美肌のスキンケアといえば、なんといっても保湿
中国人の観光客の「爆買い」がたびたび話題になる昨今。僕もたまに中国に出張に出かけるのですが、仕事関係の知り合いの中国人女性からよく頼まれます。
「資生堂のスキンケア化粧品を買ってきてもらえませんか?」
スキンケアというか、美肌に対する女性の思いは万国共通なのでしょうが、おもしろいのは、「資生堂の化粧品」と限定して頼んでくるところです。
他のメーカーのスキンケア化粧品でも良いものはたくさんあるのに、中国人の女性は「資生堂の!」と念を押してきます。
資生堂のスキンケア化粧品といってもいろいろなブランドがありますので、「どれが良いのですか?」と聞くと、「よくわからないから、資生堂なら何でもいいから」とこのように返ってきます。
そう言われると、化粧品には疎い我々男性陣は困ってしまいます。
結果、妻に「どういうのが良いのか?」と聞くと、「誰にあげるのよ!?」とあらぬ嫌疑をかけられる僕であり。。。
頭が痛くなるので、この辺で本題に入りましょう(笑)
美肌を維持したい、美肌になりたいと思っている人はたくさんいます。そんな人がスキンケアで口を揃えて言うのが、保湿。保湿がしっかりできていればなんとかなるのが、スキンケアですよね。
でも、「どうして保湿なのだろう」と思うことはありませんか?
保湿はスキンケアの基本だと言われていますが、それにはもちろん理由があります。保湿によって肌が柔らかくきれいになるだけでなく、いろいろなストレスやトラブルから肌を守ってくれるバリア機能も持っているのです。
肌が乾燥してしまうと、そのバリア機能が低下して肌トラブルをひきおこしたり、老化の原因になったりします。ですから、肌は常に保湿されていることが大切です。
健康な肌の水分量は、肌角質に25%前後の水分がある状態だと言われています。20%を切ると、肌は乾燥した状態になります。そのためスキンケアでは、この20%を切らないようにするわけですね。
保湿に関するスキンケアは冬が注目されやすいですが、実際には、冬も夏も同じくらいケアをしなければなりません。特に夏場は、汗ばむからと洗顔はしっかりと行うのですが、スキンケア自体に手を抜いてしまいます。
「とりあえず汗を流してしまえ!」という僕のようなタイプは、乾燥に注意です。
美肌のスキンケアは、洗顔の仕方もポイントが高い
じゃぶじゃぶ洗うということで言えば、洗顔の仕方はスキンケアの結果に大きく影響を与えます。クリームや美容液などでしっかりとスキンケアをしていても一向に効果がない人は、ここがポイントです。
そもそもスキンケアは、美肌を継続させることが目的であって、「そのときにさっぱりするからオッケー!」というものではないですよね。そう考えると、スキンケアにも地道さが重要です。
もちろんしっかりと汚れをとることは大切ですが、親の仇のようにゴシゴシと洗っては、その汚れが乗っている肌を痛めてしまいます。洗顔は、優しく優しくすることが大切です。
肌は乾燥や紫外線によって、常に外からのダメージを受けています。その上、洗顔でダメージを受けていては、いくら良い化粧品を使っても追いつきませんね。角質を傷つけないように、気を付けてスキンケアを行います。
角質が傷ついてしまうとシミや炎症を起こし、その結果、色素沈着につながってしまいます。そうなる前に、優しさをもって洗顔をするようにしましょう。
スキンケアで大切なターンオーバー
肌を清潔にして、保湿もばっちりとなれば、スキンケアは終わり――だと思ったら、大間違いです。肌は、常に新しい細胞で作られています。つまりターンオーバーです。これによって肌のトラブルが修復され、乾燥した肌は、新しいみずみずしい肌へと変わってくるのです。
肌を清潔にしたり、保湿に気を付けたりするのは、新しい生まれたての細胞で肌を敷き詰めたいからですよね。いつまでも古い細胞で肌を維持したくはありません。理想は赤ちゃん肌です。
ターンオーバーは黙っていても行われますが、より活発によりスキンケアを意識して行なうためには、普段からのケアを外からだけでなく、内側からも行う必要があります。そのためには、少しなりとも食生活を意識したり、生活のリズムを変えたりすることも大切です。
今回は外からのケアに関して掘り下げましたが、中から肌ケアを考える記事も参考にしてみてください。「モデルみたいな美肌をめざす!決め手は3つのビタミンの必要性」も必読です。
体の中からきれいするには、酵素の働きは欠かせませんよね。しっかりと酵素を利用して、美しい肌作りをしてみませんか?
たっぷりの発酵食品を使った食事を心がけ、バランスの良い野菜を摂取することで、肌は内側からきれいになっていきます。体内をきれいにすることも、肌に直結したスキンケアなのです。