旅の楽しみはご当地ものです
暑くなると南の海に行きたくなるし、寒いときにはスキーが恋しくなる。
そんな僕ですが、こよなく愛してやまないのが「ご当地もの」です。
(詳しくは、当はま通信で連載中のコラム「FOOD紀」も読んでください!)
最近は各百貨店でも地域の物産展が開催されていますが、出展しているのは名産品ばかりです。だけど、僕が気になるのは、普段使いのご当地ものなんですよね。
なかでも、飲み物はその地域の特徴が出やすい印象があります。
旅行中、観光地で地域の食文化に触れるのもいいですが、何気なく入ったスーパーで買う乳酸菌飲料も見逃せません。国内外に関係なく、スーパーマーケットってご当地メニューの穴場スポットなんです。見たことのない商品が普通に並んでいて、おもしろいですよ。
外せない全国レベルの乳酸菌飲料
どこに行っても安心して飲める、全国レベルの乳酸菌飲料と言えば「カルピス」です。どこにでもあると言うか、誰しも一度は飲んだことがある飲み物なのではないでしょうか。カランコロンと氷を入れて飲むのが、僕の流儀。
カルピスは殺菌タイプの乳酸菌飲料ですので、生きた菌が入っているわけではありません。ですが、殺菌された菌が腸内の善玉菌のエサとなって、善玉菌の数を増やしてくれるという効果があります。
生きた菌が入っているドリンクの代表としては、ヤクルトがあります。
最近は化粧品やサプリメントの界隈でも有名になってきたヤクルトですが、僕は小さいころから飲んでいるあの、すぐに飲み終わってしまうサイズのものが大好きです。同じようなタイプでもっとごくごく飲みたい人は、ビックルやマミーになるんでしょうね。
飲むヨーグルト系のドリンクも、全国レベルの乳酸菌飲料です。ブルガリアの“飲むヨーグルト”をはじめ、製品名に「飲むヨーグルト」の文字が入っているものが少なくありません。
そこに行かなきゃ飲めない乳酸菌飲料
お待たせしました。北は北海道から南は沖縄まで、ご当地乳酸菌飲料をご紹介します。――と言っても、僕が知っている範囲での話になりますので、あしからず。
まずは北海道で有名なのが、「ソフトカツゲン」。これは、雪印メグミルクが北海道限定で販売している乳酸菌飲料です。青りんごやみかんなどのバリエーションも増えているそうですが、北海道でしか飲めないことには変わりないようです。
【楽天市場】北海道の美味しいもの > ドリンク > ソフトカツゲン:北海道 くしろキッチン 和商店
関東まで南下してくると、栃木県民のお気に入り「レモン牛乳」があります。いかにもレモンがたっぷり入っていそうですが、レモンの香りさえしない牛乳だそうな。味はかなり甘いという話。最近は、広島県でも「瀬戸内レモン牛乳」なるものが販売されています。
レモン牛乳(針谷+関東・栃木レモン)200ml×10本・飲み比べセット 栃木 逸品屋
四国では、高知県の「リーブル」。これも黄色系のパッケージです。なんとなく、乳酸菌には「黄色」のイメージがあるのかもしれないですね。こちらのリーブルは、地元のひまわり乳業が販売しています。
坂本龍馬ゆかりの味めぐり ( 食べ物 ) – いけずな京女のwagamama日記 – Yahoo!ブログ
九州と言えば、「ヨーグルッペ」ですね。南日本酪農協同が出していて、歴史も古く、1985年に販売開始しています。いかにもさわやかな感じがするパッケージが印象強いので、現地ですぐに見つけることができるはずです。
価格.com 知名度上昇中! 九州発の乳酸菌飲料「ヨーグルッペ」って? | いいモノ調査隊
現在は、ヨーグルッペもノーマル版とリンゴフレーバーがあるんですよね。僕としては、まずはノーマル版を飲んでいただきたいところ。かなり甘みが強いですが、濃厚な乳酸菌飲料という味わいは最高です。
最後は沖縄の「森永ヨーゴ」です。甘いのにちょっと酸味もある、沖縄のソウルドリンクなのだそうです。
他にもいろいろなご当地乳酸菌飲料があります。旅行にでかけた際には、ぜひ探してトライしてみてください。また、乳酸菌に関しては「酵素屋の僕だから伝えたい!正しい乳酸菌の摂り方」の記事でも書いていますので、よかったら参考にどうぞ。