当ブログではこれまで、さまざまな栄養素についてご紹介してきました。ビタミン群にミネラル群など、それこそ口が酸っぱくなるレベルで。

 

――「酸っぱくなる」と言えば、クエン酸や梅干しの話もしてきましたね。過去記事をざっと読みあさっても、我ながら実にさまざまな栄養素を紹介しています。

 

ですが、この華やかな栄養素の世界において、なんだか「ビタミンD」って地味な存在だと思いませんか?

 

ビタミンCのようにさまざまな食品に含有されている栄養素ではないし、ビタミンB群のように特集されることも少ないビタミンD。そんな地味なビタミンではありますが、これももちろん、僕たちが生きていくためには欠かせない栄養素です。

 

ビタミンDってなんだか……地味?

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ビタミンDの働きとして有名なのは、「骨を強くする」ことですね。成長期のお子さんがビタミンDを補給すると骨を強く頑丈にしてくれるほか、骨粗しょう症の予防にも効果があると言われています。

 

それ以外でも、免疫力アップや循環器系の機能向上といった面でも働いてくれるビタミンD。さらに、男性には必須と言われている「テストステロン」を増やすためにも欠かせない栄養素です。

 

簡単に言えば、「テストステロン」は男性ホルモンに多く含まれている成分。「テストステロンの数値が減ると、男性としての魅力が減る」と言われるほどに重要なホルモンです。テストステロンの枯渇は、男性不妊の原因のひとつとも言われています。

 

ビタミンDは一般的な食生活で十分に補えている栄養素

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ビタミンD群を細分化すると、ビタミンD2~ビタミンD7まで6種類があります。特に重要なのが、ビタミンD2D3。ビタミンD2はきのこ類や魚類に多く含まれており、日本人の場合、普段の食事によって十分な摂取量を補えているそうです。

 

最近はヘルシー志向な人も増えていますから、日常的にきのこ類を食べている人も多いのではないでしょうか。しいたけ・しめじ・エリンギ・まいたけなど、きのこは種類も豊富です。腹が膨れるうえに低カロリーということで、女性にも人気です。

 

スーパーでの販売価格を見ても100円以下で買えることが多く、家計を圧迫せずに健康面を支えてくれる、万能食材と言えますね。

 

――問題は、動物由来のビタミンD3にあります。

 

日焼け対策が、ビタミンD不足を招いている!?

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話は変わりますが、そろそろ紫外線が気になるシーズンがやってきます。日焼けって厄介ですよね~。特に年齢を重ねるにつれ……いや、これ以上はお互いのために言わないでおきましょう(苦笑)。

 

近頃は男女問わず、入念に紫外線対策をしている人も多いという印象があります。日焼け止めは一年を通してマストアイテムになっていますし、夏場でも半袖シャツ一枚で外出するのを避けるようになった、という人もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

たしかに、紫外線の浴びすぎは皮膚や体に大きなダメージを与えます。ですが、日光を浴びなければ、ビタミンD3が作られなくなってしまうという弊害もあります。

 

というのも、ビタミンD3は人間の体内で作ることができる栄養素であり、過剰なUVカットがこの栄養素の作成を阻害してしまっているケースが少なくないのです。

 

――いやはや、何事も適度というのは難しいですよね。ちなみに、一日に必要な日光浴の時間は30分ほど。「どうしても日焼けをしたくない!」という人は、手のひらを1015分ほど日光に当てるだけでも効果がありますので、試してみてください。

 

「どうして手のひら?」と思うかもしれませんが、これにも理由があります。

 

人間の体のなかでも、手のひらは特にメラニン色素が少ない部位。なので日焼けのリスクが少なく、存分に日光浴を行うことができるというわけです。日焼けが気になる人は、長袖・長ズボンで完全装備の状態でも、手のひらだけは日光浴をするようにしましょう。

 

最後になりますが、ビタミンDはカルシウムのためにも必要不可欠な存在です。その理由については過去の記事で解説していますので、興味のある方はぜひ合わせて読んでみてくださいね。

カルシウムのために必要な「ビタミンD」を効率よく摂取する方法

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