新緑の季節。みなさんは、学生時代の思い出ってありますか? ぼんやりと忘れてきたという人もいらっしゃるかもしれませんが、年齢と共に記憶力は低下するものなので問題ありません(笑)。

 

学生時代と言えば、春になると決まって実施されていた学校行事がありました。それが、「身体検査」です。今は「身体計測」とも言いますね。身長・体重・座高に加えて、体力テストなどもまとめて検査・計測していた記憶はありませんか?

 

それこそ、幼稚園・保育園のような幼少期から思春期に至るまで、最低でも年に一度は受けていた身体検査。これが社会人になるとグレードアップし、「健康診断」になります。さらに40歳を超えると、「生活習慣病予防検診」へと変化します。

 

そういった検査において、「少しでも良い結果を残したいけれど、健康診断まで日にちがない!」なんて方もいるかもしれません。そんな焦っているあなたに、ちょっとした朗報です。健康診断の結果を、短期間で「異常なし」にする方法があるのです。

 

あくまで緊急対応ですので、アラフォー世代の方は無理しない範囲で参考にしてみてください!

 

健康診断の敵は「アルコール」と心得よ

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「生活習慣病予防検診」では、生活習慣病の有無や、今の生活を続けていて生活習慣病を発症するリスクが高いかどうかを診断します。

 

ですので、健康診断で引っかかったらきちんと療養し、健康的な体を維持するよう心がけるのが理想です。本人の自覚がないうちに見つかれば、まだ治療する余地もあります。「ラッキー! これから健康になろう!」と、気持ちも切り替えられますよね。

 

一方では、さまざまな事情で「健康診断に引っかかりたくない」という人も多いのではないかと思います。そこで今回は、健康診断の2週間前から実践できる対策をご紹介します。

 

まず、普段から飲酒の習慣がある人は、アルコール断ちからスタートしましょう。健康診断で見られる肝機能や中性脂肪の数値は、アルコールの影響を受けやすいのです。

 

ちなみに、中性脂肪は食事の内容によっても上下しますし、食後2時間ほどで数値は上限値に達します。なので、中性脂肪については多少は数値がオーバーしていても、すぐに「異常」と判断できるかと言えばそうとも言い切れないようです。

 

また、肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれますが、自然治癒力の高さも特徴的な臓器です。毎日のように晩酌をする人や、どうしても付き合いで飲み会が多い人は、まずは1週間でも構いません。アルコールを断つことで、こうした数値を抑えられる可能性が高まります。

 

血糖値対策に効果があるのは、流行中のダイエット方法だった!

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次いで気になるのが「血糖値」ですね。空腹時の血糖値については、ある程度の対策が可能です。

 

ただし、すでに糖尿病の予備軍あるいは発症している人にはおすすめできない方法ですので、ご注意ください。「血糖値が高かったら怖いな~」という人を対象にした、簡単な対処方法となります。

 

1週間。難しい人は35日でも大丈夫ですが、「糖質制限ダイエット」に挑戦してみましょう! 実はこのダイエット方法、痩せるのがが目的でなくても、血糖値を下げる方法としても理に適っているんです。

 

血糖値を上げる要因は、食事中の「糖質」です。糖が過剰に体内に入ると、血液中の糖度が上がり、同時に血糖値も上昇し、これが下がらなくなると病気につながる――という流れでリスクが高まります。

 

だからこそ、糖質を制限した食生活に切り替えることは、血糖値の上昇をゆるやかにする効果が期待できます。ぜひ試してみてくださいね。

 

即効性がない項目もあることを理解しよう

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生活習慣病の有無を調べる健康診断だからこそ、なんとかして「異常なし!」という結果を下されたいものですよね。もちろん、どんな健康診断でも「異常あり!」が嬉しいと感じる人はまずいないでしょうが。誰だって、健康的な体が理想ですよね。

 

この健康診断ではさまざまな検査項目がありますが、数値を改善しようとした場合、最低でも3ヶ月は準備期間が必要な項目があります。それが、「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」です。

 

この項目で検査するのは、生活習慣病のひとつである「糖尿病」の有無。糖尿病と聞くと、血糖値の高さや尿糖が出ているかどうかといった、「糖」に関するデータを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

 

そんななか、あまり聞き慣れない「HbA1c」という言葉ですが、これは検査前12ヶ月間の血中に含まれる糖に関する数値。糖尿病を診断するうえでは、とても大切な数値のひとつなのです。

 

先ほども書いたとおり、検査前12ヶ月間の血中に含まれる糖に関する数値ですので、よほどの高血糖状態でしたら、食生活を2週間ほど改善するだけでHbA1cの値は多少下がります。

 

ですが、食事の内容を数日間ほど変えただけでは、この数値が劇的に変化するということはありません。これははっきりと言いきれます。このHbA1cのように、生活習慣病予防検診では即効性がない項目もあります。

 

やはり健康は、日々の努力から。
毎日の積み重ねこそ、健康への近道ですね。

 

生活習慣病の予防は、健康寿命を延ばすためにも大切です。では、「健康寿命」とはいったいどのようなものなのでしょうか? 詳しくは以下の記事で説明しておりますので、気になる方は合わせて読んでみてください。

健康寿命を延ばすために生活習慣病を知ろう

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