とりあえず乳酸菌飲料を自分で作ってみよう

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「乳酸菌飲料」と聞いてまず思い浮かぶのは、やっぱり「カルピス」! カランコロンと氷を鳴らしながらグラスで飲むと、目にも耳にも涼しげに感じる、夏の定番ドリンクですよね。

 

でもせっかくですから、自分でおいしい乳酸菌飲料を作ってみませんか?
……え? いろいろと材料をそろえて作るのはめんどくさい?

 

そんな人でも大丈夫!
例えば、とっても簡単な乳酸菌飲料、ラッシーの作り方を見てみましょう。

 

ラッシーと聞いて「名犬?」と答えたあなたは、きっと素敵なアラフィフ世代(笑)。ここでご紹介するのは、カレーを食べに行くとメニューに載っている、あの「ラッシー」です。さっぱりとした口当たりが、カレーを食べたあとによく合いますよね。

 

作り方はいたって簡単!

 

ヨーグルトに水を加えて、かくはんするだけです。
もっと簡単に説明すると、ヨーグルトに水を加えて、ジューサーにかけるだけ。

 

――ね? とっても簡単でしょう?

 

お好みで甘みをつけたり、レモンやフルーツジュースを加えたりすると、いろいろな味が楽しめます。いつものヨーグルトに飽きたとき、軽く乳酸菌飲料を取りたいときなどにぴったりの飲み物です。

 

牛乳を利用して乳酸菌飲料を作ってみよう

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「おいおい!かき混ぜるだけで『作った』はと言えないだろう!」というツッコミがきそうなので、もう少し複雑な乳酸菌飲料の作り方もご紹介しますね。

 

今度は材料も少し増えて、牛乳200cc、乳酸50ml、クエン酸小さじ1、水小さじ2、そして、好みの量の砂糖または人口甘味料。乳酸とクエン酸はあまり見慣れないかと思いますが、実は薬局で手に入ります。

 

まず、牛乳を鍋に入れて、いったん沸騰させてから60度以下に冷まします。残りの材料を鍋に入れ、混ぜあわせることで乳酸菌飲料の素ができます。これを水で5倍から6倍に薄めると、少し酸味の効いた乳酸菌飲料の完成です!

 

せっかくですので、さらに料理っぽい作り方をもうひとつ。

 

こちらは、乳酸菌飲料を種にして発酵させる方法です。材料は、スキムミルク60g、好みの量の砂糖または人口甘味料と、生菌タイプの乳酸菌飲料65cc、リンゴ果汁100%のジュース500ccです。生菌タイプの乳酸菌飲料には、ヤクルトがおすすめ。65ccは1本分の量です。

 

これらをすべてひとつの鍋に入れ、泡だて器でよく混ぜながら中火で加熱し、沸騰したら弱火にして、5~6分さらに加熱します。熱湯で殺菌ずみの容器に移して、容器を水の張ったボールにつけ、45度まで急冷させます(雑菌が入らないよう蓋をしておきましょう)。

 

冷めたら生菌タイプの乳酸菌飲料を加え、37度くらいの温度で半日程度、発酵させたら完成! 冷蔵庫で冷やしてから飲むとおいしいですよ。

 

玄米から乳酸液をつくって、乳酸菌飲料にしよう

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最後は、有名人をはじめ、多くの人が注目している「玄米」を使った乳酸菌飲料です。

 

玄米の表皮の部分には、実はたくさんの乳酸菌が生息しています。思わず「人口過密かよ!」とさま~ずにツッコまれそうなくらい。――ということは、この玄米を発酵させてしまえば、「究極の乳酸菌入り特別エキス」ができあがってしまうという寸法。

 

あとは簡単、この「濱本特性(勝手に特性にしてます(爆))乳酸菌特別エキス」に豆乳を混ぜ込んであげれば、某セブン-イレブンでも売っていてもおかしくないような立派な乳酸菌飲料を作れてしまうのです。これ、かなりおすすめですよ!

 

材料は、玄米1~2合、水500ml、黒糖大さじ1、粗塩小さじ1。まず、熱湯消毒したボウルに玄米と水を入れ、同じく熱湯消毒したスプーンで軽く混ぜて、一番とぎ汁を作ります。これに黒糖と粗塩を入れてからペットボトルに移し、蓋をして、シェイクシェイク。

 

そのあとは、基本的には室温で3~4日、状況を見つつ、最大でも1週間ほど放置します。次第に液が発酵してきて、甘酸っぱい匂いがしてきたら、乳酸菌液のできあがりです。

 

ちなみに、この段階で異臭がしたら、なんらかの雑菌が入ったと考えられますので、捨ててください。残念ですがやり直しましょう。

 

できあがった乳酸菌液に、同じ分量のリンゴジュースなどを入れれば――なんということでしょう。なんと、乳酸菌たっぷりのお洒落でおいしい乳酸菌飲料ができてしまったではありませんか(劇的ビフォーアフター風)。

 

そのほか、バーテンダーにでもなった気分で、いろいろな野菜ジュースと混ぜてみるのもおもしろいかと思います。ゴーヤーはちょっとキツかったですかね(汗)。ぜひ研究してみて、「バイキング」の取材か何かを受けられるようにまでなってください!

 

このように、中には時間がかかるものもありますが、手間はさほど必要としないものばかりです。

 

重要なのは、熱湯殺菌をきちんと行うこと。菌を扱うので、どうしても雑菌の繁殖は気になってくるポイントです。特に梅雨の時期は、菌の繁殖力が1年の中でも格段に上がりますので、ご注意を。

 

乳酸菌のすごさは、テレビ番組でもよく取り上げられています。「世界一受けたい授業で味噌と乳酸菌が絶賛!」でご紹介していますので、ぜひあわせてご一読ください。

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