――美肌とは、決して女性だけのものではない。
男性も美しい肌を求める時代が近づいている。
……なーんて、どこかの格言風に切り出しましたが、もちろん僕が即興で考えた言葉です（笑）
さて、このブログでは過去にも、「女優さんのような肌になりたい！」「モデルさんのようなスタイルを目指したい！」といったような、「女性が美肌を目指す」ための話を何度もお伝えしてきました。
――でも、ちょっ！ 待てよっ！（※キムタクをイメージしていただければ幸いです)
「肌の美しさ」は万国共通。
男性でも女性でも、性別に関係なく「美しい肌」を持つ人は数多くいます。
そこで今回、僕が注目した「美肌」は、イチロー選手の肌です。
「なに言ってんだ！？ イチローといえば野球だろう！？」――と、そんなツッコミが聞こえてきそうな予感がします。でもね、きれいな肌にはそれなりに理由があるんですよ。
イチロー選手の現在は？
イチロー選手こと鈴木一郎さんは、現在43歳。日本のプロ野球では過去に、MVP・首位打者・打点王・盗塁王・ベストナイン・ゴールデングラブ賞など数多くの賞を獲得しました。
その後は海外へ拠点を移し、メジャーリーグへ移籍。そこでも日本同様にMVP・首位打者・盗塁王・シルバースラッガー賞・ゴールドグラブ賞など数多くの賞を受賞し、『世界のイチロー』の名を地球規模で響かせています。
現在は43歳になったイチロー選手ですが、彼の肌をよーく見てみてください。年齢を感じさせない、ハリのあるつややかな肌なんですよね。聞くところによれば、彼は日常生活のモットーとして、常日頃から「ストレスフリー」を心がけているそうです。
さらに、食に対してのこだわりは、本人が「オタク級」だと語るほど！
彼が重度の偏食であることは、インターネット上では都市伝説のように語られていますよね。有名なエピソードといえば、やはり「カレー」でしょうか。数十年に渡り、彼は朝食には必ずカレーを食べていました。しかし実は、最近はその食生活の習慣も変わってきたようです。
イチロー選手から学ぶ食生活
朝のカレーはやめ、現在は日本食を中心にした食生活にシフトチェンジ。カレーをやめた明確な理由は語っていませんが、イチロー選手はルーチンワークが好きなタイプです。彼なりに考えた結果、カレーよりも今は日本食……という結論にたどり着いたのだと想像できます。
また、朝食のメニュー以外の面でも、年齢と共に食生活にも変化が現れてきたというイチロー選手。例えば、20代のころは食後のデザートにピオーネを2房は食べていたそうですが、30代になってこの習慣はなくなったそうです。
ちなみに、ピオーネは巨峰ぶどうの仲間。皮の部分を差し引いても、1房で235gもの分量があり、カロリーも139kcal。これを毎日2房食べていたとなると、食後のフルーツだけで約280kcalを摂取していたことになります。
僕たちに毎日、2房ものピオーネを食べることのできる財力があるかどうかは別として、カロリーはもちろんのこと、果物に含まれる糖質も気になってくるところです。
そんなイチロー選手は、何に対しても「ストレスを溜めこまない」ことをモットーとしています。
年齢を重ねたことによって、「好きなものを好きなだけ食べる」のではなく「考えた結果、好きな物を食べる」生活へと変わったようですね。これが、イチロー選手が「体の中からきれいになった」秘訣のひとつであると、僕は考えています。
イチロー選手から学ぶ、ルーチンワークのメリット
イチロー選手が年齢を感じさせない肌を保っている理由のひとつに、彼が毎日欠かさない「ルーチンワーク」の存在があると僕は考えています。「ルーチン」とは、簡単に言い換えれば「お決まり」の行動を繰り返すこと。毎日決まった時間に、決まった内容を消化していくライフスタイルですね。
これって簡単なように見えて、実は相当ストイックかつ難しい生活習慣なんです。わかりやすくするために、僕たちの日常生活に置き換えてみましょう。今から書き出す文章の前に、すべて「必ず」をつけて読んでみてくださいね。
朝は決まった時間に起きる。起きて30分後には朝食をとり、身支度を整えて出勤。昼食も決まった時間に食べ、定時には会社を出る。そして夕食を食べて軽めの運動をこなした後は、お風呂に入って早めに就寝。
――ね？ 理想的な生活習慣ではありますが、これらすべての文章の前に「必ず」を付けると、実現するためのハードルが一気に高くなるのではないでしょうか。
ですがこの「ルーチン」にこそ、美肌を保つヒントが隠されています。というのも、肌のターンオーバーが行われるのは睡眠中です。ですから、「早めの就寝」によってゆっくりと体を休めて「朝も決まった時間に起きること」は、肌の新陳代謝を高めるためにも大切なわけですね。
加えて、そこに日本食を中心にした栄養バランスのとれた食生活が加われば、イチロー選手が40代とは思えないハリツヤのある肌を持っていることにも納得です。
実はイチロー選手については、過去の記事でもたびたびピックアップしています。よろしければ、こちらのトピックも一緒に読んでみてくださいね。
