洗顔は石鹸がいいと言われている理由
暑さや湿度やらで汗をびっしょりとかいてしまう日も多いこの頃、みなさんは朝晩の洗顔、どれくらいの気を使っていらっしゃいますか?
僕は酵素屋さんで、発酵食品の良さを伝道していく事を生業としていますが、薬局で色々なサプリなどの新商品をリサーチしに行く際には、どうしても石鹸のコーナーをみてしまうんです。
そうなんです。僕は石鹸が大好きなんです。
チューブタイプで使いやすい洗顔フォームをショップでは多く見かけますが、それよりも感じる事は、「洗顔石鹸って、置いてある量は少しでも、とにかく種類が多いなあ」という事です。
東急ハンズとかに行くと、凄いと思いませんか?石鹸の種類の多さ。
あれ、男子だって結構テンションが上がってしまう人多いと思いますよ。
僕が健康サプリを扱っているからかどうかはわかりませんが、とにかく色々な原材料から色々なパッケージで作られている石鹸が沢山売られていると、なんだかテンションが上がってしまうんです。
でもふと思った事があります。
「洗顔石鹸は、お値段もピンキリ、成分もピンキリ。となると、美肌効果もピンキリなのでは?」
そうです。今回はそのあたりの疑問に差し込んでいきたいと思っています。
膨大な種類が売られている洗顔石鹸の中には、無添加で肌だけでなく環境にもいいと言われている洗顔石鹸もあれば、泡がもこもこっとできて、優しくスキンケアをすることができる石鹸もあります。
いったいぜんたい、どれを選ぶのがいいのでしょうか。
意外と同じようなお値段のものが多いのが、洗顔フォームですね。洗顔フォームは、汚れの落ちが強いと言われています。洗浄力が強いので、肌の弱い人や、乾燥などの肌トラブルをもっている人にはあまりお勧めできません。
その点、洗顔石鹸であれば、洗顔フォームに比べて洗浄力は落ちますが、肌トラブルを抱えている人でも適度に洗顔をしてくれて、肌への刺激も少ないですね。
これは、洗顔石鹸の多くが、天然の植物などから抽出された天然由来のものを主成分にしているからだと言われています。
肌にやさしい石鹸での洗顔で美肌になりたい
肌に優しい石鹸は使いたい、そしてもちろんきちんと汚れを落として美肌ケアをしたいというのはわがままなのでしょうか。いいえ、もちろん上手に石鹸洗顔をするテクニックはあります。
基本的なところでいえば、清潔な手で洗顔をすることです。最初にするのは、手を洗うこと、ここからスタートです。手が汚れていると細かで優しい泡が出にくくなります。
次に、石鹸を使う前に、ぬるま湯で顔を洗います。軽く洗うだけでも顔の汚れは取れてくれます。
そしていよいよ石鹸の登場です。便利な洗顔ネットを使ってきめの細やかな優しい泡をたっぷりと作ります。まるでホイップクリームのような感じに思えるのがいいですね。その泡を顔に載せていくのですが、洗うというよりも泡を転がすようにします。この時にできるだけ肌に指がつかないようにするのがポイントです。
最後に、丁寧にすすぎをします。特に髪の生え際や、顎のラインなどに泡が残る場合がありますから、すすぎ残しが内容に時間をかけてしっかりとすすぎます。
これでさっぱりと洗いあがったお肌になります。できるだけ柔らかいタオルでこすらずに水分を吸い取ります。
どんな石鹸を選べばいい?石鹸選びのポイント
さあやるぞと思った時に迷ってしまうのが、石鹸選びです。美肌を作るための石鹸選びですから、まずは、自分の肌を知ることが大切です。しかも今の肌の状態を知ることです。いつもの洗顔石鹸では、今はもう合わないかもしれません。加齢による変化や、生活環境に変化で肌はどんどん変化しているからです。
今、自分の肌の状態がどうなっているかは、洗顔後の肌を見ればわかります。これ、面白い実験ですから、ぜひともやってみて下さいね。
少しだけ我慢して以下の方法を試してみてください。洗顔後5分ほど何もつけないで放置しておくんです。その際、顔全体でべたついてくる場合はオイリー肌、逆につっぱってくる場合は乾燥肌、部分的に違う場合は、混合肌です。
無添加の石鹸は、刺激が弱いのでだれでも使えると思いがちですが、敏感肌や乾燥肌の人には向きません。こういった石鹸には保湿成分が少ないからです。そういう人は、申し越し保湿成分を含んだ、センシティブタイプがいいですね。
このように一概に洗顔石鹸と言っても、含まれている成分によって肌への影響も変わります。しっかりと成分を確認することが大切です。
ハンズで嬉しくなってテンションだけ上がってしまった時は、この記事の事を思い出してみてください。
欲しい石鹸(パッケージが可愛い・匂いがいい!)を選ぶ気持ちもわかりますが、まずはお肌へのフィット感を基軸にして石鹸を選ぶ事をしてみてくださいね。
ただし、石鹸だけフィットするものを使っていても美しい肌は手には入りません。「モデルみたいな美肌をめざす!決め手は3つのビタミンの必要性」等の記事もまとめていますので、複合的なアプローチで素敵な美肌を手に入れるようにしてくださいね。