新春早々放送されたダイエット特番に見入ってしまい、すでに何回もリピート再生している僕。
番組の企画内容は、見た目ふくよかな女性だけれど「痩せれば絶対にきれい！かわいい！」という女性を選抜。某アイドルユニットのように「総選挙」という形で、ダイエット前の体重から3ヶ月間のダイエットを経たあとの体重の比率を計算して、センターポジションを決めるという企画でした。
その企画に協力したのが、パパイヤ鈴木さん。彼は一時期「おデブタレント」として大活躍していましたが、大河ドラマへの出演が決まり、役作りのためにダイエットを決意した1人でもあります。
痩せた当時はダイエット本も出版し、1年間で33kgの減量に成功！ ですが現在は、少しリバウンドしてしまったようです。とはいえ、3桁あった体重を1年間で77kgまで落とした「ダイエット成功者」の1人であることは間違いありません。
ここで今回は、女性だけでなく男性も注目！ パパイヤ鈴木さんがダイエットに成功した理由と、リバウンドしてしまった理由を解明しようと思います。
あと本筋とは関係ありませんが、番組内でも使用されたAKB48の大ヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」、こちらの曲を振り付けたのも、パパイヤ鈴木さんでしたね。
パパイヤ鈴木さんのダイエット成功ポイント「食事の改善」
ダイエットする前、パパイヤ鈴木さんの体重は110kgあったそうです。当時、パパイヤさんと一緒にテレビ出演していたホンジャマカの石塚英彦さんが117kgなので、その恵体ぶりがわかりますね。
ですが、パパイヤさんは2年弱で33キロの減量に成功！
テレビで見せたその姿は、まさに“ビフォーアフター”状態でした。
そんなパパイヤさんがダイエットに成功した大きなポイントのひとつに、「食事の改善」があります。ダイエット前の好きなものを好きなだけ食べる食生活から、食事の内容を意識して制限を課したこと。これは、ダイエットにおいても重要な意識改革と言えますね。
さらに野菜中心の食事に切り替え、18時以降は食事をしないようにしていたそうです。気になる炭水化物――お米やパン類については、完全に食べないのではなく「量を減らす」という方法を選び、ストレスを軽減することに成功。
このダイエット中の「ストレス軽減」はとても大切なポイントであり、心身ともに無理のないダイエットを続けるためには必要不可欠な考え方です。
パパイヤ鈴木さんのダイエット成功ポイント「運動量の増加」
食生活の改善だけでなく、パパイヤさんはダイエット中に「ウォーキングを取り入れた」と、著書やインタビューなどで答えています。パパイヤさんの本業は振付師。自身も「おやじダンサーズ」を結成して日々体を動かしているので、一般的な成人男性よりも運動量は多いかと想像できますよね。
それでも、太る。健康状態が悪化する。
――だから、人間の体って不思議ですよね。
パパイヤさんは過去のテレビ番組で、健康面でさまざまな指摘を受け、「すぐに治療が必要」と言われたこともありました。ただ単に体を動かすだけでは、健康は維持できないということですね。
ダイエット中のウォーキングには、体の脂肪を燃焼させるだけでなく、もっと嬉しい効果があります。
それは、「空腹感を紛らわしてくれる」ということ。どうしても部屋で体を動かさずにいると、体の代謝は落ちてしまいます。さらにダイエット中で「食べ物を制限している」という暗い気持ちがあると、気持ちも沈んでしまいがちになりますよね。
そこで、ウォーキングを取り入れ集中して取り組むことで、空腹感を紛らわしてくれます。さらに体の代謝も上がりますから、脂肪の燃焼を促して痩せやすい体にもつながるという、理にかなった方法と言えるでしょう。
ちなみに、体のラインを整えるためには「筋トレ」が欠かせません。以下の記事でダイエットと筋トレの関係性について説明していますので、よかったら合わせてご覧になってみてください。
ダイエット成功者はなぜリバウンドしてしまうのか
大幅な減量に成功したパパイヤさんですが、リバウンドとダイエットを繰り返している現状もあるようです。リバウンドした原因も「食べ歩き系の仕事が増えたら太った」という、なんともシンプルなものでした。摂取カロリーと消費カロリーのバランスで、人間の体重は自然と増減します。
ですから、ダイエット中の食生活から普通の食生活に戻したことで、体重があっという間にリバウンドしてしまうことはよくあるんです。
パパイヤさんのように、仕事に応じて体重の増減が現れてきてしまうのは、ある意味で致し方ないとも思います。ですが、僕たち一般人は、滅多なことでは仕事の絡みで体重を増減させる必要はありませんよね。
本気でダイエットに挑み成功したあとは、リバウンドしないよう、食事と運動のバランスを意識した生活が大切になってきます。油断せず、継続的に取り組んでいきましょう。
