自称「健康オタク」の僕ですが、たまに無性に食べたくなるものがあります。
そう、「カップラーメン」です。
みなさんにも、こんな経験はありませんか?
早めに夕食を済ませてしまい、23時頃になると小腹が空いてしまって、「何か食べるものはないかな~」なんて家の中を物色。するとキッチンの片隅に、お湯を注ぐだけですぐに食べられる、急いでいるときの救世主がいるじゃありませんか!
――それこそが、カップラーメン。運命の再会です。
何はともあれ、カップラーメンは持ち運びに便利ですし、お湯を注ぐだけで簡単に食べられる点もポイントが高いですよね。
しかし、若かりし頃(もうオジサンと呼ばれる歳であるという自覚はあります)は普通に食べていたカップラーメンですが……いやはや、今の年齢になると、少し事情が変わってきます。
食べている間は「うまい!」なんて舌鼓を打ちますが、食べ終わったあとには罪悪感が襲いくる。体に悪いことをしてしまった……なんて、後悔することもしばしばあります。
もちろん、決してカップラーメンのすべてが悪いと否定するわけではありません。けれども、カップラーメンを食べたあとに罪悪感を感じる人が多いのも、これまたひとつの事実です。
そこで今回は、カップラーメンを食べたあとの、「体に悪いことをしてしまった」という罪悪感をなくす方法を考えてみました。
お腹が空いて食べてしまったものは、仕方がありません。そこで気持ちを切り替えて、「あ~美味しかった」と締めくくろうではありませんか。
スープは飲まない!
なぜ人は、カップラーメンを食べると罪悪感に悩まされるのか。
僕なりに考えた結果、まずひとつ思い浮かんだことがあります。
それは、「スープ」の存在です。カップラーメンのスープって、かなり味付けが濃くなっていますよね。つまり、塩分も脂分もスープにぎゅっと凝縮されているわけです。
最近は減塩タイプやローカロリータイプのカップ麺も増えていますが、カップラーメンのスープと麺をすべて食べてしまうと、一食あたりの塩分量は5~6gになるそうです。
しかも、塩分の多くは「スープ」に含まれています。塩分は大量に摂りすぎると「むくみ」の原因にもなりますし、内臓にも負担をかけてしまいます。
ですから、「スープは飲まない!」と決めておけば、少しは心が楽になるのではないでしょうか。
特にお酒を飲んだあとのラーメンって、格別においしいですよね。つい食べて「やってしまった!」なんて思わないための考え方を、以下の記事でも紹介しています。あわせてどうぞ。
「飲んだあとの夜中のラーメン「やってしまった」と思わないために」
体に良さそうなものを選ぶ
罪悪感を抱いてしまう一番の原因としては、「なんとなく体に悪そう」という一般的な印象によるものが大きいという実感があります。
カップラーメンは、確かに早くてうまい。ですが、先ほどご紹介した塩分や脂分の話に加えて、保存料や着色料といった食品添加物も気になるところ。長期保存ができるということは、そのための「添加物」が含まれているということでもあります。
そこで、罪悪感を減らすために、少しでも体に良さそうなものを選ぶようにしましょう。
例えば、減塩タイプのカップラーメン。「少し味気ないかな?」なんて思うかもしれませんが、これなら体への負担が少ないと考えれば、ちょっぴり罪悪感も減りますよね。
また、カップラーメンではなく、いわゆるスープ春雨などの「ローカロリーのカップ麺類」を選ぶのもいいですね。濃厚なガツン系のカップ麺と比較すると、味に少し物足りなさを感じる人もいるかと思います。
ですが、味のさっぱりさも手伝って、「あまり体に悪いものを食べていない!」と考えやすいはず。普通にカップラーメンを食べるよりは、罪悪感なく食べられるはずです。
開き直る!
身も蓋もない単語が登場しましたが、体に悪いことをしてしまったという気持ちを最高になくす方法は、「開き直り」です。
食べてしまったものは仕方ない。
――そう、開き直りの精神も大切なのです。
一日くらい体に悪いことをしても、後日、挽回してしまえば大丈夫。
「はっはっは~、今日は寝る前にカップラーメンを食べちゃったな~。ま、明日から挽回するか」
これくらい楽な気持ちで生活しているほうが、ストレスも感じられずに健全です!
もちろん、毎日カップラーメンを食べる生活は不健康以外の何物でもないので、「たまーに食べるのはセーフ」くらいの軽い気持ちでいることを、僕はおすすめしたく思います。