あなたは、ダイエットに取り組んだことがありますか?
僕はといえば、これまでにいろいろな方法を試してきました。食事の量を減らしたり、運動をしてみたり――一口に「ダイエット」と言っても、その方法は実にいろいろあります。
今回はそのなかでも、「炭水化物ダイエット」についてご紹介!
「炭水化物ダイエット」とは?
「炭水化物ダイエット」の方法はシンプルです。それは、読んで字のごとく「炭水化物を抜く」こと。しかしその一方で、「炭水化物はNGだけど、それ以外はどれだけ食べちゃってもOK!」ともされており、意外に極端な考え方を持っているダイエットでもあります。
炭水化物といえば、お米・パン・麺などの代表的な食品ほか、サツマイモやカボチャといった根菜類にも多く含まれています。そのため、これらを食べないようにしようと考えると、必然的に「主食を抜く」ことになります。
炭水化物ダイエットは、「炭水化物以外の食べ物は好きなだけ食べてOK」という簡単さも相まって、世間的にも人気のあるダイエットのひとつ。普段は当たり前のように炭水化物を食べている人が大多数でしょうから、それを食べないようにすることで、効果も出やすいようです。
炭水化物ダイエットは危険!?
ところが、一部では「炭水化物ダイエットは危険だ」という噂も聞きます。なぜでしょうか?
そもそも炭水化物は、人間が生きていくために必要な五大栄養素のひとつです。主に脳を働かせたり、筋肉や臓器などのエネルギーになったり、人間の体内で大切な役割を果たしています。
そんな炭水化物は、「糖質」と「食物繊維」の2種類に分けられます。糖質は体内でブドウ糖に分解され、脳などのエネルギー源となりますが、摂りすぎると脂肪として蓄積されてしまいます。そのため、「炭水化物は摂りすぎると太る!」と言われているわけですね。
たしかにそのとおりではあるのですが、ブドウ糖が減ると、脳を働かせるエネルギー源が足りなくなってしまいます。結果、集中力が続かなくなったり、肝臓機能が低下したり、疲れが抜けにくくなったりと、体にさまざまな悪影響が出てきます。
美容面では肌荒れを起こしやすくなるほか、髪のコシやハリも失われやすくなります。そしてなにより怖いのが、「リバウンドしやすい」ことですね。体に負担がかかるため、とても長期的に続けられるダイエットとは言えません。
正しいダイエット方法で痩せよう
このようなリスクもある炭水化物ダイエットですが、やり方さえ間違わなければ問題ありません。
まず大前提として、炭水化物を「完全に抜く」ことは避けましょう。あくまで「量を減らす」のがポイントです。例えば、ごはんをよく噛んだりゆっくり食べたりすると、満腹中枢が刺激されて食べる量を減らすことができます。
もちろん、ダイエットに臨む際には食事だけでなく、生活習慣も整えることも大切。規則正しい生活を心がけ、適度に運動することで、ダイエットのみならず健康や美容にも良い影響が現れてきます。
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