いとうまゆさんをご存知ですか? 子育てをしている人にはおなじみの子供向け番組『おかあさんといっしょ』で体操のお姉さんをしていた方です。
というのも、僕の友達の子供がまゆお姉さんの時代にどんぴしゃでして、僕もよくその子と一緒に「ゴッチャ!」をしたものです。
……え? 何のことかわからない?(笑)
まゆお姉さんも引退し、今では一児の母なんだそう。ですが親戚曰く、まゆお姉さんは実は発酵食品のマニアらしいのです。それを聞いて興味を持った僕は早速、まゆお姉さんのブログを見てみることにしました。
すると、まゆお姉さん、とにかく発酵食品が大好き! すごい勢いで発酵食品を消費されている様子。さらには自家製の発酵食品や酵素ジュースを作るなど、思っていた以上の発酵食品マニアでした。
まゆお姉さんのお子さんは、どうやら未熟児として生まれたという話。そのお子さんが健康に過ごすためにも、発酵食品作りにさらなる情熱を傾けているようです。
(参考元:発酵食品はいろんな意味で美味しい!|いとうまゆオフィシャルブログ「食べて踊って旅をして」Powered by Ameba)
腸を元気にする善玉菌の驚きの効果とは?
話によれば、まゆお姉さんが発酵食品にこだわる理由のひとつに、「腸を元気にする」という目的があるそうです。たしかに、腸は“超”大事です! マジで!
腸の中には、多種多彩な菌が住んでいます。その数はなんと、100兆個も住んでいるのだとか! しかも腸内細菌をすべて集めると、総重量はおよそ1~1.5kgほどにもなるそうです。
「菌」というからには当然生きているわけで、自分の体重の1kg分は自分じゃない生き物であるということを考えると――何だか、変な気持ちになりますね。
さて、そんな腸内細菌は、「善玉菌」「日和見菌」「悪玉菌」の三種類に分類することができます。
日和見菌は、名前のとおり“日和見”しがちな菌。善玉菌が増えれば善玉菌の味方をし、悪玉菌が増えれば悪玉菌の味方をするという、まゆお姉さん曰く「スネ夫みたいなやつ」です。
一方で、悪玉菌が増えると善玉菌を減ってしまい、便秘になったり肌荒れを起こしたりといった悪影響が出てきます。
では、善玉菌が増えると、どうなるのでしょう?
具体的には、以下のような影響が現れます。
- お通じが良くなる
- 免疫力が高まり、体が丈夫になる
- 腸内でビタミンが増え、体調が良くなる
- 肌がきれいになる
こちらは、良いことばかりですね!
僕みたいな善人、それが善玉菌です!(爆)
子育て中でも簡単レシピで作れる発酵食品によって、体の中から健康に!
こんなにもすばらしい善玉菌を増やすための方法として、発酵食品を食べることはかなりおすすめです。
「でも、発酵食品なんて、作るのもめんどくさいんでしょう?」と眉をひそめた、そこの奥さん! そんなことはありません! 簡単な発酵食品を、まゆお姉さんが教えてくれましたよ!
▼ヨーグルトと味噌の簡単漬け物
発酵食品のひとつ、ぬか漬けは体に良いですが、ぬか床を毎日かき回すのは大変です。でも、簡単に漬け物を作る方法がありました!
それが、ヨーグルトと味噌を同量混ぜ合わせたなかに野菜を漬けた、簡単漬け物。ニンジンやパプリカ、キュウリなどを漬ければ、フルーティーでさっぱりした漬け物のできあがり! 2日目が特にマイルドでおいしいそうです。ぜひお試しください!
▼簡単漬け物をアレンジした料理も
いくら体に良くても、毎日漬け物だけじゃ飽きる……というあなた! このレシピで作ったものを、他の料理にアレンジして食べることもできるんです。
ヨーグルトと味噌で漬けておいた鮭を炊きこみご飯に使えば、おいしい鮭の炊き込みご飯が完成! また、漬けておいた大根などを細かく切ってチャーハンや野菜炒めに入れても、隠し味になっておいしいですよ。
いとうまゆさんおすすめの酵素ジュースとは?
他方で、まゆお姉さんは酵素ジュースもよく飲んでいるそうです。実はこの酵素ジュース、意外と簡単に作れちゃうのでおすすめです。
- 梅酒などを作るのに使う、密閉できる瓶
- ダイコンやニンジンなどの根菜、オレンジやキウイなどのフルーツ、小松菜などの青菜などお好みで
- 白砂糖(野菜1kgにつき1kg強が目安)
材料はこれだけ。砂糖は、発酵を妨げない白砂糖を選びます。瓶は洗って熱湯消毒し、野菜類もしっかりと洗い、それぞれを乾かします。農薬が残っていると怖いので、よく洗うようにしましょう。
薄く切った材料を瓶に敷き詰めたら、砂糖を載せます。材料と砂糖を交互に重ね、最後に砂糖をかぶせるようにしましょう。そうしたら、あとは放置するだけです。あまり寒いと発酵しませんから、冬場は暖かいコタツの中などに入れておきましょう。
シュワシュワと泡が出てきたら完成です。濾したシロップを炭酸水や水に薄めればおいしく飲めますし、酵素も補給できておすすめですよ!
腸内環境に関しては、以下の記事でも詳しくまとめていますので、よかったら参考にしてみてくださいね。