ひさしぶりに質問をいただいたので、今回は(今回“も”ですね)真面目にお答えしようと思います。「酵素って、健康食品で補えるの?」という、ストレートな質問が飛びこんできました。
2017年に入り、美容・ダイエット業界も安定の酵素ブームが続いています。僕としては美容だけでなく、健康面でもぜひ酵素をおすすめしたい! ……のですが、酵素は種類も多く、人によってどれをおすすめできるかは異なってきます。
だからこそ、大前提として「どうして体にとって酵素が必要なのか」を知っておく必要があります。さらに今回は、食事だけで酵素を補うことが難しい理由や、健康食品で摂取することの是非なども、合わせてまとめました。
結論から言うと、「補えます」
まずは、結論から申し上げましょう。
「体に必要な酵素を健康食品で補えるかどうか」という質問ですね。
答えは、ずばり「Yes」。
酵素は、健康食品によって補うことができます。
僕の持論として、「サプリメント(こちらも健康食品の仲間として考えます)は、おかずの一部であるべき」だという考えがあります。体に足りない栄養素は、別の場所から補う。――ごくごく自然なことですよね。
「サプリメント」と聞くと、カプセルや錠剤の形状のイメージが強いためか、どうしても薬のように考えてしまいがち。ですが、サプリメントは薬ではなく、あくまで健康補助食品なのです。
手前味噌ではございますが、酵素サプリメントが気になっている方は、ぜひ『なかきれい酵素』をお試しください。実際に体感してみると、どのように体が変化していくかを実感できるかと思います。
酵素を体内で作れるようになって一人前
そもそも、酵素は体の中で作ることが可能です。――このように説明すると、「意外!」と言う人も多いんですよね(笑)。酵素は栄養素としてはタンパク質に分類され、体内の化学反応をサポートしてくれる存在です。
さらに酵素は、大きく3種類に分類できます。それが、「消化酵素」「代謝酵素」「食物酵素」の3つ。そのうち消化酵素と代謝酵素は、体の中で作られる酵素です。これらの酵素を作るためには当然、食事によって栄養素を補給しなければいけません。
食事をすると、さまざまな食べ物が胃に届き、腸などで吸収されていきますよね。このとき体内で消化のために使うのが、「消化酵素」です。アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼといった名前の酵素を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
消化酵素によって分解された栄養素は、「代謝酵素」によって体の中で働くようになります。
この酵素は、僕たちが何気なくしている「呼吸」でも使われています。ほかにも身近なところでは、肌の新陳代謝や老廃物(尿や大便ですね)の排出といった場面でも。究極的には、人間が生きているあいだ常に働き続けているのが、代謝酵素です。
酵素を健康食品によって補う理由とは?
体内酵素を増やすためには、「食べ物をよく噛んで食べる」「発酵食品を摂る」「生野菜をたくさん食べる」といった方法があります。
「食べ物をよく噛んで食べる」のは、日々の生活習慣として意識して取り組めるものですよね。一方でそのほかの方法に関しては、毎日続けるのは少々難しく感じられるかもしれません。
特に、野菜には旬がありますよね。場合によっては価格が高騰することもあり、健康のためとはいえ、1日3食、毎回のように大量の野菜を食べるのは、家計的にもなかなか厳しいという現状がります(僕もそんな消費者のひとりです)。
そんなときこそ、一定の値段で買うことができ、安定して摂取することのできる「健康食品」が、選択肢のひとつとして挙がってくるわけです。
基本的に、人間の体内に「酵素が増えすぎて困る」ということはありません。体内の酵素が増えれば代謝酵素の働きも向上し、ダイエットや血行促進といった効果が期待できます。
さらに腸内環境も安定しますから、便秘や下痢といった排便トラブルも徐々に改善されます。ぜひとも酵素の力を実感していただいて、体の中から“キレイ”を作り出していきましょう!
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