世の中が便利になった弊害??
コンビニが日本進出したのは40年ほど前といわれていますが、それから一気に世の中が便利になった気がしませんか。24時間いつでもお店が開いていて、お腹がすいたらコンビニやスーパーにいけば、お惣菜やごはんがあります。
マツコデラックスの番組でコンビニのお惣菜がバラエティに富み過ぎている!おいしすぎる!っていう番組をやっていましたが、「たしかに!」ですよね(笑)特にセブンイレブンのお惣菜、最近は美味しすぎます!今回はそれらに「ちょっと待った!」とかける記事を書くつもりなのですが、のっけから劣勢です(笑)
「ちょっと待ったモード」に入りますね。これらの食品には、食品添加物がたっぷりと入っています。食品添加物は、調味料や保存料、着色料、酸化防止剤、甘味料、香料といったものです。お母さんが作るおかずは、少しくらい色が悪かったりしても気にしないのに、買ってくるおかずは、やっぱりおいしいそうな色をしたものがいいのです。
さらに、買ってきたものの中には栄養を高めることが目的で、食品添加物が使われている場合があります。一般的に、日本人が摂取する食品添加物の量は年間4kgとわれています。これは、1日に換算すると約10gです。
食品添加物の中には、必ずしも体に害を及ぼすものとは限りませんが、自然のものではないので、何らかの影響がある可能性は否定できません。環境ホルモン作用についても分かっていないことがありますし、複合的な影響もあるかもしれません。
世の中が手軽で便利になったことで、僕たちはなにも考えずに、コンビニのおにぎりをぱくつきます。しかし、おにぎり1個にも10種類の食品添加物が含まれています。ちょっとしたことの積み重ねで、添加物の摂取量が増えてしまっています。
過ぎれば何でも毒になる
添加物は安全なのか、それとも毒なのかという議論は専門家に任せるとして、気にしなければならないのは、添加物の摂取量が適切かどうかということです。
どんな食品であれたくさん摂れば毒になり、適量を守れば安全です。では、安全な量は、どのくらいなのでしょうか。そして、それはどうやって決めるものでしょうか。
食の安全において様々な実験を通して、何の害もない安全な量が決められています。この摂取量が、無毒性量といわれているものです。そして、無毒性量の1/100の量を一日摂取許容量と呼んでいます。
僕たちが、一日に安全に口にできる量ということですね。この量の範囲内であれば、一生摂取し続けても害にはなりません。日本の法律では、人間が一日に安全に使える量を無毒性量の1/100と定めています。これは、普通に食事をした時に摂ることになる摂取量の範囲内です。
健康によいからといって、それだけを多量に摂ると毒になります。例えば、ビタミンCを過剰にとってしまうと、肝がんリスクが高くなるという実験結果があります。
添加物は、体によいものとは限りません。ですが、適切な摂取量を摂れば大丈夫ですし、どんなによいものでもたくさん摂り過ぎると毒になります。
食品添加物の摂取量を減らすには
まず考えるべきは、添加物の中でも、天然添加物を選ぶようにするということです。僕たちが摂取する食品添加物は減ることがありません。では、少なくするためにはどうしたらいいかといえば、手作りに限るのです。手作りすることが少なくなれば、食品添加物の摂取量も増えいくのは道理ですね。
ということは、うちごはんをベースにして、加工食品の購入を少なくすると自然に添加物の摂取量は減っていきます。さらに、手作りに必要な食材をしっかりと選べばさらに効果的です。
そのうえで、摂取した添加物を体内でリセットしましょう。そのためには、酵素の補給が不可欠です。添加物の分解には、普通よりも多くの酵素が使われてしまいます。
酵素を効率よく摂るには、発酵食品を食材に選ぶのがいいですね。発酵食品には、酵素がたっぷりと含まれているだけでなく、酵素の活性化により、消化や吸収がよりスムーズになります。
発酵食品と酵素に関しては、より詳しく、こちらの記事でもフォーカスして紹介していますので、こっちの記事もぜひとも参考にしてくださいね。
なにはともあれ、「過ぎたるは厄災あるのみ」が正しい認識です。何事も適量を心がけて、健康な毎日を送りたいですね!