日々の疲れを癒すため、しばしば温泉に行くという人は多いのではないでしょうか。
僕も温泉は大好きです。
いいですよねえ……温泉。
温泉には疲れを癒してくれる効果がありますが、美肌効果も期待できます。
そこで今回は、温泉の美肌効果や入り方、ケアの仕方などをご紹介します。
温泉の美肌効果とは
温泉の効能といえば、さまざまな種類の体の痛みを和らげるというものが代表的ですよね。神経痛や筋肉痛、うちみやくじき、痔などに効能があります。
そして欠かせないのが、美肌効果です。
温泉の泉質にはさまざまなものがあります。なかでも「三大美人泉質」と呼ばれる「硫黄泉」「硫酸塩泉」「炭酸水素塩泉」が、特に美肌効果が高いと言われています。
硫黄泉は、独特な匂いが有名な泉質ですね。角質を除去してくれたり、血行を良くしてくれたりする効果があります。ほかにも、便秘解消・代謝向上などのデトックス作用も期待できます。
硫酸塩泉には保湿効果があり、コラーゲンの生成をサポートします。肌のハリやうるおいを促し、アンチエイジングに効果があると言われています。また、鎮静作用があるため、乾燥肌にありがちなかゆみを抑制してくれます。
炭酸水素塩泉は、まるで美容液のような泉質です。鎮静効果や古い角質を取り除く効果があります。肌がなめらかになるので、「美肌の湯」と呼ばれることが多い泉質でもありますね。
美肌を目指す温泉の入り方
せっかく温泉に入るのなら、もっと美肌効果を高めたいですよね!
そこで、おすすめの温泉の入り方をご紹介します。
まず、温泉に入る前には、必ず水分補給をしましょう。温泉に入ると代謝が良くなり、汗をたくさんかきます。それが美肌につながるわけですが、体内の水分が急速に失われるので、注意が必要です。脱水症状を起こさないよう、忘れずに水分補給をしましょう。
また、メイクは落としてから温泉に入るようにします。お出かけということでメイクをしたまま入る人もいますが、入浴前のクレンジングは必須です。せっかくの温泉効果を肌に浸透させるためにも、メイクはしっかり落としましょう。
体や髪を洗うときには、普段より優しく洗います。というのも、温泉の成分は汚れを落としやすくする効果もあるので、いつもより洗いすぎてしまう可能性があるためです。強くこするとかえって肌荒れの原因になるので、注意が必要です。
最後に、温泉に来たからといって、あまり長い時間にわたって浸かるのはよくありません。合間に休憩を挟みつつ入ると良いですね。ただ、あまり休憩の時間が長いと体を冷やしてしまいますので、5分ほどがベスト。休憩時も、しっかりと水分補給をしてくださいね。
入ったあとはケアも忘れずに
温泉で美肌効果を得るためには、浸かっているあいだだけでなく、入ったあとのケアも大切です。普段の入浴後よりも入念にケアしましょう。
温泉から出る際にはシャワーで洗い流すなど、いわゆる上がり湯をする人が多いですよね。ですが、これはせっかくの温泉成分を流してしまうものですので、あまりおすすめしません。
温泉の成分は、お湯から上がったあとも2、3時間ほど効果が持続すると言われています。硫黄泉や酸性泉の場合、刺激が強いこともあるので上がり湯が必要ですが、そうでなければ、シャワーのお湯で上がり湯をするのは控えましょう。
さっと流したい人は、温泉のお湯を桶でかけると良いですよ。浴槽のお湯がなんだか嫌だな、と感じる人は、湯口から出るお湯を使いましょう。ただし熱いので、少し冷ましてから使うのがおすすめです。
そして忘れてはいけないのが、「保湿」です。入浴後の肌は乾燥しやすくなっています。なるべく早く、体全体を保湿してあげましょう。化粧水や乳液などを使った顔のケアはもちろん、ボディオイルで全身を保湿してあげてくださいね。
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