大根は効率で効果の高い食材

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9月も下旬になり、日中も涼しくなってきましたね。

 

『ひるおび』のお天気キャスターの森さんが「今年は冷夏」と言っていたので、暑がりな僕は密かに期待をしていたのですが、その期待を見事に裏切る灼熱っぷり。まるで熱帯の国にでもいるような暑さで、体調を崩してしまっている方も本当に多かったですね。

 

商売柄、僕は健康には人一倍の気を使っていますし、酵素屋さんですから、サプリの酵素は欠かさずに体内に摂り入れるようにしています。おかげで暑さが苦手な僕でも、今年の夏も夏バテ知らず。

 

一回浴びるほどビアガーデンでビールをがぶ飲みしてしまったところ玄関で力尽きて寝てしまい、翌日下痢をしてしまった以外(奥さん、ごめんなさい……)、一回もお腹も壊さないで夏を越すことができました。

 

そうそう、僕が夏バテ知らずでいられるのも、日頃の食生活に秘密があると思っているんですよ。

 

今回はそんなわけで、免疫力を高めてくれる、僕も積極的に摂るようにしている食材についてご紹介していきたいと思っています。

 

ウイルスや病原菌が体に入ると、体内では戦いが勃発します。その結果、病気にならないうちに体が元の状態に戻っていくのです。これが「免疫力」です。体内には白血球、マクロファージ、NK細胞が存在し、これらがタッグを組んで、異物をやっつけて感染を防ぎます。

 

よく子供向けにいかにもベタなバイキン君の絵が出てきて説明されるシーンがありますが、あのイラストは本当にわかりやすいですよね。

 

免疫力を高めるには、これらの細胞が常に最大限の力を発揮できるようにしておくことが必要です。これが「抗酸化」です。つまり、細胞の酸化を防ぐことが肝要になります。

 

抗酸化作用のある食品はいろいろとありますが、その中でも、日本で古くから親しまれてきた野菜と言えば、大根です。大根のピリッとくる成分は、その抗酸化作用で身体への有用性が昔からよく知られている、イソシアシアネイトという物資です。

 

イソシアシアネイトは、大根の皮の間に多く含まれていますので、可能でしたら大根全体をきれいに洗ったあと、皮ごと食べる工夫をすると良いですね。

 

さらに大根には、ジアスターゼという消化酵素がたくさん含まれています。摂った食事をすぐに効率よく消化してくれますので、代謝のアップにつながります。昔から大根おろしをさまざまな食事で添えていたのは、このような機能があるからです。

 

日本の先人の知恵には本当に頭が下がります。どこかのテレビ番組のように、外人さんが「やっぱりジャパニーズはすごいわ!」なんて言い出してもおかしくはありませんね。

 

長いもはすらずに食べて効率アップ

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ヌメリのある食べ物は、昔から免疫力を高める食材として重宝されてきました。そのひとつである長芋は、そのヌメリに「ムチン」と呼ばれる、たんぱく質の分解を助ける成分が含まれています。

 

長芋には、ムチン以外にも消化酵素がたっぷりと含まれていますので、食べ物の消化や吸収を助ける働きがあります。そのため、古くから新陳代謝を上げる食物と言われてきました。抗酸化成分も含んでいるので、さまざまな効果が長芋ひとつに期待できます。

 

これらの成分を100%生かすためには、大根とは異なり、すりおろさずに摂取することが大切です。――よく考えてみてください、大根はすりおろしていますが、長芋はせん切りで食べることが多いですよね。これも、昔の人たちの知恵なのです。

 

長芋のせん切りの免疫力をさらに上げる食材としては、鶏肉を一緒に食べると良いですね。また、抗酸化成分を含む海苔を散らして、わさびを混ぜて食べると、より高い効果が得られます。

 

定番の健康食物はやっぱり納豆

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健康的な食材として欠かせない大豆製品の中でも、納豆には、特に健康的な成分がたっぷりと含まれています。

 

納豆に含まれるイソフラボンには、胃がんを予防する成分が含まれており、強い抗酸化力を持っています。イソフラボンが体内に入ると、女性ホルモンに似た働きをして、代謝を良くする効果も期待できます。

 

さらに納豆には、ビタミンK2という、骨にアプローチする成分も含まれています。これはカルシウムが骨に沈着するのを助け、骨を丈夫にします。骨が丈夫になると、基礎体力がアップしますので、自然と免疫力も上がります。

 

余談ですが、僕は難しい資料や論文のようなものを書く前には決まって、納豆とアンコを一緒に食べます(笑)これ、脳には最高の栄養になるようで、筆の進み具合が異様なほどに良くなります。

 

身体にも良い納豆ですが、実は頭にも良いんです。この食べ方を特許にして一儲けしよう……と思ったことがあるんですが、弁理士さんに鼻で笑われてしまいました。

 

まあ、そんなことはどうでもよくて、とにもかくにも、納豆のすごさですね。

 

納豆は、毎日摂ることができる手軽な健康食品として親しまれてきました。植物性たんぱく質も豊富で、よく混ぜてネバネバにして食べることで、さらに効果を高めることができます。

 

また、消化の良い食品だということも大きいですね。たんぱく質の消化吸収を助ける長芋と納豆の組み合わせは、ネバネバのペアとして味の相性も悪くありません。むしろ美味しい。

 

そういえば、肝心要の味噌に関して触れるスペースがなくなっていました(というか、味噌のすごさについては、「もうお腹いっぱいよ~」という読者の方が多いかと思いまして)。

 

味噌パワーに関しては、「味噌汁から語る知られざる味噌の効能効果」にまとめてありますので、そちらも参考にしてみてくださいね!

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