すっかり春になり、過ぎ行く季節が早く感じられる今日このごろ。「レインボーブリッジ、封鎖できませんっ！」という台詞でおなじみの映画が流行したのは、何年のことだったか――。
そんなことを思い出して検索してみると、なんと2003年でした。ああ、もう干支が1周以上しちゃってますね。なんとも、時の流れは早いと感じる次第です。
時代は移り変わりますが、人間の体は、実はそんなに変化していないんですよね。
たしかに、最近の子供の平均身長は高いそうですが、体重の平均値に関しては大きく変化していません。極端に痩せ型だったり、肥満体だったりという子供はいますが、その割合は、数十年前と比較して目立つほどの増減はないそうですよ。
そんなふうに考えると、長年にわたって多くの人の悩みのタネとなっている「むくみ問題」についても、ここらで本腰を入れて解決していく必要があると僕は思うんです！
そこで今回は、体の「むくみ」の原因を徹底追及。なぜ体がむくんでしまうのか、その原因と対策を探っていきましょう。
「冷え」の原因はさまざま
当ブログでは、過去にもむくみの原因や対策についてご紹介してきました。それでもなお、その原因を追究し、更新し続ける――これは探究心だけではなく、そもそも「人によって冷えやむくみの原因はさまざまである」からなんです。
例えば、「○○をしたら必ず体がむくむ！」というNG行為はたしかにあります。
わかりやすいのは、新幹線や飛行機といった公共交通機関での長時間の移動ですね。少しずつふくらはぎ付近が重くなり、時間が経つにつれて足がパンパンになった経験は、年齢・性別を問わず多くの人にあると思います。これこそが「むくみ」ですね。
これの主な原因は、「長時間にわたって同じ姿勢を保っていたことで、足の血流が悪くなった」からだと考えられます。いわゆる「エコノミークラス症候群」の症状ですね。
ですが、これはあくまで一例に過ぎません。
冷えとむくみは“ズッ友”
男女・年齢を問わず襲われる、体のむくみ。「むくみ」とは、簡単に言えば体の水分が過剰に滞っている状態です。だから、リンパの流れに沿って流してあげれば、むくみは解消します。
ちょっと曖昧な表現ではありますが、むくみの解消方法は、まず「むくんでいる箇所の原因を取り除いてやる」ことが肝要です。――とはいえ、この原因解明がなんとも難しいんですよね。
そういえば、若い子（と書くと語弊があるかもしれませんが）と言いますか、学生さんたちのあいだで一時期、「ズッ友」という言葉が流行していたそう。「ずっと友達」を省略して「ズッ友」だそうで……若者言葉についていくのは大変ですね（笑）。
でも、そうなんです！ この「ズッ友」の関係が、まさに体の「冷え」と「むくみ」の関係に該当します。
と言うのも、体が冷えていると、血流が滞ります。筋肉を燃焼する力も弱くなりますから、体の水分や老廃物を排出する機能が低下します。すると、体が少しずつ膨らみ、「むくみ」の症状が現れます。
特に、「冷え」を感じている女性の多くが、常日頃から「むくみ」と格闘しているそうです。一生涯の親友――と言えば響きは良いですが、悪い縁を自ら断ち切る勇気も必要です。
……そう。冷えとむくみの縁を切るのは、あなたの行動次第です。
冷えからくるむくみには、運動も効果的
冷え性を解決するためには、まず何よりも体を温める必要があります。加えて、食生活の改善も重要。――と同時に、忘れてはいけない行動があります。
それこそが、「運動」です。
……ほら、普段から運動不足を嘆いている、そこのあなたですよ！
むくみやすい体質というのはたしかにありますし、デスクワークなどで長時間にわたって同じ体勢で過ごしていると、人間の体は誰しも自然とむくんできてしまうものです。
そこで大切なのが、「筋力」です。
「足は第2の心臓」とも言われますが、ご自身の足をよーく見てみてください。そうですね……特に、ふくらはぎから足首にかけてがわかりやすいでしょう。――十分な筋肉がありますか？
「マッスルハッスル！」というレベルの筋力は不要ですが、適度な筋肉がなく筋力が弱まると、体の冷えやむくみが加速してしまいます。だからこそ、冷えを改善するためには運動も必要不可欠なのです。
他方で、「毎日のように運動するのは辛い！」という人におすすめしたいのが、簡単なマッサージ。運動は厳しくても、マッサージだったら続けられそうな気がしませんか？ 詳しい方法は、以下の記事をご覧ください。
