桜が散り、梅雨を乗り越えれば、じきに夏がやってきます。はま通信を始めてから、もう何度目の夏になるのでしょうか。……そう、そろそろ、この話題を出すシーズンがやってきました。
みなさーん! 薄着になる準備は順調ですかー!?
僕はと言えば、毎日地道にダイエット道を突き進んでいます(笑)。
ああ……なんと悲しき中年世代!
待って! 濱本さんはもう初老だとか、悲しいことは言わないで!
痩せている=美しいとまでは言いませんが、健康の観点で見れば、「適正体重をキープしつつ3食しっかり食事をする」ことは大切です。その一方で、誰しも老いには勝てません。加齢と共に体の機能が衰えてしまうのは、仕方がないことなんです。
――と、体の代謝が落ちる理由を説明しましたが、言い訳ばかりしていると前に進めなくなりますよね。そこで今回は、改めて食事とダイエットについて取り上げてみようと思います。
2017年こそ「食べるダイエット」に挑戦しませんか?
美容業界には、毎年のようにブームがあります。ファッション業界に「今年は○○が流行する!」というトレンドカラーがあるように、美容業界にも流行があるんですよね。
最近ですと、プロテインを普段の食事と置き換える方法が流行っています。
ですが、僕がおすすめするのはその逆で、「1日3食しっかり食べるダイエット」です。と言うのも、単に置き換えるだけのダイエットでは、体重が落ちる「だけ」にとどまってしまうからです。
1食あたりのカロリーを極端に抑えれば当然、1日の総摂取カロリー量を抑えることができます。総摂取カロリーが少ない日が続きますと、体の中に蓄えてある脂肪などから栄養を補うようになるため、自然と体重は落ちていくという仕組みですね。
ですが、これは諸刃の剣でもあります。なぜなら、目標体重まで減量したあとは、徐々に普通の食生活に戻そうとするかと思います。すると、どうでしょう。よほど食生活や運動習慣に気をつけないと、人の体はすぐに太り、元に戻ってしまいます。
しかも極端なダイエットに取り組んだあとは、体が栄養不足状態に陥ります。そうなれば体は自然とカロリーを欲するようになり、ダイエットとリバウンドを繰り返すことになってしまうわけです。
だからこそ、食生活の根本的見直しを図るという意味でも、僕は「食べるダイエット」をおすすめします。
「食べるダイエット」のポイントは?
「3食しっかり食べていたら、痩せるどころか太っちゃう!」
世の中の女性たちからは、そんな悲鳴が聞こえてきそうですね。もちろん「食べるダイエット」と言っても、何でも好き勝手に食べていいわけではありません。
体のために、必要な物を、適切に。
この3つを守るだけで、いわゆる「大型肥満」と呼ばれている人であれば、体重は確実に減少していきます。
まずは、食材の料理方法について。ひとまず「揚げ物」を自重しましょう。とんかつ、から揚げ、野菜の素揚げも控えたいですね。
揚げ物と言えば、炭水化物(糖)と油(脂質)と食材の組み合わせですから、胃腸に負担はかかるし、自然とカロリーも高くなります。もし肉や魚類が食べたいときには、焼く・蒸す・茹でるといった形で、調理方法を工夫してみてください。
ドレッシングにも酵素パワーを取り入れよう!
体の代謝を上げるためには、体の中に酵素パワーを取り入れましょう。
野菜と海藻はダイエットの味方ですので、意識して食べるようにしましょう。少し手間はかかりますが、僕がおすすめしたいのは「手作りドレッシング」です。手間はかかりますが簡単に作れるので、秘伝のレシピをご紹介しますね。
準備するのは、大根・ニンジン・お好きなドレッシング、この3つです。
手間を惜しまない方には、ぜひともドレッシングも手作りに挑戦していただきたいのですが、毎日作り続けるとなるとしんどくなっちゃいますよね。だから、ドレッシングはお好きなものを使ってください。少しでも楽しましょう(笑)。
まずは、準備です。きれいに水洗いした大根とニンジンを、ゆっくりとすりおろしましょう。手でゴシゴシと地道に洗うのが嫌だという方は、フードプロセッサーやジューサーを使用するのも手です。その場合は、必ず「低速」を心掛けてください。
なぜかと言えば、大根に含まれている生の酵素は、熱に弱いという欠点があります。約48度を超えると、酵素が壊れちゃうんですよ。だから、高速で操作することにとって熱が加わってしまうタイプの機械で大根おろしを作るのは、NGです。
おろしたら、市販のドレッシングと混ぜるだけ。大根には、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼといった酵素が多く含まれています。これら十分に腸に届け、ダイエットの味方につけちゃいましょう!
せっかくなので、ダイエット中のイライラも食事で解消しちゃいましょう。イライラが止まらない原因は、実は食事に隠されているのかもしれませんよ?