デリーで、いろいろあったあげく、日本大使館に到着。
ここでパキスタンとイランのビザの取得情報を得て、
その後、パキスタン大使館とイラン大使館へ、
この二つは確か近くにあり、徒歩でいったように思います。
無事申請がおわり、パキスタンの情報を積極的に得るために、
デリーのメインバザールで、パキスタン帰りの旅人と
飲みにけーしょん。
すると、みんなが口を合わせていうのが、
「おまえはパキスタンではもてる、おまえはほられる」
パキスタンは旅人の間では、どうもホモが多いことで
有名らしく、みんな言わく、僕は彼らが好む顔やスタイルをしているらしいのです。
あまりにみんなが口をそろえていうので、日に日に不安をましていくのですが、
さらにその不安をあおる出来事として、
大阪で、バスに乗っているときに、男の人に股間をわしずかみされた経験や、
西宮のラウンジでバイトしているときに、男の人に指名されて抱きつかれ、本気で
くどかれた経験などから、みんながもてると言ってくることに、
妙に自信もあったりして。
しかも、パキスタンのホテルは忍者屋敷のようになっており、
壁がくるっとまわって、男がでてくる。
タンスの引き出しから、男がでてくる。
など、ほんまかいなという情報が、ほんまの体験者ありで
伝わってきて、もう不安は絶好調に達していくのでした。
そんななか、デリーの公園を昼間散歩していると、
耳かきどうですか?と言いよってくる人がいて、
このたびに耳かきを持ってくるのを忘れてしまった、
僕としては、とても引きつかれ、お願いしたところ、
とても気持ちよくうとうとしていると、
なんとその耳かき職人から衝撃の発言が飛び出したのでした。
「追加料金はらわねーと、鼓膜やぶるぞ!」
おーまいごっと、ほんまに油断もすきもありません。
この場は、どうすることもなく、金で解決するのでした。
そんなこんなでつづく。