世界を沸かせる日本人が現れたーーー!!!
しかもそれは、世界レベルで活躍中のスポーツ選手やアスリートではない。
日本国内でも「知る人ぞ知る」レベルで地道な活動を続けてきた、1人の男性芸人だった。
――そう、あの世界のお騒がせボーイで知られているジャスティン・ビーバーも大絶賛するその人物とは、ピコ太郎さん。「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」の動画をYouTube上に投稿すると、世界レベルで大人気に!
数多くのアーティストがSNS上で彼の動画をシェアし、なんと音楽雑誌『Billboard』が集計する10月29日付けの全米ヒットチャートで77位にランクインするなど、前人未到の記録を塗り替え中です。
そんなピコ太郎さんですが、もうひとつの顔は、お笑い芸人の古坂大魔王さん。
古坂さんはアラサー以上の世代でしたら、ボキャブラ天国に出演していた「底抜けAIR-LINEの人」と言われると「ああ! あの人だ!」なんて気がつく人も多いかと思います。『天才てれびくん』にも出演し、「札付きワルズの監督」というシュールな役で出演していました。
今回は、そんなピコ太郎さんが大流行させた、「Apple=リンゴ」と「PineApple=パイナップル」の栄養素について迫ってみようと思います。
リンゴが持つたくさんの機能とは?
さて、リンゴは「医者要らず」とも呼ばれている果物のひとつです。
健康やダイエットのお供に良い果物といえば、多くの人が「リンゴ!」と答えるでしょうね。
そのまましゃくしゃくと食べることが多いリンゴですが、この食べ方、実は理にかなっているんです。というのも、生のリンゴには数多くの酵素が含まれています。その酵素の機能のひとつが、「炎症回復機能」。
例えば、風邪をひいてしまうと、体の鼻や喉、さらに胃の粘膜などが炎症を起こしてしまいます。すると、弱った部位の免疫力が低下してしまい、病気の治りが遅くなったり、他の病気を引き起こしてしまうこともあるんです。
そんなときに活躍するのが、このリンゴ。リンゴには、食物繊維とビタミンCも多く含まれています。果肉よりも皮の部分に多く酵素が含まれていますから、理想は皮ごと食べることですね。
――さあ、ここで思い出してみてください。
体調が悪いとき、すりおろしたリンゴを食べた経験はありませんか?
これも理にかなっていて、酵素やペクチン、リンゴポリフェノールといった栄養素も同様に、果肉よりも皮に多く含まれています。だからこそ、すりおろして皮ごと食べることで、弱った喉や胃への負担を軽くしながら、炎症で弱った粘膜の回復も早めてくれるというわけです。
リンゴは何にも言わないけれど、リンゴはとってもすごいんだ!
デトックスにもおすすめな「リンゴのスムージー」の作り方もご紹介しています。よろしければ参考になさってください。
パイナップルの酵素は優秀!
Pine+Appleで、パイナップル。日本式の発音で言えば、パイナッポー。
生で食べる派と、缶詰や加工品で食べる派で分かれやすい果物が、パイナップルです。
健康面でいえば断然、僕は生のままのパイナップルを食べることをおすすめします。
というのも、生のパイナップルには、「ブロメライン」というたんぱく質を分解する酵素がたくさん含まれているのです。この酵素はとても優秀で、新陳代謝や基礎代謝に加えて、肝臓の働きを良くする効果があります。
パイナップルの酵素パワーも優秀ですが、酵素+食物繊維のパワーもすごい!
パイナップルには食物繊維やビタミン類も豊富に含まれますから、美容・美肌効果が高いのは言うまでもありません。さらに食物繊維も豊富ですから、ヨーグルトなどの乳製品と一緒に食べることで、便秘の解消にも一役買ってくれます。
ただし、生のパイナップルには注意点も。
生のパイナップルを食べすぎると、口の中がイガイガしたような感覚になる人も多いかと思います。これは、「シュウ酸カルシウム」という成分が原因で起こる違和感です。これが嫌で、「パイナップルは生よりも缶詰派」という人も少なくないのではないでしょうか。
AppleとPineappleが大流行中
世界的に大流行中の「PPAP」。
日本国内でいえば、リンゴは通年で販売されていますよね。パイナップルも最近は、冬場でも生で売り場に置かれているのを見る機会が増えました。季節でいえば、リンゴの旬は秋。パイナップルは夏なので、冬場にパイナップルの食べすぎには少し注意が必要ですね。
パイナップルは夏の果物ですから、体を冷やす効果が高いため、冬に食べ過ぎると体を冷やしすぎてしまいます。熱々の鍋を食べたあとのクールダウンや、焼肉などのこってりとした料理のデザートに、リンゴとパイナップルをぜひ。
あくまで栄養面で話すのであれば、僕は生のままのAppleとPineappleをおすすめします。ピコ太郎さんのように陽気に、生のままのAppleとPineappleを容器に入れて「Ah〜!」っと勢いよく食べちゃいましょう。