますが、すでに腹痛を感じている場合は避けるようにしましょう。腹痛状態のときには腸が異常収縮しているので、水分は逆効果になってしまいます。要注意ですね。
エアコンで体が冷える前に腹痛対策
冷えによる腹痛対策としては、本格的な冷房時期になる前に予防線を張っておくのもおすすめです。日頃から体を冷やさないよう食生活に気をつけ、基礎代謝を上げるために適度な有酸素運動を心がけることが大切です。
胃腸が弱い人は便秘や下痢になりやすく、便秘から腹痛を起こしやすい傾向にあります。この連鎖は断ち切らなければなりません。
そのためには、普段から規則正しい食事と排便の習慣を作っておくようにしましょう。朝起きると腸が動き出し、便意をもよおすという流れがあるので、それに乗っかるのが理想ですね。そのためには、やはり「早寝早起き」が重要になってきます。
もちろん、お腹を冷やさないことも大切なので、ここでも腹巻きが登場です。お腹まわりだけでもいいので、しっかりと暖めるようにしましょう。
そして、お腹を冷やさないという点で言えば、冷房の効いた部屋では、冷たいものより常温もしくは温かいものを飲むようにします。予防という立場では、ぬるめの水分をこまめに摂ることで大腸の動きを促進されるので、有効と言えます。
いかがだったでしょうか。快適なエアコンライフを過ごすためにも、今から少しずつ改善を目指していきましょう。
必需品の腹巻に関しては「お値段以上の価値!おしゃれな腹巻きで冷え取り効果を実感」でご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。