本日は、ひさしぶりに「腸」の話をしましょうか。
腸の話題を振るのも、“超”ひさびさとなりますね。
僕は酵素屋かつ健康オタクで、それから野球が好きなダンディーおじさん(自称)であると思っています。過去に体重が20kg近く太ってしまった経験もあるからこそ、ダイエットをがんばる皆さんに何度でも言いたいことがあります!
それは、腸内環境の正常化。
食事制限や運動をがんばっている人の中には、ダイエットの効果が実感できないという人も意外といるのではないでしょうか。
痩せない理由はさまざまですが、中でも腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが悪い人は、ダイエットの効果がなかなか現れないという傾向にあります。
だから、何度でも何度でも立ち上がり、僕は叫ぼうと思います。
「腸内環境の正常化こそ、ダイエットの要です!」
Dreams come true。通称、ドリカム。
そう、夢や願いは叶うのです!
ダイエット向けの体を手に入れるため、まずは腸内環境を整えましょう。
冬の腸は超ピンチです!
冬と言えば、みなさんは何を連想しますか?
忘年会、クリスマス、正月、鏡開きなどなど、食に関するイベントもたくさんやってくるシーズンですよね。
となると、必然的にいつもの食事よりも量を多く食べてしまったり、ついつい揚げ物中心のメニューになったりしてしまいがちです。パーティーシーンでは、ビールや焼酎、ワインや日本酒と、いろいろなお酒を嗜んでしまう日も増えるでしょう。
それだけなら、四季を問わずによくあること(いや、あまりにパーティーが多いのも食生活に問題あり)ですが、冬場は特に、腸が超ピンチを迎えます。
というのも、冬の食卓を彩る定番メニューと言えば「鍋料理」が挙げられます。
「特別な鍋を~あなたにあげる~あったかいんだから~♪」なんて、流行語大賞にノミネートされた歌を口ずさみつつ、温かい鍋を頬張る。飲み物はもちろん、キンキンに冷えたビール。空調は暖房が効いているので、体に寒さは感じません。
――よくある忘年会などのワンシーンですが、温かい食べ物と冷たい飲み物が同時に入った胃や腸には、大きな刺激と負担が加わります。さらに効き過ぎた暖房の影響で、少しでも寒い場所に行くと、体に強い温度差までもが振りかかります。
すると、人間の体はストレスを感じ、急に腹痛を起こしたり、腸が悲鳴を上げたりしてしまうのです。こんな状態が続くと腸内環境が悪化してしまい、ひいては痩せにくい体につながってしまいます。
乳酸菌+オリゴ糖はセットで摂取
腸内環境を整えるための大きな味方として、「乳酸菌」と「オリゴ糖」の存在があります。
僕たち人間の腸内には、善玉菌と呼ばれる「腸の動きを整えるための常在菌」がいます。反対に、体に悪影響を与える悪い菌が悪玉菌となります。
生まれたばかりの赤ちゃんの腸内には善玉菌しかいないというエピソードは有名で、成長するにつれ、生活習慣や食事の影響で腸内に悪玉菌が誕生するのですね。ああ……生まれたての赤ちゃんのように、可能であれば善玉菌だけの腸内になりたい……。
大人の腸内は、善玉菌と悪玉菌のバランスが良ければ、体に大きな影響を及ぼすことはありません。もちろん、善玉菌が多ければ腸内環境も改善されますから、まずは善玉菌を増やしましょう。
そこで登場するのが、乳酸菌とオリゴ糖です。
腸内で働く善玉菌のエサとなるのが、この2つなのです。
腸内環境の正常化+ダイエットの強い味方は?
腸内環境の正常化がダイエットへの近道だと、僕は常々考えています。腸内の悪玉菌が多いままの状態でダイエットを行なっても思うように結果は出ず、「意味なしダイエット」になってしまうこともあると、以前に当はま通信でもお伝えしました。
「意味なしダイエットに要注意!腸内環境が良くなきゃダイエットにならない訳」
腸内に直接、乳酸菌やオリゴ糖を届けつつ、ダイエットの天敵である空腹感を紛らわすために最適な食べ物には、どのようなものがあるのでしょう?
僕のおすすめは、「ヨーグルト」です。
いわゆるトクホ(特定保健用食品)の認定を受けているヨーグルトの中には、腸に直接、乳酸菌を届ける効果が期待されるものもあります。栄養価も高く、腸内環境を整えるためには最適です。
ヨーグルトと言えば、冷たいまま食べる人も多いですが、電子レンジなどで軽く温めて食べる「ホットヨーグルト」もおすすめです。
カルシウムの吸収を促し、太りにくい体質になると言われています。ただし、あまりホカホカに温めすぎると、熱に弱い乳酸菌が死んでしまいますので、温めすぎにはご注意を。