松嶋菜々子さんといえば、『家政婦のミタ』ですよね!
いや~、あのクールな表情、最高です。
松嶋さんは2人の娘さんを持つ母親ですが、2人も子供がいるなんて考えられないくらいお美しいですよね。肌もきれいで、昔と変わらない体型を維持されています。いったい、どのような方法でその美しさを維持しているのでしょうか?
松嶋さんは実は、出産後に和食中心の「小鉢ダイエット」なるものを実践していたそうなんです。
第一子出産後、わずか4か月で現場復帰を果たしましたが、その際にダイエットに挑戦し、なんと1か月で7kgも痩せたのだとか。今回は松嶋菜々子さんが行っていたという、和食中心の「小鉢ダイエット」についてご紹介します。
「小鉢ダイエット」の効果とは?
この「小鉢ダイエット」では、特別な食材を食べ続けたり、何か運動をしたりはしません。「和食中心の食事を小鉢に盛りつけて出す」というだけの、シンプルなダイエットです。
日本には、主食のごはんとみそ汁、そして主菜と副菜を小鉢に分けて食べる、「一汁三菜」という食文化があります。一汁三菜スタイルは、バランスよく栄養を摂ることができるだけでなく、ダイエットにもつながる食事方法なのです。
この一汁三菜を基本とした小鉢ダイエットが効果的な理由には、以下のような点が挙げられます。
- 小鉢に盛りつけることで量が可視化されるため、食べ過ぎを防止できる
- いろいろな食材を食べることで満足感が得られる
- 小鉢の料理を少しずつ食べることで食事に時間がかかり、早食いにならない
- 和食はヘルシーでダイエット効果が高い
食事を和食中心にし、食事の出し方を変えるだけで、ダイエット効果が得られるわけです。
和食中心の生活で体の調子もよくなる!
また、和食中心の食事スタイルにすることで、体の調子がよくなるという副次効果もあります。
というのも、和食はもともと野菜や魚が中心の食事です。ほうれんそうのお浸しや切り干し大根の煮物、魚の煮つけなど、健康的なレシピがたくさんありますよね。みそ汁の具に野菜をたくさん入れることで、さまざまな栄養をまとめて摂ることもできます。
このように、和食中心の食事スタイルでは自然と野菜をたくさん食べることになりますから、ビタミン類や食物繊維を豊富に摂ることにつながります。
ビタミン類をしっかり摂ることができれば、体内の免疫力が高まったり、お肌の調子がよくなったりという効果が期待できます。さらには、食物繊維を摂ることで腸内環境が改善され、お通じもよくなります。
和食中心の食事スタイルにすることで、体の調子はどんどんよくなっていきます。そもそも、美しさを維持しながらダイエットをするためには、体を健康的に保つことは基本中の基本。カロリーが低くヘルシーな和食は、ダイエットにぴったりの食事スタイルなのです。
小鉢ダイエットのポイントとおすすめレシピ
最後に、小鉢ダイエットにおすすめのおかずをいくつかご紹介。
ビタミン類や食物繊維が豊富な、葉物や根菜類を多く摂るのがおすすめです。
- ひじきの煮物
- ほうれんそうの胡麻和え
- きんぴらごぼう
- 切り干し大根の煮物
- わかめときゅうりの酢の物
- たくあんなどの漬け物
これらのメニューには、ビタミン類や食物繊維が特に豊富に含まれています。たくさん作ってタッパーなどに詰めて保存しておけば、毎日作らなくても、小鉢中心の食事を手軽に食べることができます。
また、小鉢ダイエットをする際には、よく噛んでゆっくりと食べるのがポイントです。よく噛んで食べることで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを避けられます。早食いはダイエットの大敵ですからね……。
また、主食の白米を玄米に変えるのもおすすめ。玄米にはビタミンやミネラルなどが豊富に含まれていますし、ちょっと固いので、よく噛んで食べることで満腹感を得られます。ぜひ試してみてくださいね!
和食に興味を持った方は、秋田の郷土料理の「いぶりがっこ」もおすすめです。