2016年の夏と言えば――そう!
リオデジャネイロオリンピックに世界中が熱狂した夏でしたね。
日本の結果を見ると、金メダルが合計12個、銀メダルが合計8個、銅メダルが合計21個と、メダルラッシュ! 水泳・体操・レスリング・柔道・卓球など、注目競技も盛りだくさんでしたね。
男子体操競技では、内村航平さん・加藤凌平さん・山室光史さん・田中佑典さん・白井健三さんが団体で金メダルを獲得。内村さんは個人総合でも金メダルを獲得し、まさに「王者の風格」を見せ付けた結果となりました。
他にも、スポーツ史に残る名勝負が数多く繰り広げられましたね。
「霊長類最強の女」として名高いレスリング・女子フリースタイル53kg級に挑戦した吉田沙保里さんは、惜しくも銀メダルに。頂点に輝いたアメリカのヘレン・マルーリス選手は、吉田選手に憧れてレスリングの世界に飛び込み、彼女に勝つことを目標に戦い続けたとの話。熱いですねー。
そんな吉田選手ですが、過去のインタビューで「特別なサプリメントなどを愛用していますか?」という質問に対して、「サプリメントは一切愛用していませんよー!」と元気よく回答していたこともあります。
霊長類最強と呼び声高い彼女のポテンシャルは、日々のトレーニングと食事によって培われてきたようですね。うーむ、なんとも素晴らしいの一言です。
とはいえ、すべての選手がサプリメントを使っていないわけではなく、効率的に愛用している選手も多くいます。実はスポーツによっては、スポーツ連盟推奨のサプリメントもあるんですよ。
そこで今回は、プロアスリート達が愛用するサプリメントについてご紹介します。
プロアスリート御用達のサプリメントは?
水泳・体操・レスリング・柔道・卓球・陸上・ゴルフ・テニスなどなど、いわゆる「プロアスリート」と呼ばれている選手たちは、世界中に存在します。日本で言えば、プロ野球選手やJリーガーも有名なプロアスリートですね。
そんな「プロの世界で活躍し続ける選手たち」御用達のサプリメントとして、『クレアチン』があります。雑誌やメディアでも紹介されており、最近は知名度も上がっているサプリメントのひとつ。
クレアチンは、肉や魚にも含まれている成分の一種です。これは体のパワーの源になる糖質よりも早く、一瞬で力を発揮できる栄養素となります。また、クレアチンを摂ることで、体内のクレアチンリン酸濃度も高まります。
この“一瞬”がキーワード!
スポーツの世界においては、スタートの瞬間や勝負を決める“一瞬”というのが、とても重要となります。しかし一方で、クレアチンは肉や魚にも含まれていると説明しましたが、サプリメントにすると少しお値段も張るため、日常的に摂るのは少し難しいと言えるでしょう。
今でも定番のサプリメントと言えば?
先ほどご紹介した『クレアチン』は、プロアスリートたちの間で使われるようになったのは割と最近のこと。
では、ド定番もド定番!
定番オブ定番なサプリメントと言えば、何があるわかりますか?
さあ、シンキングタイムのスタートです!
……いかがでしょうか。
なんとなく、これじゃないかなー? なんてイメージは浮かびましたか?
はい。シンキングタイムは終了です。
正解は――。
「クエン酸&アミノ酸」です。
思わず「え!?」と思った人もいるでしょう。
なんせ「クエン酸&アミノ酸」と言えば、近頃は市販されているスポーツドリンクや美容系ドリンクにも配合されている成分です。でもそんな身近な存在だからこそ、プロアスリートのみなさんにとっても欠かせない「マストアイテム」になっているわけですね。
特に、スポーツ中の水分補給に「クエン酸&アミノ酸」ドリンクを愛用している選手が多いとのこと。クエン酸はレモンのような酸味のある味ですから、そのさっぱりとした味わいもスポーツ選手たちからは好評なようです。
疲労回復にも効果的で、練習中や試合中の水分補給にもってこいということですね。
サプリメントはあくまで食事の一部です
さて、ここまでは、最近人気のサプリメントと、超ド定番級のサプリメントをご紹介しました。いずれも、プロアスリートのみなさんが愛用しているサプリメントです。
そして、クレアチン、クエン酸、アミノ酸といった成分のどれもが、食品からの摂取ができる栄養素であり、過剰なまでに摂取しすぎなければ、体への負担も少ないのです。
当ブログをご愛読いただいている読者のみなさんはお気付きかもしれませんが……。
「サプリメントは、あくまで食事の一部です!」
――と僕は、改めてこの主張を繰り返したいと思います。
なぜ、僕はこのような主張を繰り返すのか。
その答えは以下の記事でご紹介していますので、よろしければ合わせてご一読くださいね。