3月3日に行われる東京マラソンに参加されるランナー、もしくは残念ながら選考漏れしてしまったランナーたちにお勧めしたいマラソン大会が「神奈川マラソン」です。
この大会はハーフマラソンではありますが、東京マラソンの一ヶ月前に行われるため、出場者にとっては力試しができる大会です。また選考漏れした人にとっては日ごろのトレーニングの成果を発揮できる大会でもあります。まだエントリー募集しているので参加してみてはいかがでしょうか。
神奈川マラソンを走るメリットについて
フルマラソンやハーフマラソンは各大会特色を出していて、他の大会と違うという強みがあります。神奈川で行われる「東日本国際親善マラソン」は相模原の米軍基地を開放して5kmやハーフマラソンの大会を開いています。その他、各地の特産品である果物をエイドステーションでふんだんに提供しているという大会もあります。
今回紹介したい大会は「神奈川マラソン」です。この大会の特徴はなんといっても東京マラソンの一ヶ月前に行われる大会ということ。10キロの部とハーフマラソンの部がありますが、今回はハーフマラソンの部に焦点を絞って紹介したいと思います。
ある程度トレーニングを重ねているランナーの場合、ハーフマラソンのタイムの2倍+10分がフルマラソンのタイムだと言われています。例えば「東京マラソンで4時間を切りたい」というランナーがいれば、ハーフマラソンでは1時間55分が目標タイムの目安となります。(ランナーによってスピードタイプ、スタミナタイプがあるため1時間50分くらいで走れるとかなりの確率で4時間を切れると思います)。
東京マラソンに選考漏れしてしまったという場合でも、2倍+10(4時間を大幅に遅れてしまうランナーはもっとプラスする必要がありますが)すれば、東京マラソンに出たとしたらどれくらいのタイムを出せるのかということがわかります。選考漏れに落胆している人も、「神奈川マラソン」で力試しをしてみてはいかがでしょうか。
そして、もう一つこの大会の特徴を挙げるとしたら、学生ランナーが多く参加するということです。箱根常連校のランナーも多数出場しているので、目の前でセミプロレベルの走りを見ることができるのです。
ハーフマラソンは参加しやすい
次にハーフマラソンに参加することについて紹介したいと思います。
東京近郊でのフルマラソンの大会はエントリー当日に申し込まなければエントリー漏れになるというケースが多いです。私が毎年参加している「つくばマラソン」も、出場するのが非常に困難でネットがパンクし、電話とネットを使って何とか出場枠を確保するという状況です。
しかし、ハーフマラソンは募集開始からしばらくたっても定員に達しない場合が多いので、フルマラソンと比べてエントリーが簡単。敷居は低いとみてもらって大丈夫です。
ところで、まだマラソン大会に参加したことがない人はハーフマラソンをどのようにとらえているでしょうか。「ハーフ」とついているから「なんだフルの半分か」と思う人もいるかもしれません。ですが、フルマラソンほどでないにせよ達成感はあり、周りのあなたを見る目は変わると思います。
10キロマラソンという場合は、距離が頭にきているから何となく想像ができてしまいます。「ハーフマラソン」や「フルマラソン」は距離が頭にないから「とてつもなく長いモノ」と思われがちです。走らない人にとってなおさらそう感じられます。
マラソンは自分との闘いという人が多いですが、「他の人に自慢ができる」子供に「お父さんはハーフマラソンを完走したんだ」と誇った気持ちを持つのも楽しいものです
自分の勲章の一つとしてハーフマラソンを走ってみてはいかがでしょうか。
1に練習、2にペース配分、3に栄養
最後にハーフマラソンを走りきるコツについて紹介したいと思います。
私は1に練習、2にペース配分、3に栄養という言葉を掲げています(ちなみにフルマラソンの場合1に練習、2に練習、3に練習と言いますが)。
まずマラソンですので練習がモノを言います。運動神経のよしあし関係なく、ある程度練習をした人は100%完走できる走力を身に着けることができます。
次にペース配分です。激しいトレーニングを重ねてもハイペースで突っ込めばガス欠を起こします。完走はできますが後半ボロボロになるのは目に見えています。
最後に注意したいのが栄養です。いくら練習をしてペース配分が完璧だったとしても栄養バランスが悪いとこれまたガス欠を起こします。
よく食べることが重要ですが、マラソンでタイムを出すにはウェイトコントロールも必要です。バランスよく食べ腸内環境を整えることで無理なく(と言っても最終的には無理をしているわけですが)いいタイムでゴールすることができます。
腸内環境を整える上で私が重宝しているのは酵素です。「なかきれい酵素」というサプリメントを愛用し、大会でベストタイムが出るよう努めています。
一般的にフルマラソンでは「1キロ減るとタイムが3分縮む」と言われています。その原理で行くと、ハーフマラソンでは1キロで90秒短縮することができることになります。
自分に合ったサプリ(私は巷では酵素が比較的軽視されがちなので、酵素押しをしていますが)を見つけましょう。そして、まずはハーフマラソンを完走し、自分の勲章を一つ作ってみることを提案したいと思います!
writer:ソーキチ
「継続は力なり」「とりあえずやってみる」をモットーに人から教わらずまずは挑戦してみるタイプのアスリート。12年前にランニングを初めて、7km走れた段階でフルマラソンに挑戦しようと思い何も考えずにエントリーした結果撃沈。それでもめげずに走り続け、サブスリー達成。今ではトライアスロンにも挑戦中!